緊急特番シリーズ!! 〜笑棺(えみかん)誕生編〜 Vol.4(にして最終話)「Happy Ending」
こんにちは。
先日から楽しい和樂webさまとのシリーズを書かせて頂いている栗原正宗です!
緊急企画!笑棺(えみかん)完成記念スペシャル!
から、はや3週間が経過致しまして、ついにこの日を私、迎えることになりました。
This ℹ︎s えみかん 最終話!!!
でございます。
…っとその前に、毎度の事ながら、前回までのあらすじを一行づつでサラっとおさらいさせて下さい!
❶和樂さまとの運命の出会い 〜はじめての和樂web編〜
❷モンレーブとは 〜勝手に他己紹介 和樂web様編〜
❸笑棺(えみかん)の前に 〜波に抱かれて【The Great Wave】編〜
はい。
ここまで3回分を一瞬で披露させて頂きました。
ワタクシの今ある能力の全てを出し尽くした改心のnoteで御座います。
皆様、PCして頂き誠に有難う御座いました!!!
#Please Click(プリーズクリックの略で御座います)
独りで言い続けます
では、時を2019年の6月フューネラルビジネスフェア(葬儀の展示会)に戻させて頂きます。
今日はここからが本題で御座います!
Happy Ending 〜笑棺(えみかん)誕生〜編
・最期は感謝の笑顔でお送りするような葬儀もあっても良いのではなかろうか。
そんなお話を編集長がされ、衝撃が走りました。
たしかに!!!!
むしろ僕ら棺メーカーにそんな役割が1㎜でもできるなら、そうありたい!!
と強く思いました!!
あくまでも僕の中での解釈なのですが(個人差はあるかと思います)
お葬式は故人様の為でもあり、大切な方を亡くされた、残された皆様の為の儀式だとも思っております。
一度きりの時間だからこそ、色んな事を思い出して、
【自分が今、何故この場にいるのだろうか?】
と自分のルーツを考える時間があっても良いのではないだろうか。
と僕は良く考えます。
そして我々共栄が出来る事としたら、
🌟棺を通して、故人様人らしさを表現出来たり、残された遺族の方々が少しでも、故人様へ感謝の気持ちを伝えられる事ができるならば、僕はそんな棺を世の中に提案していきたいと思っております。
これぞ、共栄のレゾンデートル
今回、その一つが形になりました。
高木編集長のアイデアを頂き、この企画がスタートしました。
笑棺(えみかん)には北斎漫画の絵があしらわれております。
まずは北斎漫画のデザインを選定して頂くことに。
北斎の凄さがAtoZで凝縮されております↓
ラフが仕上がり、その時のプロトタイプのモデルがこちらです。
藤原部長のA4用紙で作った紙製のサンプルです。
そして、和樂webの編集長、木村さん、サッチーさん、藤原部長と5名で、再度、Zoom開発会議を行わせて頂きました。
その会議での和樂webさまのアイデアを中心に、現場の皆にも意見を聞きながら、そして会長を始め、営業部をはじめとする皆、各部所、各企業、色んな方々にアドバイスを頂きました。
一気に箇条書きしますが、内容はこんな感じです。
・デザイン決め
・サイズ決め
・図案の配置決め
・内側の内装
・印刷の濃さ
・生地サンプルが出来上がり
・骨格のサイズ決め
・一度出来た、サンプルを観察
・再度、共栄内での「より良い製品にする為のアイデアだし」
・デザインの変更
・棺のサイズの変更
・生地を貼る際に伸縮性の注意点
・蓋と胴体のつなぎ目の絵柄の位置合わせ
要は沢山の段階や出来事があったのであります!
我々の想いだけでなく、皆のアイデアと意見と技術がこの棺には詰まっております。
ここがポイント!!
一枚一枚の絵をまっすぐに丁寧に下地を合わせ、直線と直角を出しながら、そして生地の伸縮性を計算にいれながら、たわみを伸ばし、何度も試作のやり直しをしました。
一部ですが、生地を棺に貼っている動画を17秒入れますね!
井上さん(栗田屋のメンバー)の手捌き。見れるかな?
見れなかったらごめんなさい。
栗田屋の3名が本当にきめ細かく拘って作ってくれました。
皆、商品に向き合い、前向きな意見を出し、作っている最中から楽しみになってきました。
もちろん一切妥協した部分は無く、全て納得のいくまで、細部にも拘りました。
内装は外に巻くデニム生地と同じくホワイトデニムを使用
通常の棺に良く使われるのはサテン生地のものが多いのですが、デニムに拘り、ホワイトデニムを糸から選別し、装飾しております。
真っ白な、そして柔らかに包み込むことに拘りました。
ふぅ。
熱い文章が続きまくっているので、ここで一旦、箸休めとして、余談を挟ませて頂きます。
笑棺(えみかん)が完成し、和楽webの皆様が開催してくださった完成記念clubhouseの翌日の6月3日
和樂webの皆様にもお褒めの言葉を頂いたウチのおかんはテンションがあがり、栗原家のLINEグループに『勝手に商品紹介シリーズ』を投下していました。
何故か静止しているのに動画で撮っていた為、🚫となっています😆
そしてもうひとつ気になるのが、息子の【勝手に紹介シリーズ】をパクっている点(笑)
よほど嬉しかったのでしょう。(わかるけども)😁
話を戻します。
この北斎シリーズの棺作りには共栄の浪漫があります。
浪漫という言葉には、人に「強い冒険心や、個別の夢に対するあこがれ」を抱かせる意味が含まれます。
神奈川沖『浪』裏 ➕ 北斎『漫』画
〜さいごに〜
高木編集長をはじめ、和樂webの皆様、このような機会を頂けた事や商品を開発出来たことに、我々は本当に心から感謝しております。
これからも大切な方への想いを胸に、商品開発を行っていく所存で御座います。
4話に渡り書かせて頂いた(わたくしにして、初の長編になった)
【緊急企画!笑み棺完成記念編】
も今回が最終話で御座います。
これからも我々共栄は和樂webさまと色んな商品を開発していきたいと思っております。和樂webの皆様宜しくお願いいたします!
そして棺を通して、「我々に出来る事はなんなのか」を考え続けていきたいと思います。
「こんな日だから絵を描くんだ!」
最後に北斎つながりで、どうしても言いたい事が…
映画HOKUSAIの熱い想いと名言を紹介して終わりたいと思います。
この記事を読みながら聴くVoicyは最高です!
#熱くなります !
最後まで読んで頂き、誠にありがとう御座いました!!!
これにて Happy Ending で御座います。
皆様、今後とも何卒宜しくお願いいたします!