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協働が会社に前向きなマインドを伝播。会社全体が自然と「事業の拡大」を考えるように。

みなさんこんにちは。
「協働」を通じて、日本に熱を生み出したい!
㈱協働日本 広報担当の山根です。

今回は、株式会社ダイモール代表取締役の大杉 謙太氏にお越しいただきました。
株式会社ダイモールは、石川県にある創業75年の鋳造模型の製作会社です。創業者の家業であった木工技術を活かした木型の事業からスタートし、法人化に伴い鋳造用金型の製作を開始。現在はさらに放電加工、3Dプリンタを加え、3本の事業を柱として、「たい焼きからロケットまで」幅広い業界を技術で支えています。
新しい事業を進めていく中で、成果は出つつも迷いながら進んでいたダイモール。一緒に迷いながらも進んでもらえる仲間が欲しいと思っていた中で、早くから複業人材に注目。そんな中で出会った協働日本と、共に一歩を踏み出すことを決意したといいます。

協働プロジェクトに取り組んだことによる変化や感想、今後の想いを語って頂きました。
このnoteでは、インタビューの一部をご紹介します。フルバージョンはぜひ協働日本のHPにてご覧ください!

探していた「仲間」をついに見つけた!───その場で決めた協働。

協働日本とダイモールの出会いのきっかけは、石川県庁と協働日本が共催したセミナーだったそう。そこで、協働日本代表の村松の講演を聞いた大杉氏はその会場で協働を即断。話に出ていた協働の取り組みをぜひしたいと、その場で手を上げて申し込みました。

元々「複業人材」には興味があって、一緒に取り組んでいただける方を探していたのだといいます。当時ダイモール社の課題は以下の2つでした。

1つは、新規事業についてです。やりたいことが色々あり、目標をどう設定するか迷っていたこと。
もう1つは、社内で大杉氏に対して意見をぶつけてくれる人がいなかったことです。色々とやりたいことがありつつも、相談できる人もおらず「本当に需要はあるのだろうか?」と不安な思いを抱いていた大杉氏は、一緒に悩みながら考えてくれる仲間が欲しかったのだそうです。

いくつかの複業人材のサービスを比較しながら、「まずは何をするか?」から相談ができる協働日本の取り組みが魅力的で、まさに求めていたものだと感じて、即断に至りました。

協働をスタートしてからの9ヶ月間で新規顧客が増え、さらに現在2社の上場企業と新規取引の交渉中と、これまでご紹介により2〜3年に1度のペースで取引先が増える状況だったといいますが、協働により事業はどんどん前進しています。

会社全体が自然と「事業の拡大」を考えるように。前向きなマインドが伝播する。

個人的に一番大きかったのは、以前は事業について意見をしっかりと交わす機会が少なかった大杉氏の弟さん(編集注※同社専務)と、事業について前向きな議論ができるようになったことだと語っていただきました。

弟さんは元々、複業人材との協働自体にはあまり前向きではなかったようでした。当初は協働プロからの質問の投げかけに対して、やや否定的な言葉も多かったそうですが、協働プロとの対話を通じて、弟さんご自身もじっくりと「自分で考える」場面が増えていったといいます。

「それを繰り返していく中で、段々と前向きに、自分の考えをぶつけてくれるようになったんです」と、大杉氏は笑顔を見せてくださいました。

もしかすると、身内ではなく他人から聞かれているからこそ素直かつ冷静に考えられていたのかもしれません。身内で経営をしていると、距離が近すぎるからこそ反発してしまうこともあったと思うので、この機会に兄弟で議論を深められた事自体、とても嬉しい変化だったのだそうです。

もう一つの大きな変化は、会社全体が「事業を拡大していこう!」という雰囲気になったことでした。
元々は現状維持も大変な中で、事業を拡大していくということにこだわらなくてもいいんじゃないか?という考えすらあったといいますが、今は「どうやって会社や事業を拡大していくか」という話が社内のあちこちから聞こえるようになっているそうです。

おわりに:大杉氏からのメッセージ

大杉氏「これから、どんどん協働の取り組みは広がっていくと思います。理由は大きく2つあります。1つは、私のように「真剣な仲間」が欲しいと考えている若手経営者が多いだろうということです。やはり経営者の立場だと、積極的に意見してくれる人が社内にいないことや、事業の方針に不安を抱えていることはよくあるケースだと思います。その時に、相談に乗ってもらうというよりも、同じ立場に立って「一緒にあーでもない、こーでもない、と考えてくれる仲間」がいることで、救われる経営者も多いと思います。

もう1つの理由は、「複業人材による伴走支援」が、日本経済の発展にとって最も有効な施策だと思うからです。実際に一緒に取り組んだことによって、首都圏の大手企業で働く複業人材が大手と中小企業の距離を縮める役割を担ってくれると感じています。今回の協働でまさに、弊社と大手企業とで新しい取引が始まろうとしているのがいい例です。複業人材の知る「大手企業で働いている人ならではの視点」を中小企業に伝えることで、取引先の選択肢として考えていなかった企業同士が出会うきっかけになるのではないかと思います。

日本には中小企業が圧倒的に多いので、協働プロとの出会いで中小企業が変われば、経済が上向きになって発展していく───極端な話、全ての中小企業が協働日本との取り組みをしたら、間違いなく日本は変わると思っています!これからも、よろしくお願いします!」

▼インタビュー全文はこちらから

STORY:株式会社ダイモール 大杉 謙太氏 -「真剣な仲間」との協働で得た自信が、会社全体を前向きに変えていった-

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