【日記】2月13日〜2月19日
2月13日
先週金曜日に大雪で早上がりした分、朝から慌ただしくなる。みんなが雪で早退した後に事務の人達が注文をどんどん受けたのが原因。有事の対応はその人が有能か否かを判断する物差し。
休みがちな派遣さんは今日明日と休むらしい。
家族の体調が良くないのが理由らしいけれど、こんなに休んでたら収入はほとんど無いに等しいような。自分は派遣で働いたことはないけど、何故かそんなことを考えてしまう。
信藤三雄氏が亡くなった。
今から何年も前、"dis-covered"というライヴイベントの主催をしていた頃にフライヤー、タイムテーブルといったイベントに関するアートワークやヴィジュアルにもっともっと力を入れなくちゃ!と信藤氏が手がけたピチカート・ファイヴのアートワークを目にして気付かされた。
信藤三雄氏からの影響は隠さず、でもそのままではない全く新しいイメージを発信したい、そう思い立って自分なりに考えて動いた。
その結果、有り難いことに素晴らしい方々に力を貸していただく幸運に恵まれてdis-covered"は他にはないヴィジュアルやイラストに彩られながら開催することが出来た。
突然の訃報に際してそんなことをふと、考える。
2月14日
怖いくらいに緩やかに過ぎる日。
夕方、派遣会社の営業さんが休みがちな方と話をするためにやって来た。そこで昨日今日と休んでいることを知った様子。さらに衝撃的な話を聞く。詳しくは書かない。
いつも使っているCDプレーヤーの脚の部分に木製の積み木を敷いてみたら、凄く良い。
bloodthirsty butchers「kocorono 完全盤」を聴いてそう感じる。
簡易的とは言え制振材の効果って結構大きいんじゃないかと思う。
ただの思い込みかもしれないけれど。
2月15日
引き続き緩やかな日。
嵐の前の静けさに感じてしまうのは杞憂であってほしい。
2月16日
夜、「高橋幸宏 創造の軌跡」を見る。
NHKらしく無駄のない構成。素晴らしい内容だったけれど、見終わったあとに言いようのない空虚感を味わう。
2月17日
今週は土曜日出勤なので、余力を残しつつ働く。
午後になって最近にしては珍しく和気藹々とした雰囲気のなかで作業をする流れになって良かった。
4月になって今のリーダーが別部署に移動することになったら自分が雰囲気作りもしなくてはならない。変えられるところは変えていかなくては。
夜、電気グルーヴ「FROM THE FLOOR + ON THE STAGE」ブルーレイを見る。
2月18日
いつもは気ままな土曜日なのに妙な忙しさ。
それでも一人きりという環境なので気分的に楽なのが良い。
夜、疲れのせいか早々に寝る。
2月19日
明け方近くに目覚める。ちょうど電気グルーヴのオールナイトニッポンが始まる時間だったのでradikoで聴く。日曜日の明け方に良い気分転換が出来た。
ゆっくり起きて朝からマッサージに行く。
首から肩にかけての凝りが酷かったけれど、施術のおかげでだいぶに楽になった。定期的な身体のメンテナンスは大事だと再確認。
帰って昼ご飯に"超わさび丼"を久しぶりに食べる。
ご飯の上に鰹節をかけてその上に炒めた豚バラ肉と大葉と刻み海苔をのせる。あとは好きなだけわさびをといた醤油をまわしかけワシワシかっこむ。
自分がわさび丼好きだと知った知人が教えてくれた食べ方。日曜日の昼にしみじみ食べる。
夜、ミュージックマガジンの「追悼・高橋幸宏」号を読みながら「ワイルド・アンド・ムーディー」を聴く。
やはり砂原良徳氏によるリマスターは個人的にすごく好きな音だなと思う。
bloodthirsty butchersの吉村秀樹氏は「自分たちの作品をリマスターするのは言ってみれば闘いなんだ」と語っていた。対して第三者目線によるまりんは作品をあくまで客観的に見つつ、それまでには無い良さをリマスターによって引き出そうとする作品に対する慈愛のような気持ちが伝わってくる。
その辺りがまりんリマスター音源の好き嫌いが分かれる理由なのかもしれないけれど。
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