10年ぶりの日本の公式戦。その時何を思ったか。

2021年5月16日。やっと日本で公式戦に出ることができました。

最後に日本で公式戦に出場したのが2011年11月の関東社会人リーグ参入戦だから約10年ぶりでした。

この参入戦に負けた直後に監督にオーストラリア行きを伝えましたが、当時はやるならまた群馬かなとも思っていました。負けたショックが大きかったので。

しかし渡航した後は日本でプレーする事は全く考えませんでした。 それだけ自分のプレースタイルとオーストラリアがマッチしているとも感じていました。

日本での公式戦は10年ぶりですが、最後プレーしたのは先日書かせていただいた通り1年10ヶ月ぶり。 これだけ空いたら自分自身のメンタルや試合までのウォームアップでの持っていき方がどうとか意外と覚えているもので。

そこで今回は先日の『復帰戦』について書こうと思います。 
あくまでも自分の事なのでチームの事に関してはなるべく触れないようにします。
チームのことを考えるのは監督の役目なので。

①想像以上に難しい入り方

直前に雨が降りグランドが柔らかい部分と硬い部分があったりボコボコではありましたが、全く問題はなかったです。 オーストラリアでのリーグ戦後半の天然芝のグランドに比べれば問題なかったです。 (ゴロのパスがイレギュラーでモモの高さになるくらいです。サッカーやってる人ならこの酷さがわかるはずです。)

大切なリーグ戦の試合にも関わらず、自分自身はアップまでの流れや試合直前まではいつもと練習試合や海外での公式戦と変わらず。 この辺は今までの経験が大きかったのかな。 

試合開始するまでは「いつも通り」だったんですが。

この試合力関係もあってか相手が最初からアグレッシブにボールを取りに来なかったのはかなり久しぶりの経験でした。 多分オーストラリアでのFFAカップ初戦くらい。 

相手が自分たちの力をリスペクトしてくれているという点ではチームとして認められているのだろうとは思いましたが・・・。

おそらくこれが久しぶりの公式戦でなかったら簡単に対応できたとは思いますが、自分自身まだ加入して3試合目。まだチームにもフィットしきっているとは言えない状況だし、コンディションもまだまだ。 そこを立ち上がりに露呈した感じでした。

本来であればいろんな経験からの引き出しで打開しないといけなかったんですが。 割り切って引いた相手に早い時間での先制点を狙うのはもちろん、チャンスを作るのがどれほど大事かはわかっていたはずだけど何も「変化」を加えられなかった点は大きく反省です。

ただ、後ろでプレーしている感じ入り方は自分含めよくはなかったけど負ける気配は一切感じませんでした。 

②フィジカルの差

これはもちろんリーグのレベルもあるかもしれません。

相手が当たってきたのもわからないくらいの感覚でしかなかったから、ケガをさせないかすごく怖かったです。 全く力を入れないでコンタクトしても吹き飛ぶし・・・。 

もちろんそこの点は今取り組んでいる『初動負荷トレーニング』が大きいかもしれません。 意識しなくても大きい力を体全体で出せるようになっている可能性はありますし。 興味ある方はリンクを下に貼るので見てみてください。

ただ自分自身このやらない期間でアジリティ能力がまだ全く戻っていないなとも感じています。 

本来余裕で反応できるタイミングなのに遅れているなんてしょっちゅう。
体がまだ少し重いのもあるけど、細かいトレーニングももっと積み重ねていかないとよろしくないなと。

③フィット

やはりまだ全く頭とメンタルと体がフィットしていなと。

先日書かせていただいた『試合勘』ですね。  

こればっかりはプレーし続けないとどうしようもないです。 


試合で感じた自分の事はこんな感じです。

もちろんまだ始まったばっかだしこれから上げていったりフィットしたら問題はないと思います。 チームにプレーで何かしらの変化を加えることが自分の仕事の一つだとも思うので。 

まだまだこれから。

Kyohei Kimura
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