スタバ1

1人の消費者でも社会にポジティブな影響を生むことはできる

今まで僕は、1人の消費者にできることは少ないと思っていた。

今の時代モノは溢れ、1つの製品を販売している企業、ブランドは数え切れないほどある。
だが、同じ商品を買うのにしてもどの企業から買うか選ぶことは大切なのではないかと感じてきた。

そう思ったきっかけはユニクロで買い物をしていた時だ。
ユニクロは値段が安いし、学生の僕にはとてもありがたい店だ。
しかし、なぜユニクロは他の企業より安く販売することができるのだろうか。
理由の1つとして中国やベトナム、インドネシアなどの工場で生産することで人件費を抑えているからだろう。
もちろんファーストリテイリングが必ずしも悪いと思わないが、下請けの工場が賃金を下げたり過去くな労働環境を敷いていることで中国の工場がユニクロを訴えたこともある。

しかし、このような問題は生産者だけではなく消費者にも責任があるのではないか。

各メーカーや小売店がどのようなビジネスモデルで収入を得ているのか、どんな工夫をしているのか把握した上で、どこから製品を購入するのか決めることは社会的意義があるのではないかと最近感じている。

私が今後消費者として買い物する時に下記の3つの軸を考慮していきたいと思う。

ケース1:社会的企業の商品を購入する

バッグや服のように様々なブランドが混在しているものを買う時、社会的意義のあるブランドから購入するのはありだと思っています。
例えば、マザーハウスのように途上国と言われるバングラデシュで生産されているバッグを買ったり、Salasusuのようにカンボジアの農村に住む女性が作っているポーチを買ってみる。
そうすれば、もともと大企業の資本になっていたお金が、お金に困っている人たちに巡るかもしれない。

ケース2:環境に配慮している企業の商品を購入する

最近エリザベス女王がファー(毛皮)製品を使わないと発表したニュースがありましたが、このように動物の毛皮を使わないで作られている製品を買うこともありかと思います。
動物保護だけでなく再利用している製品を買うとかも含めて環境に配慮している企業の商品を選んで買うことも消費者にできることかなと感じました。
例えば毛皮を一切使用しないと発表しているステラ・マッカートニーのように。

ケース3:日本企業の商品を購入する

3つ目は環境や社会性とは少し軸が変わってしまうのですが、日本企業の製品を買うのも1つの考えかなと思っています。
今日の日経新聞でアマゾンが法人税150億円を日本に納付と言うニュースがありましたが、今まではアマゾンなどのGAFAは日本への納税を逃れていました。

それならば日本へ法人税を納税しているヤフーや楽天を選んだ方がいいのではと思いました。値段も変わらず配達までの日数も変わらないのであれば、日本企業を選ぶことで、法人税の増加につながり、めぐりめぐって福祉として自分たちの元へ還元される可能性があるからです!


こういう1つ1つの小さなアクションを1人1人がやっていくことで積みかさなり大きなインパクトにつながるのではないかと思っています。
選挙も1人の投票では効果がなさそうに見えるが、積もれば1人の当選につながるように。

毎日何気なく買い物をしている僕達ですが、お金に余裕のある時のようにたまにはどの企業から買うのが環境にいいのかなと考えながら買ってみるのもいいなと思いました。

こんな文章を外資企業のスターバックスでコーヒーを飲みながら書いていたことに気がつき反省しつつ、スタバはコーヒーを抽出し終わった豆カスを堆肥として再資源化していたりと環境に配慮しているみたいだからいいかもと思ってもいます。