What is Coaching?ー今、コーチに求められるもの
皆さん、こんばんは。
本日は、私が高校生の時に読んだ本のご紹介です。
私は、名もない都立高校で野球をしていたのですが2年生の頃には、監督らしい監督はおらず、居たのは、顧問の先生でした。
そのため2年生の夏の大会後は、自分達が最上級生になったことで自分達がチームを引っ張っていき、更には、練習メニュー、サインなども考えるような状況でした。ベンチ入りのメンバー、背番号もキャプテンと私(副キャプテン)が中心となり決めておりました。
その時に教えるといっても何をして良いのかわからなかった時に急に親父が「この本読めよ」と渡されたのが「What is Coaching?-今、コーチに求められるもの」です。
この中には、立花龍司さんの小学校か中学校の時の日米での野球への考え方などの違い、キューバのフルスイングの話しなどが書いてあり、高校2年生で理解できる範囲のことを都合よくかいつまんで、チームにおとしました。
まず、坊主の概念。
私は、野球一筋のくせに坊主にしたことが一度もありません。
そもそも中学校の時に「坊主にしろ」と言われてもしないくらいの坊主嫌いでした。個人的に「坊主にして勝てるなら坊主にしますけど」と思っていました。
そんな思いでの坊主嫌いだったのですがこの著書には、アメリカ人のリトルリーグの選手が「日本の選手はなんでみんな髪の毛を伸ばさないのか?頭は危険なんだ。だから少しでも髪の毛があった方がクッションになるんだ」というようなことを言った。と書かれています。
私は、ここで「髪型自由論」をチームに提唱。なので基本的には、本当に自由です。OBの方で厳しい方もいたのですが自由です。茶髪にしようがロン毛にしようが。クッションが大事。それでも坊主にする人は坊主でしたが。
キューバの教え。
これは、かなり良かったです。
とにかくフルスイング。フルスイングなので最初は、中々ボールに当たらない。けれど、その内1球、2球、3球とボールが当たるようになってくる。当てるようなバッティングをしない。
私の弱小高校の篠崎高校では、フルスイングしまくりました。
そのお陰で弱小高校の割には、ホームランを打つ選手が多かったです。
1番バッターの選手も通算二桁、3番の私も20本、4番も二桁、5番も二桁、6番も二桁。1本もホームランを打ったことがない選手がいなかったのではないかと思います。
あとは、弱小高校のくせにウエイトトレーニングをまぁまぁやる。
都立高校でちゃんとしたウエイトルームがあることが稀だったと思います。(私の篠崎高校の志望動機の一つがウエイトルームがあったことです。一番のポイントは、野球部なのに髪型が自由であったのは言うまでもないですが)
あとは、本の内容としては、
ティーチングとコーチング
日本は、ティーチングであり、アメリカは、コーチングだと書かれていたと思います。
なので下記までは意識していなかったですがザックリは、下記のイメージでした。
この本を読んでチームでMTGルームを借りてMTGしたことも覚えています。
特に自立と自発的、ここはかなり重視しました。なので全体練習は短めであとは、各自でストロングポイントを伸ばしたり、ウィークポイントの改善に努めるなども本当に各自に任せていました。
結果的にみんな好きなことである、バッティングとウエイトトレーニングばかりやっていたと思います。
私の高校は、甲子園を目指すような学校では無かったのでやり方は、それで良かったと今でも思っています。
この時の考えがあるので基本的に今でも自発的であると思っています。
おススメの一冊です。
私の母校。
今は、思いっきり坊主です。
坊主には坊主の良さもあるので、正直、今ではどちらでも良いです。けど、やっぱり坊主にはしなかったと思います。
そんな高校時に様々な気づきを与えてくれた立花龍司さんもnoteをやっているのでリンク貼らせて頂きます。
立花龍司さんは、大学でお話を聞く機会がありました。その時に話は今でも覚えております。
立花龍司さん
「おれは、大学卒業後も何年も野球を続けている選手を何人も見てきた。それはそれで本人の自由だから否定はしない。だが、毎年毎年余力を残して『おれは、こんなものじゃない、あと1年やればもっと上手くなれる』。そんな人も沢山みてきた。君たち、法政大学野球部の選手は、そのようになるべきではない。1日、1日を全力でやって欲しい」
今、自分で書いていて、仕事において、当時の言葉を貰った時のようにがむしゃらにできているのかと問うと、Yesと自信をもって答えることができない自分がいます。再び私に気づきを与えてくれました。今からまた頑張ります。
流石、立花龍司さん、ブレないです。noteにもありました。
「丸坊主に思うこと」
未来のコーチングとは?
野球好きや今少年野球のスタッフなどの方は、フォロー必須で必読だと思います。
最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。
松坂恭平
note継続99日目/123記事目