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シーレの痛み

クリムトが煌びやかに飾る女性の官能を描いた一方で、
エゴン・シーレは剥ぎ取られた女性の生々しさを描いた。

シーレの描く線には「痛み」がある。
それはこの世界で生き続けるには抱いていくしかないもの。
挑発的な作品の中に切なさを感じるのは、彼がその「痛み」を深く理解していたからに思う。


【ジュエリーデザイナー Kyohei Hayakawa HP】


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