円高と円安

本日は円高と円安の関係について話していきたいと思います。
為替の変動が激しく最近はニュースなどでよくこの言葉を耳にするかと思います。
それが実際に日本経済にどんな影響を与えているのか。
その辺りを簡単にご説明していきます。

⚫︎円高とは
円高とは外貨に対して円の価値が高いことを表します。
例えると1ドル150円だったものが1ドル140円になった場合、円高と呼びます。
そのため1ドルを日本円に交換するのに10円安くなったということになります。

⚫︎円安とは
円安とは先ほどの反対で外貨に対して円の価値が安いことを表しています。
1ドル140円だったものが150円になった場合を円安と呼びます。
1ドルを交換するのに10円高くなるということになります。

日本経済に与える影響
円高の場合は外貨の価格が安くなるため、輸入品を低価格で購入する事ができます。物価が安くなるため経済が活性化されますが、外国人の方達が日本に遊びに来づらくなります(通貨を円に交換するのが高くなるから)。そのため、インバウンド事業(旅行会社や宿泊施設、交通機関等)の業績不振が懸念され、宿泊賞金や飛行機の価格が上がるケースもあります。

逆に円安の場合は外貨の価格が高くなるため(円の価格が安くなる)、日本の製品が海外で安く手に入ります。自動車や半導体(PCやスマホに使う電子部品)といった輸出企業が活性化されます。また、安く円に交換できるため外国人の方達が遊びに来やすくなります。これは先ほど申し上げたインバウンド事業の活性化につながりますが現在は観光客トラブルも多くありそれが社会問題にもなっています。
さらに輸入品の価格も高騰するため、ガソリンや食品の高騰にもつながっています。

以上が円高と円安の関係性についての内容です。
ご覧いただきありがとうございました。


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