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数字や成果では測れない価値

「付加価値が重要だ」

安く大量の生産・消費を
転換しなければならないと、
そのようなことを唱えられることが
多くなりました。

改めて、

「付加価値」

という言葉がプッシュされていますが、
世の中はもともと、
付加価値のオンパレードである気がします。

何も商売やビジネスだけに限らず、
私たちは付加価値で囲まれた世界に生きている。

そんな視点を生かすことができれば、
ビジネスだけではなく、
人生をより豊かに過ごすこともできると思います。

この記事では、

「付加価値とは何なのか?」

というテーマに、
迫っていきます。

何かお役に立つことがあれば、
幸いです。



平の担任でい続けることの価値

教員の世界では、
ある程度の経験を重ねていくと、
昇進する機会がやってきます。

これまでの時代の流れ的には、
特に男性に、
昇進の話がやってきていました。

昇進し、学級担任ではなくなり、
教務主任、教頭、校長と、
責任ある立場に上がっていくと、
自然と周囲より多くの仕事をこなすようになります。

教務主任はそこまでですが、
一応、給与にも差が出る。

これは、
責任の比重と共に、
給与も違いが生まれるので、
周囲から見ても分かりやすい違いの生まれ方です。

そんな中、

「自分は管理職に向かないから」
「子どもの傍にい続けたいから」

と、学級担任に留まり続ける教員も存在します。

人によって理由はそれぞれですが、
そのような方々は、
40代、50代となっていくにつれて、

段々と周囲の視線が厳しいものになってきます。

なぜなら、
同じ40代50代の昇進した人たちは、
より多くの仕事、より多くの責任を負っているからです。

「あなたは同じ年代だけど、その分何をするの?」

決して誰も言葉にはしませんが、
そのような空気感は確実に存在します。

今までの時代的に、特に女性は、
昇進しなかったとしても、
その分子育てにエネルギーを注いだ人が
多くいます。

ご病気などで、
やむを得なかった場合も、
「仕方ないよね」といった雰囲気になります。

そんな中、どれにも傾倒しなかった人は、

「子育てをメインで行ってきたわけでもなく、昇進をするわけでもない。あなたは何をしてきたの?」

ということを問われるのです。

この時に、

「なんでずっとやってるの?」

若干疎まれるような空気が生まれるタイプと、

「この人はずっと平で担任をやっていてほしい!」

周囲から歓迎されるタイプに、
見事に分かれる気がしています。

その違いを生むのが、

「付加価値」

です。

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