研究・批評のための読書の方法(2)
前回の研究・批評のための読書の方法(1)で読書をするときに使うツールについて紹介しました。今回はその続きです。というか、以前書いた記事を公開し、Xでシェアしたときに反応して、教えていただいたので、それを購入して使ってみました。今日はその補足のような記事になります。まずサンスター文具のウカンムリクリップ。
サンスター文具の公式サイトにはウカンムリクリップの商品紹介と動画もあります。最近話題ということで購入して使って見ました。
見た目がかわいい。色のヴァリエーションも、ウォータリークリア、サイレントホワイト、ダークフォグ、ピーチベージュ、スモーキーソーダ、ナイトフォレストと6種類あります。これはダークフォグ。特徴はとにかく軽くて、トモエ算盤のブックストッパーやプラムネットのブッククリップのように本を開いておくための重石としては使えません。
厚い本には使えないのと、横に使っても重くないので本が閉じてしまいます。新書など薄めの本に使えますが、置いて読むにはちょっとバランスが崩れてしまう。気にならない人はいいと思いますが。
比較的薄めの雑誌にはバッチリ使えます。余白がそれなりにないと文字を隠してしまうので、それが嫌なら透けて読めるウォータリークリアがいいかもしれません。他には楽譜とか薄いノートとか、そういうものなら手軽に使えていいのではないでしょうか。万能ではないですが用途によっては活躍してくれる読書ツールですね。
続いて紹介するのは、リーディングルーラーというものです。サムコスの読書ガイド ストリップを買ってみました。以下の商品です。
今回、初めて数日使ってみましたが、目が疲れない気がします。とくにこの時期、花粉症で目がとても疲れているのですが、その疲れを緩和してくれるようで、夜の読書など、集中力もアップしてとても役に立ちます。
実際に使っているところの写真も撮ったのですが、これはかなり個人の好みや体の状態によって使う色や種類の好みが分かれそうです。写真で見るとものすごく読みにくそうですが、そんなことはありません。
「読書初心者、教師教育、視覚障害、失読症、その他の読書障害に苦しむ人々に適用です」と商品紹介に書かれているので、人によってはかなり重宝される読書ガイドツールです。安いので試してみる価値はあるかもしれません。
最後に紹介したいのが、TENTのBOOK on BOOKという代物。めちゃくちゃかわいくてインテリアにもなり、とてもいいのです。ちょっと高いのですが、これはオススメ。
実際に使っているところはこんな感じです。本の上にのせるだけ。
文庫や新書にフィットしますが、もっと大きい本でものせるだけで、PCを打ちながらでも読めます。腕を使わずに読みたいという人にとって最適。公式サイトに商品の説明や写真があり、開発インタビューも掲載されているので、興味がある人はのぞいてみてください。なんと静岡の工場で職人によって1つ1つハンドメイドで作られているそうです。より詳しい情報というサイトにアイデアが生まれたエピソードが書かれていて面白かったです。そうそう、僕も何度いろんな物(キーボードとかリモコンとか)を本をひらきっぱなしにするために置いたことか。日常の生活の不便な点からこうしてアイデアが生まれ、唯一無二の商品が生まれたのかと感慨深く、夢があるなあと。大事に使いたいと思います。
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