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Vol. 26 「80対20の法則」

開いて下さりありがとうございます。宜しくお願いします。


ずっと読みたかった本をやっと読むことができました。

80対20の法則

私は読書を始めるまでこの言葉すら聞いたことがなかったですが、ビジネスの世界ではよく知られているこの法則。イタリアの経済学者、ヴィルフレード・パレートが1897年発見しました。

80対20の法則とは、原因、投入、努力のごく一部が、結果、産出、報酬のかなりの部分をもたらすという法則です。

この法則を理解して、利用することによって、人生は大きく変わり得ます。


今日は、80対20の法則に関して、

1、具体例

2、利用方法

の2つのテーマで書いていこうと思います。


1、具体例

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実際に、どのような場面で80対20の法則を見ることができるのでしょうか。

例えば、仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれます。売り上げの80%をもたらすのは20%の製品、20%の顧客。世界の富の80%は人口の20%が所有している。交通事故の80%は20%のドライバーが起こしている。などなど、あげていけばキリがありません。

これらのことからわかるように、世の中は50対50のように均衡が取れてはいません。どんな環境でも、不均衡に成り立っています。まずはそれを理解することが大切です。


2、利用方法

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この法則を理解したら、次にそれをどのように利用するかを考える必要があります。

端的に言うと、「多くの利益をもたらす20%をさらに鍛え、少ない利益しかもたらさない80%を切り捨てる」ことが必要です。

例えば、ある会社の全ての製品やサービスのうち、20%が会社全体の売り上げの80%を占めているとします。その多くの売り上げに貢献している20%の製品やサービスを特定したら、その他の非生産的な80%の製品やサービスに費やしていた資金を20%の製品に回します。そうすることによって、会社全体の売り上げは何倍にも膨れ上がります。

ここで問題なのは、多くの人々が、非生産的だとわかっている80%の製品やサービスをやめずに、継続することです。その理由としては、これまでにかけてきた時間だったり、その製品やサービスに対する社員の思いであったり、精神的な要因が多いです。これは日本人なら特にですが、人には多くの時間や労力を費やしてきたものを手放したくないという心理が働きます。しかし、さらなる成長をするためには、それらを手放し、他の部分に有効活用する勇気が大切になってきます。

今回は会社の売り上げの例をとりましたが、これは、日常の様々な場面でも同様なことが言えます。全体を俯瞰して、自分の成長に繋がらないと思うことを特定し、それを手放すことが成長するための一つの手段です。


今日は、80対20の法則について書いてきました。まとめると、80%の非生産的なものを切り捨て、20%の生産的なものに労力を集中させることで、最小限の力で、最大限のリターンを得ることができるということが言えると思います。これからテニスや就活、その先の人生でもこの法則を意識して、人生に大きな変革を起こしていきたいと思います。

今日も読んで下さりありがとうございました。もし記事を気に入ってくださった方がいたら、是非フォロー、スキ、コメントを宜しくお願いします。






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