「恩感力」あなたはありますか?
本日で7月終了。
2024年の後半戦も、
早くもセカンドステージに突入しようとしています。
月末こそ1ヶ月の振り返りをし、
次に生かす時間を設けるとき。
しっかり振り返っていきたいです。
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
人生を成功させるために
必要なものとして、
恩を返す力というものがあります。
あなたの周りにいる、
うまくいっている人、
温かい方々に囲まれている人は、
きっと受けた恩を忘れない人ではないでしょうか。
誰しもが、
自分が直接助けてもらったのならば、
その人にお返ししようとは思うでしょう。
しかし、
恩を感じる力が高い人は、
あらゆるところから恩をキャッチします。
まさしく
「恩感力」
です。
今回は、そんな
恩を感じる力を解説していきます。
楽しんで読んでいただけると、
幸いです。
恩を感じるとなぜうまくいく?
あなたは、
「この人には恩返ししたい!」
と思ったことがある人がいますか?
人間は、
恩を返したいと思うと、
不思議な力が出てくる生き物だと
筆者は思っています。
10年にわたる教員生活で、
最も印象に残っているのは、
やはり初任時代です。
初めて受け持った子どもたちのことは、
強烈に脳裏に焼き付いています。
なぜか。
それは、
まだ、駆け出しで、
授業なんか形にすらもなっていない上に、
何もかもが分からない筆者のことを、
ずっと支えてくれたことに、
強烈な恩を感じていたからです。
筆者は初任時代の子どもたちは、
「教え子」ではなく、
「恩人」だと思っています。
当時は、
全ての台詞を一言一句書き出して、
授業をしているという状態。
台詞が書いてあるノートを
必死に見ながら授業する頼りない筆者を、
素晴らしい姿勢で聞いてくれていた子どもたち。
全員ではなかったですが、
そういった子たちが、
クラスの雰囲気をよい方向に引っ張ってくれたのです。
よって、筆者の心にあったのは、
「恩返しがしたい」
の想い一択でした。
3学期は、
毎日夜中の2時や3時まで作業をし、
手作りの思い出のアルバムを作成していました。
プレゼントをつくるのに、
100時間以上かかってしまい、
お金も10万円ぐらい使ってしまったと思います。
とにかく、
もうこれで別れというのが耐えられなく、
最高の贈り物をして、
恩返しをしたかった。
そんな時は、
睡眠時間もろくにとれていなかったですが、
なぜか力が溢れてきたのものです。
この人に恩を返したいという思いがあると、
自分の力とは思えない、
誰かの力を借りたようなエネルギーが湧き出る。
筆者はこれが、
「他力」
だと思っています。
初任の子たちとは今も関係が続いており、
彼ら彼女らの人生に何かあれば、
全てを懸けてでも助けたいと思っています。
恩送りができる人
しかし、
受けた恩を返せないという場合も存在します。
何度もピンチを助けてくれた先輩。
そんな先輩に返せるものは、
現在の自分に何もないかもしれない。
しかし、
筆者が出会ってきたかっこいい人たちは、
必ずといっていいほど、
次のことを口にします。
「俺はいいから、それをお前の後輩に伝えてあげな」
自分が受けた恩が返せなくても、
受けた恩と同じエネルギー分を、
誰かのために使う。
この
「恩送り」
の感覚をもっている人は、
誰かの為に常に動いている人だった気がします。
あなたが尊敬する
行動力のある人は、
もしかしたら、
その人だけのエネルギーで
動いているのではないのかもしれません。
「受け継いだ恩を次の世代に渡していくために」
そんな思いで動いているから、
自分以外の「他力」の力が働いて、
満ちたエネルギーを発しながら、
「なんでそんなに動けるの?」
と周囲から思われている。
受けた恩を忘れない力。
今の自分があるのは、
たくさんの人がつないできてくれた恩を
受け取っているからだと意識できる力。
「恩感力」の1つだと思います。
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