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教育エビデンス最先端。
最もよく作る料理、カレー。
男の料理なので、
一度に大量につくって
何日にもまたいで食べます。笑
大事なのは、トッピングの変化。
チーズ、海老カツ、納豆などが
筆者の必勝パターン。
おススメのトッピングがあれば
教えてください♪
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
筆者はこれまで
教育ほど多種多様な選択肢があるものは
他にないと常々語ってきました。
一方で、
2000年以降から、
教育におけるエビデンスが蓄積されてきて、
「正解」とは確定できなくても、
大まかな方向性としては
かなり効果が期待できる教育が
大分絞られてきています。
にも関わらず、
世間で行われている教育は
エビデンスの重要性がなかなか反映されません。
なぜか。
それは、
教育が経済に浸食されている側面が
存在するからです。
もちろん、
非常に効果的な教育を行っている
私立や塾も存在すると思うのですが、
そちらの業界は業界で
自分たちの雇用を守らねばならず、
あらゆる手段で、
「如何に自分たちが行っている教育が重要か」
を語り、
揺さぶってくる面があります。
だからこそ、
大人一人ひとりが
どのような教育が効果的なのかを
知っておくことが重要。
それも、
根拠やエビデンスがあるものだと
好ましいかもしれない。
なぜなら、
教育は目に見えた成果が分かりづらく、
将来どうなるのかという姿は
時間が経過しないと分からないから。
今回は、
そんな教育効果に関する内容に
より深く突っ込んでいけたらと思います。
楽しんでいただけるとうれしいです。
「何でもできる子」の正体
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かなり初期の頃に、
以下のような記事を書いたことがあります。
小学校教員を10年やっていると、
毎年クラスに必ず2~4人程度
「何でもできる子」が存在します。
そして、
経験が蓄積されてくると
「何でもできる子」の共通点が
存在することに気付いてくる。
この記事では、
以下の4点を共通点として挙げています。
▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢
❶ 自分なりの目標をもち、達成するまでやり切る
❷ 素直である
❸ 間違いやできないことをそのままにしない
❹ 何に対しても楽しんで取り組める
▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢
❶に関しては、
周囲と比較しない自分だけの目標を立て、
しかも目標の設定値が秀逸であることが
共通して見られます。
❷は、
「我」を挟まずに素直に吸収できつつも、
自分なりの工夫も加えて
教わったことを昇華できる面があること。
❸は、そのまま。
しかも、
誰かに強要されるわけではなく、
自分がやり遂げたいから
「そのままにしない」ことを選択する。
❹も、本当に共通します。
例えば、
きついマラソンのような行事であっても、
「え~」とか言いつつ、
「でも、自己タイム更新が楽しみ!」と
すぐに切り替えることができる。
上記の記事では、
そのような子どもの保護者に
共通して見られる姿勢も挙げています。
以下の4点です。
▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢
■ 子どもの考えを聞く/否定しない
■ 約束を守る
■ 「なぜやるか」を共有している
■ 子どもにとことん付き合う
▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢
詳しく知りたい方は、
上掲の記事を読んでみてください。
このような教育方針は、
結局はある力を重視して育てていると言えます。
それが、
「非認知能力」です。
非認知能力の広まり
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非認知能力の重要性は、
海外から少しずつ流れてきましたが
中室牧子さんの『学力の経済学』で、
一気に日本にも広まりを見せた気がします。
当時は、
筆者が所属するNPOも、
中室さんを講師に招いて直接お話を聞きました。
闘う教育経済学者といった感じで、
我がNPOと属性が同じだと感じたことを
覚えています。笑
『学力の経済学』の中では、
教育投資効果が最も高いのが
就学前の段階のアプローチであり、
それも、
非認知能力に焦点を当てたプログラムが、
認知能力(学力)のプログラムよりも
将来の年収や幸福度に
大きな影響を与えることが述べられています。
非認知能力の内容については、
以下にまとめてあります。
(これもめちゃくちゃ初期の記事ですが)
さて、
そんな中室さんが
最近新しい著書を出しました。
膨大な時間をかけて集めた
世界中の教育に関する論文の中から、
厳選されたデータを万遍なく用いてまとめた
教育効果を追究した本。
『科学的根拠で子育て』。
この中から、
一部の情報をピックアップしてみます。
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