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KBS仮想ドラフト2025冬(注意事項を必ずお読み下さい)

こんにちは!京大野球協会です。2025年2月15日に現役生とOBの9人で2025年度の仮想ドラフトを行いましたので結果を報告いたします!ドラフトまでまだ8ヶ月あるこの時期ですので、今年のドラフト候補たちを知るきっかけにもして頂ければと思います!

ルール

基本的には実際のドラフト会議と同じく1位はくじ引きで、残りは完全ウェーバー方式です。ウェーバー順は2024年シーズンの順位に基づき、

  • 中日→埼玉西武→東京ヤクルト→オリックス→広島東洋→東北楽天→横浜DeNA→千葉ロッテ→阪神→北海道日本ハム→讀賣→福岡ソフトバンク

となっています。また、実際にもある「120人ルール」なるルール(高校・大学・クラブチームを含む社会人から計120人が指名された時点でこれらのカテゴリからの指名は終了)は今回は採用していません。

注意事項

さて、これまで弊協会での仮想ドラフトの結果はX(旧Twitter)において画像により公開しておりました。しかし、近頃「仮想ドラフト」というコンテンツの規模が大きくなり選手本人や親御様等の目に触れる機会がかなり増えてきており、それに対してあまり良い心地はしないというケースがあります。

そこで前回からこのようなnoteというクローズドな形で公開することと致しております。つきましては、本仮想ドラフトの感想等をSNS(主にX)で投稿する際には必ず指名・非指名に関わらず選手が特定できるような形での投稿(有り体に言えばパブサに引っかかるような投稿)はお控えください

いつも多くの感想を頂き大変ありがたいので感想の投稿は大歓迎ですが、上記のことに留意の上でお願いします。

また、指名表(特に育成指名)や担当者の評価は見る人によってはセンシティブな要素を含むのでご覧になる際は自己責任でお願い致します。


支配下指名

指名表

支配下指名の指名表がこちらです!なお、

  • 右投手→赤

  • 左投手→ピンク

  • 捕手→青

  • 内野手→黄

  • 外野手→緑

のカラーリングにしてあります。


支配下指名

第1回入札では立石正広(内・創価大)選手が6球団競合、石垣元気(右投・健大高崎高)選手が3球団競合となり、立石選手は東北楽天、石垣選手は広島東洋がくじを引き当てました。また、松下歩叶(内・法政大)選手はオリックス、渡邉一生(左投・仙台大)選手は阪神、池村健太郎(左投・トヨタ自動車)選手は讀賣が一本釣りに成功しました。

第2回入札では谷端将伍(内・日本大)選手、堀越啓太(右投・東北福祉大)選手がともに2球団競合の末、谷端選手は横浜DeNA、堀越選手は福岡ソフトバンクがくじを当てました。齊藤汰直(右投・亜細亜大)選手は中日、森陽樹(右投・大阪桐蔭高)選手は埼玉西武、増居翔太(左投・トヨタ自動車)選手は千葉ロッテが獲得しました。

そして第3回入札では髙木快大(右投・中京大)選手を東京ヤクルトが、松川玲央(内・城西大)選手を北海道日本ハムが指名して1巡目12選手が出揃いました。

  • 中日 齊藤 汰直(右投・亜細亜大)

  • 埼玉西武 森 陽樹(右投・大阪桐蔭高)

  • 東京ヤクルト 髙木 快大(右投・中京大)

  • オリックス 松下 歩叶(内・法政大)

  • 広島東洋 石垣 元気(右投・健大高崎高)

  • 東北楽天 立石 正広(内・創価大)

  • 横浜DeNA 谷端 将伍(内・日本大)

  • 千葉ロッテ 増居 翔太(左投・トヨタ自動車)

  • 阪神 渡邉 一生(左投・仙台大)

  • 北海道日本ハム 松川 玲央(内・城西大)

  • 讀賣 池村 健太郎(左投・トヨタ自動車)

  • 福岡ソフトバンク 堀越 啓太(右投・東北福祉大)

以下各陣営指名意図等振り返りです。(都度更新します)

埼玉西武

総括
 最大の補強ポイントと考えていた強打の内野手で立石とれなかったときの候補選手をろくにリストアップできていなかったので支配下内野手なしの残念な感じになってしまいました。。。
(諸事情により指名しないと決めていた選手も多くて。。。)

方針
 投手、野手ともに大規模な戦力入れ替えが必要な状態。特に野手は成績が振るわないだけならまだしも下半身()に爆弾()を抱えた選手が多すぎて戒めないといけない。野手の貧打っぷりが目立った一方で投手陣も去年の0勝11敗などちゃんと手をうたないとだいぶまずい状況。こんなのこの先1年2年のドラフトだけではどうにもなりそうになく、今足りてない即戦力の確保に走るのではなく3〜5年後に選手入れ替えて新しいチームを作るつもりでいきたいところ。
 近年の低迷は渡辺GMの時代にドラフトで素材型選手に走りすぎてことごとくモノにならなかったという要因も大きかったと思うので、実戦型の選手に力を入れたい。
 去年は上位で斎藤大翔、渡部聖哉と良い野手を取れて、中位〜下位でも良い発掘ができていた一方、大社卒の投手はいなかったので今回は投手をしっかり取りたい。野手はできれば右のコーナー型強打の内野手がほしいので立石がピンズド。二遊間センターは頭数はいるので外してもとにかく打てる選手がほしい。

1位 立石→森 陽樹(右投・大阪桐蔭高)
 先述の通り現戦力の補充に立石がピンズドなので立石に入札ししっかり外す。外したら上位は投手補強に切り替えると決めていたのであいてる投手の中で超ドラ1級投手の森陽樹を指名。西武お得意様の大阪桐蔭ブランド。
 しかしこの間一方で他球団に松下・谷端ら立石のバックアップとなる強打の内野手を1位指名で抜かれてしまったため2位以降のプランで頭を痛めることに。

2位 中西 聖輝(右投・青山学院大)
 思った以上に内野手が1位で消えてしまって悩んだ結果、大人しく当初のプラン通り2位も投手を指名。1位クラスの評価をしていた青学大中西に入札。西口監督の現役時代のような先発エース型の活躍を期待。

3位 野間 翔一郎(外・近畿大)
 予定していた野手の候補がだいぶ枯れてしまっていたのでとにかく長打打てそうな選手をということで外野手の野間に入札。安定の大阪桐蔭ブランド。蛭間が全然結果を残せていないので尻に火をつけてもらいたい。

4位 藤田 一波(外・智辯和歌山高)
 ちょっと手前で同じ智弁和歌山の福元が指名されたのを見て釣られて指名してしまいました。センターラインを守れる俊足の実戦型選手として育てたい。
 将来レギュラーとなる素材型選手としてはいいのですが今の西武にハマるタイプかというと微妙。ここの3位4位でちゃんと補強ポイントの強打の内野手指名すべきだったと反省。

5位 小出  望那(捕・大阪産業大)
 捕手も主力が古賀と柘植だけでは頭数自体にだいぶ不安があるので大卒捕手を補給したかった。明大小島も考えたが同スペックの選手を下位で取れてよかった。

6位 本間 悠貴(左投・大阪ガス)
 下位では投手陣の補給として決めてた選手。二大大会出場できなかったが予選では大卒1年目ながら先発で長いイニング投げれている。先発でもリリーフでも安定して通年イニング喰ってくれそうな左腕はとても貴重。

7位 モレチ アレシャンドレ(右投・誉高)
 素材感全振り系の選手は自重するようにしてたがこの選手のロマンっぷりには指名しないわけにはいかなかった。父がブラジルとイタリアのハーフという多国籍っぷり。
 去年ラマルやオケムを指名するあたり西武はこの手の選手のポテンシャルは買ってそうだし、高校の先輩イヒネイツアのようにドラフト直前には評価が伸びて上位指名ということもあると思います。

まとめ
 気づいたら支配下の1〜6位が関西ゆかりの選手、大阪桐蔭2人に智弁和歌山2人と異様に偏った指名をしてしまった。
 去年のドラ1斎藤の出番を確保したいという意図があったが改めてチームの戦力図を見てみると二遊間でも大卒以上の選手を取っておくべきだったと強く思う。社会人が去年都市対抗の若獅子賞なしになるくらいにドラフト市場から期待するのが苦しいが、解禁済選手含めてもっとしっかりリストを考えるべきだった。
 それにしても純粋な戦力よりもコンプライアンスを重視しないといけない戦力整備は本当に手間がかかる。。。(笑)

ヤクルト

〇指名方針
 ヤクルトは直近10年間のドラフトで9人の投手を1位指名しましたが、チームの投手成績は奮っていません。投手成績は悪い意味で安定しており、チーム順位の浮沈の鍵はむしろ打者成績が握っているように見えます。打者有利の球場を本拠地としているが故に、投手力で勝つというのは難しいのでしょう。優勝した年でさえ投手成績が抜けて良かったわけではなく、「ほどほどに抑えて打って勝つ」チームだった印象があります。本拠地の特性を考えても、せめて「抑えられないけど打って勝つ」チーム作り(勿論、投手を疎かにしていいということではなく、野手にもちゃんと目を向けようという意味で)を心がけるべきで、「打てないけど抑えて勝つ」みたいなチームは今の環境では難しいですし、それを目指した結果「打てないし抑えられない」になっているのが今のヤクルトだと映ります。
 というわけで、野手補強をしっかりしたいわけですが、今のヤクルトが抱える大きな課題は「ポスト村上」と「ポスト塩見」でしょう。前者は言わずもがな、今季オフにMLB移籍が濃厚な村上宗隆の後釜となる4番打者・三塁手の確保。所謂センターラインは守備力が重視されるポジションですが、それ故にそのポジションの選手が打力で優位を取れると大きいもの。21,22年あたりは打てて守れる塩見がいてくれたことが優勝に繋がった。俊足巧打タイプでも悪くはありませんが、打てて守れるポスト塩見を。
 勿論、投手成績も良いに越したことはないので最低限の指名は必要。ちょっと薄くなった感がある二軍の内野手の補充もしたいと思います。

〇指名振り返り
1位:立石 正広×→谷端 将伍×→髙木 快大(右投手・中京大学)
 今年の市場で大砲系となれば立石でしょう。パワーはNo.1、意外と脚も速く三塁守備は機敏で、今年は遊撃手にも挑戦とかいう報道も見ました。プロでは一塁しかできないというタイプではありませんし、何なら外野起用も見えるぐらい。希少性のあるタイプで人気しそうです。ポスト村上の筆頭候補と言えます。無惨にもその夢は散りましたが。
 立石のクジを外したらまず考えるのが谷端。昨年2季でリーグ戦6本塁打のパワーも然る事乍ら、首位打者を獲得する確実性も兼ね備えた右のスラッガー。後は守備力がどうかですね。現時点で1位候補と言っていいかは微妙ですが、秋には立石と並んで入札候補に挙がってほしいなと思います。
 しかし事はそう上手くはいかず。谷端まで外してしまい、ポスト村上候補を上位で確保するのは難しくなりました。ここは一旦、評価の高い投手でお茶を濁すことにします。島田舜也か高木かで悩みましたが、個人的な思い入れとこれまでの実績から高木を上に取りました。先発でしっかり投げてくれるタイプだと思います。好きな選手なので投手不利球場のチームにはいってほしくないですね。

2位:秋山 俊(外野手・中京大学)
 折り返し3位には残っていないかもしれないと思い、ポスト塩見候補として決め打ちの指名でした。2位秋山のつもりだったからこその1位高木というのもあります。このウェーバー順で上位2人が野手というのは、チーム事情的に実際にはやらなさそうだなと思いますが。秋山は入学直後からスタメンを掴み、本塁打・打点のタイトルも獲得した強打者でありながら脚もあって守備力も兼ね備えた選手です。三塁で起用されていた時期もありますが外野手と考えていいでしょう。入学直後から見ている選手で思い入れもあります。平川蓮も候補でしたが、中堅守備を複数回見られている秋山を上に取りました。

3位:櫻井 ユウヤ(内野手・昌平高校)
 当初の予定としては立石→秋山→投手だったところが投手→秋山になったので、ポスト村上候補を指名しようと考えました。大学生以上にそれらしい選手はいなかったので、高校生から田西称を予定していたのですが、田西が意外と早めに出てしまったこと・地元埼玉で野手の弱いチームが後に控えていることから櫻井を早めに確保しました。入学直後から主軸を任される右の大砲です。

4位:陣内 優翔(右投手・海星高校)
 投手が弱いという理由で即戦力投手を多く指名するのは理解できますが、他球団が高卒投手を早い段階から戦力化できている一方で、ヤクルトはそもそも高校生投手の指名が少なくそれ故に育成もできていない現状があります。1人は大物投手が欲しいと思っていたところ、櫻井を優先したことで藤川敦也を取られてしまいましたが、その次点で評価していた陣内が残っていたのは幸運でした。

5位:松永 大輝(左投手・白鷗大学)
 まともな先発左腕が石川雅規ぐらいしかいないのは異常ではないか?と思い指名(高橋奎二の存在を忘れていましたすみません)。下級生時から継続してリーグトップクラスの成績を残している偉い投手。欲を言えばもう少し球速を…。

6位:蝦名 翔人(内野手・青森山田高校)
 大型で二遊間を守れる選手。旧チームでは怪我の吉川勇大に代わってショートに入り打撃でもアピールしていました。今年は高校生遊撃手のドラフト候補が少ないように感じるので、残り半年ほどの伸び次第ではもっと騒がれる選手になると思います。

7位:冨士 隼斗(右投手・日本通運)
 野手の強化をと言っておきながらですが、やはり投手の層の薄さを感じるのでリリーフで使えそうな社会人投手を指名して締めようと考えました。この順位で冨士を指名するのはさすがに失礼が過ぎるとは思いますが、冨士を指名漏れさせてまで欲しい投手はいないと判断しました。日通は層が厚いのでどれだけアピールの機会があるでしょうか…。

○感想
 立石・谷端外しからの田西逃しはかなり手痛かったです。最大の懸案事項であるポスト村上問題の解決は先延ばしにせざるを得ないので茂木とかに頑張ってもらいましょう。

オリックス

指名方針
2月仮想なので補強ポイントはあまり考慮せず指名する予定でしたが、とは言っても
・打撃型内野手(2Bか3B)
・大卒捕手と高卒外野手(デプスチャートでスカスカ)
・高卒左腕(スカスカってほどではないが薄い)
・上位級の投手と高卒SS(なんぼおってもいい)
は指名しようと考えていました。
特に打撃型内野手は立石・谷端・松下と1位級が3人いるので1位はこの3人のうちの誰か。

1位:松下 歩叶(内・法政大)
実力的な序列は谷端≥立石>松下と思っているが好み&競合回避で松下に。
万が一競合して外したら
谷端(結果的に残っていたので)→繁永(1位かと言われると疑問だが成功しそう)→秋山(内野指名も1位指名も荒れると思うけど推しなので許してほしい)→(ここまで流れることはないと思うけど)一旦このカテゴリを繰り下げて滝川の新井で二刀流チャレンジ
の予定でした。
2位:毛利 海大(左投・明治大)
他にも2位クラスだと思う大学生・社会人投手はたくさんいたけどこれも好みで。個人的には髙木と一生を狙っていたので先に指名されて大誤算だし、毛利は高掴み感も否めないので微妙。
3位:福元 聖矢(外・智辯和歌山高)
高卒投手の予定でしたが野手の方がめぼしい選手が消えそうだったので繰り上げ。
現地で見たとき無安打でしたが長打力が飛び抜けてるなあと感じて上位指名。
4位:小島 大河(捕・明治大)
下位で他の選手をとるつもりでしたがスリップしていたので指名。ラッキーだった。
5位:中野 大虎(右投・大阪桐蔭高)
高校生は左腕の方が欲しかったけどスリップしていたので指名。
6位:今岡 拓夢(内・神村学園高)
高卒SS。現地補正あるかも。
7位:池﨑 安侍朗(左投・明徳義塾高)
あんまりNPBっぽくないけどオリックスなら大成させられそうな予感がするので指名。
補足
4,5位あたりで秋山(この場合は外野手指名)か村上(ENEOS)を指名できていれば以下繰り下げ予定でしたが2人とも2位で消えてました。でも8位で花田(東洋大)指名してもよかったかも。

広島東洋

○投手
 森下、床田はまだまだこれからも大黒柱でしょう。玉村はローテーションに定着し、下には森常廣も控えていると若手先発も磐石。喫緊で補充しなければいけないポジションではなさそうです。
リリーフも層が厚く弱みになることはないでしょう。

○捕手
 仮に坂倉が2年後にFAで移籍しても持丸が定着してくれるのでは。清水叶人も二軍でそこそこ打っていると思ってたのですが、全然そんなことありませんでした。。この勘違いもあって、そこまで重要なポジションではないかなと考えながら指名していました(が、上位か中位で取った方が良いかもしれません)。今オフに高木か磯村が支配下からいなくなる可能性は十二分にあるので、1人は支配下で欲しいなと思っていました。

○内野手
 球場が特殊という噂は聞いていたので、それなりに守れる選手orアマで二遊間を守っている選手を取りたい。それを踏まえて各ポジションを見てみたのですが…

・1B
 林末包もいるし最悪外国人を取ればいい。優先度低。
・2B
 小園が守れたら万々歳ですし、無理でも韮沢二俣佐藤前川とかで何とか出来ると思うのでそこまで優先度は高くないかと。
・3B
 佐々木泰を信じます。
・SS
 あと5年は矢野で持つでしょう。

…とどのポジションも優先度は高くないような気がします。年齢的に高卒SS/2Bがガラ空きなのに対してそれ以外は渋滞気味です。

○外野手
 両翼は田村中村貴、末包らが控えているし何とかなりそう。問題はセンターで、一軍にも二軍にもレギュラーを任せれそうな人がいません。名原か久保が打てるようになれば万事解決ですが… ここで小園CFがウルトラCになるのか(?)

1位 石垣 元気 (RHP・健大高崎)
 昨年佐々木渡邉を取ったので立石は考えにくい。そのため現状2番手評価の石垣を入札しました。センバツ頑張って欲しい。
石垣が外したら1位阿部→2位秋山をイメージしていました。

2位 阿部 葉太 (CF・横浜高)
 名門校で下級生からエース、正捕手といった選手が好きなのですが(隙あ自)、2年生からキャプテンの選手には初めてお目にかかりました。近頃スキャンダラスな球団となってしまった広島ですが、彼はそんなチームを引き締めてくれる存在になるのではないでしょうか。勿論走攻守三拍子揃った選手でもあり、現状の補強ポイントにも合う選手です。

3位 高須 大雅 (RHP・明治大)
 怪我が心配ですが、万全のコンディションに回復できたならば、プロでも先発ローテ投手として十分にやれるのではないでしょうか。

4位 西原 太一 (OF・上武大)
 逆方向に凄いホームランを打った動画を見て度肝を抜かれてしまいました。この選手の順位感がどんなものか分かりませんが、秋山を2位で取られたのがトラウマになっていたためこの順位での指名となりました。
 守備は確認できていませんがCFとLFが半々とのことで。プロでもCFに残れたら良いのですが…

5位 矢吹 太寛(LHP・東海大札幌)
 最近左腕を上手に育成できている印象があるので、入団してみて欲しいなと思い指名しました。

6位 山田 希翔 (SS・智弁和歌山)
 この選手か今岡で迷っていたのですが、直前で今岡が指名されたためこちらを指名。スケール感もあり、守備も良さそう(あまり見れていませんが…)なだけに怪我が心配です。

7位 能美 誠也(C・星稜)
 名門校で2年生から正捕手を務める選手が好きです(2回目)左打ちの巧打者というのは広島が好きな選手なのでは。

○総括
 この時期にドラフトするのは不安しか無かったのですが意外と何とかなりました。前述したように捕手の優先度を過度に低く見積って指名してしまったので、小島や西河、大栄らを上の順位でとっても良かったかなとは思います。

東北楽天

現状
派手に暗黒しているチームがおり目立ってはないが地味に低迷中。サッカーにお金を使っているせいで、かつてほど補強に力を入れられないので、ドラフトで早めに戦力化しそうな人材を囲っておきたいところ。
投手陣は早川、藤井につぐローテ3番手以降が課題か。荘司や古謝、徳山あたりに期待したいが枚数不足感は否めない。その分リリーフで耐えている印象。野手は辰己、村林、小郷が台頭し、昨年のドラフトでは宗山も獲得。ただ似たようなタイプの打者が多くて長打力がなあ…。

補強ポイント
投手は先発ローテ争いができそうな投手を上位で押さえたい。リリーフタイプは下位で1人取れたらいいかなというくらい。
野手は浅村の年齢を考えるとそろそろ将来の中軸候補に出てきてもらいたいが、2軍成績を見てもイマイチ。武藤はいいけどクリーンアップかと言われると少し違う気がします。捕手の年齢層も歪な感じ。2軍の試合を育成メンバーで回したくないので、高校生でめぼしい人材を獲得して育成したいところ。

指名方針
迷ったが今年の市場的に長距離候補が少ないので一位は大学生長距離打者で。立石、谷端、松下の三者を比較して立石に決定。2,3位で先発型を押さえて、高卒捕手をどこかで押さえることも意識。

1位 立石 正広(内・創価大)
ここまで競合するとは思ってなかったし、くじを当てるとも思ってなかった。地肩強いので宗山と三遊間組むと面白そう。人材の墓場とか言わないで()

2位 伊藤 樹(右投・早稲田大)
中西か伊藤で考えてました。中西が既出だったので迷わずいけました。完成度がやっぱり高いですよね。早川先輩もいるし、東北出身ですし、それっぽい指名な気がします。

3位 西河 遥人(捕・大垣日大高)
もう一巡後でもいいかなとは思いつつ、確実に押さえておきたかったのでこの順位で。がっちりしていて強肩強打の捕手。情報量足りてないのでもう少しプレー見てみたい。

4位 野口 練(左投・近畿大)
右投げパワーpは割といるのでタイプが違う選手をリリーフに入れたかった。松永も考えましたが全然情報が足りなかったので、昨年のリーグ戦で見たことある野口を。もう少し球速欲しいけど、、

5位 金本 貫汰(内・東海大相模高)
外野の1番若いのが、高卒4年目の吉野と前田なので、そろそろ次をと考えて指名。高校ではファーストですがちゃんと練習すればレフトはいけそうかなと。

横浜DeNA

【方針】
 この時期ですので、所謂補強ポイントはほどほどに横浜っぽさと個人的な好みで指名しました(あまり準備の時間が取れなかったのもあります、、、)。とは言いつつも「ポスト宮﨑のコーナースラッガー」「右の外野手」くらいは意識しました。

【支配下】
1位 立石 正広(内・創価大/右右)×→谷端 将伍(内・日本大/右右)
 コーナースラッガー枠で入札は立石に。谷端や松下で競合避けも少しは考えましたが、総合的に今のところ頭一つ抜けている印象の立石に突っ込みました。圧倒的な打球は勿論のこと、守備と走塁面での優秀さもスペシャルなところだと思います。まさか6球団競合とは思いませんでしたが、、、
 そして2回目の入札では同じラインで残っていた谷端を選択しくじも当てました。松下が取られていたので正直2球団で済んで良かったです。『村田修一2世』との呼び声もあるので横浜が似合いそうですね。
 加藤響や井上絢斗が今年どれだけできるかにもよると思いますが、本番もこのラインの入札になるのではと睨んでます。

2位 村上 裕一郎(外・ENEOS/右右)
 近年の横浜の2位は高校生を1人も取っていなくて、投手多めなのでそこを意識して当初は去年右4枚取ってたのも加味してトヨタの増居・池村、明治の毛利あたりの左腕をを2位で考えていました(渡邉一生は流石に残らない想定)。しかし全員消えていたので右の外野手で考えていた村上を繰り上げました。去年ハマスタの2次予選でライトに物凄い当たりで放り込んだホームランを見てから個人的にもすごく好きな選手です。都市対抗でも170キロを超える打球速度のホームランを放っており打球は随一です。

3位 奥村 頼人(左投・横浜高)
 横浜DeNAの支配下での高校生投手は最近はまとまりのあるタイプを取る傾向にある印象ですがもう少し前にはロマン型も取っているのであまり拘らずに高校生投手で考えていました。直前で福田、芹澤、新井と想定していた投手が立て続けに消えたので地元横浜高から奥村を指名しました。正直高校生投手の序列って今の時期は難しいです、、、

4位 當山 渚(左投・國學院大)
 前述の左投手枠。昨年12月に大学代表候補の松山合宿を見に行った時に左腕の中では一番良かったです。

5位 田村 剛平(右投・京都産業大)
 ここは決め打ちでした。下位でこの手の右腕を拾うの横浜っぽいなあの魂胆です。日体大の篠原も候補でした(結果的に育成で取った)が、好きな投手なので田村にしました。去年一気に結果を残して5LASでもすごい球投げてました。

6位 フォーク 黒田 レイモンド 豪(内・同志社国際高/右右)
 身体能力が高いタイプの野手も横浜が好きそうな枠なので取りました。去年の田内との差別化で左打ちの方が良いかなとも考えましたがこの時期なので。アメリカ人の父をもつ189㎝の超大型遊撃手で投手もやっています。野球歴も中学からと短いので伸びしろにも期待です。1度は生で見たいので勝ち上がってわかさで試合してほしい、、、本人はアメリカの大学への進学も視野に入れているそうです。日本の大学なら是非そのままDoshisha Heroになって下さい。

7位 宮内 渉吾(右投・中京大中京高)
 ロマン型の高校生投手も取っておこうということで宮内を指名。夏の甲子園では失点こそあったものの193/90の体格から凄い球を投げていたのが印象的でした。フォークも一級品でした。

阪神

篠崎 国忠(徳島IS)

【指名方針】
補強ポイントをやんわり意識しつつも、昨年下半期に野球を見られなかった影響であまりドラフト候補を知らないのでネームバリューある選手を指名しました。24ドラフトが即戦力寄りだったので素材を指名する余裕はあると思います。

【補強ポイント】
・コーナー系内野手
・大卒世代の二遊間
・先発投手の若返り(左腕)
・昨季で消耗したと思われる救援の補充

【支配下指名】
1位 渡邉 一生(LHP/仙台大)
1位は石垣・當山・渡邉の3人まで絞り、昨季1位の伊原との差別化や近年高卒右腕が伸び悩んでいることを総合的に考慮し渡邉へ入札。現地でも見たが左腕でこれだけの出力を維持できる選手はなかなかいないと言う点でも価値があると思います。

2位 皆川 岳飛(OF/中央大)
2位と3位で狙っていた松下・谷端(打撃型大卒内野手)、中村・阿部(CF系高卒外野手)が全て消えたために大幅な修正を(マツゲン有田球場で)強いられました。外野の層の薄さを補い将来的にポスト近本となりうる選手としての指名。森下と被る要素があるのがやや失敗感。

3位 田西 称(IF/小松大谷高)
打撃全振りの超素材。二遊間系の若手内野手は増えたがそれに比べてコーナー系があまりいないので釣り合いをとる意味でも良かったのでは。なんやかんやでサトテルや前川を順調に育てているのでハマれば面白そうじゃないすか?

4位 繁永 晟(IF/中央大)
エアスポットと化している大卒世代の内野手を補充。本当は法政の松下が欲しかったけどコンタクト力が高いので普通にレギュラーに定着して普通に安打を量産しそうな気もします。中央大めっちゃ好きな奴みたいになってこれやけどぷにに1部見たことないです。

5位 篠崎 国忠(RHP/IL・徳島)
先週現地で見て衝撃を受けた長身右腕。若手投手の数自体はそこそこいる中で何か特別なもののある素材型選手として浮上しました。リーグ戦の活躍次第ではドラフト上位もあると思います。

6位 谷脇 弘起(RHP/日本生命)
ここ数年の上位争いで救援陣が摩耗しそろそろ調子落としそうな気がするので生きのいい腕を補給!

北海道日本ハム

【指名方針】
 去年のドラフトではほとんど投手で野手は山縣1人だけだったので今年は野手に振りたい。
まずは二遊間、特に大卒以下の年齢の若い選手が全然おらず鎌ケ谷軍の二遊間を回すのに苦しんでいる状態。一軍もレギュラーの水野上川畑との競争ができる選手を増やしたい。
 外野は良い選手がいるがセンターのポジションが不安。松本剛は通年センターを守らせるには体力的に厳しい。五十幡では打力が足りなさすぎる。水谷がセンターに回せれば良いが、安心してセンター任せられる選手をドラフトで1人確保できると心強い。
 左の中距離打者、大卒以下の若い捕手も戦力的には薄いのでいい選手がいれば取りたい。投手は若い選手が育ってきており充実してるがポテンシャルの高い投手は取れたらしっかり入れたい。

【補強ポイント】
第一優先
・二遊間 高卒・大社両方
・センター守れる左打ち外野手
いると良い
・左の強打者
・高卒捕手
・天井高そうな投手

【支配下指名】
1位 立石→堀越→松川 玲央(IF/城西大)
 まず1位は自軍の戦力関係なくその年1番いい選手に入札するのが日本ハムのスタイル。
 日本ハムなので創価大の選手がこんな高い評価受けていたら指名しないといかんでしょ。ということでまずは立石を指名。
 外れたら補強ポイントのショートの選手と考えていたが、ここで競合ドラ1級投手の堀越がまだ残っていたのでこちらを先に指名。
 それも外したのでここで自軍の補強ポイントに戻って城西大の松川を指名。大卒で最もショート守備が良さそうな選手を結果的には予定通り指名できて良かったです。

2位 赤植 幸輝(IF/天理高)
 高卒ショートも必ずほしかったところ、これも予定通りショートの守備が高卒で最も良さそうな選手を指名できて良かったです。

3位 芹澤 大地 (LHP/高蔵寺高)
 1位2位で補強ポイントの選手をしっかり確保できたのでここでポテンシャル型の投手を取りに行けました。どの投手に行くか悩みましたがここ最近成長著しいと話題の高卒左腕の芹澤を指名。時間をかけて体を作らないといけないと思いますがその分伸びしろは大きそう。今年のドラフトまでには150出せる好投手になっていると期待。

4位 宮下 朝陽(IF/東洋大)
 1位2位でショートの選手を指名できていたので指名する予定はなかったのですが、上位候補と考えていた選手がこの巡目でまだ残っていたので、北海道出身ということもあり取りにいってしまいました。1位指名した松川とは違うタイプの右打者なので差別化はできる。あとはケガの回復状況次第でドラフト本番の時期にどういう評価になりそうか。

5位 中村 奎太(OF/三菱自動車岡崎)
 センターの即戦力の補強ポイントについてはピンポイントで社会人選手を指名。去年解禁済でしたが、大卒1年目は若獅子賞獲得、去年もセンターのレギュラーで選手権ではホームランを放つなど実績十分。戦力としてはもちろん、同い年の万波野村らをさらに刺激してもらいたい。

【感想】
 二遊間3人はやりすぎ感あるが概ね計画通りに指名することができた。大卒以上の投手取らないと不安な感じもあるが、そうならなくていいようシーズンでは上沢ロスが気にならなくなる程度には今いる投手陣が成長してくれることを期待したい。

福岡ソフトバンク

〇指名方針
 その気になればいくらでも札束を出して補強できるチームなので、ドラフトではとにかくスケールの大きさ・天井の高さを重視した指名をすればええやろ、という方針。そうは言っても、昨年は宗山に入札しているようにポスト今宮への意識があったり、甲斐の流出をカバーできていなかったりするので、センターラインだけは確実性というかスケール感以外の要素も意識したいと思います。
 シーズン中に支配下昇格→オフに育成落ち打診→他球団移籍というケースがあったように、競争を煽る意味で支配下枠には余裕を持たせる運用をしたいと考えているよう。そういうことをするのであれば、支配下指名は支配下である価値がある選手でないといけない、能力やスケール感で既存の育成選手を上回る選手でないといけないという意識で指名したいと思います。育成指名はそういう問題は無視できるものの、やはりスケール感は大事にして指名したい。

〇指名振り返り
1位:石垣 元気×→堀越 啓太(右投手・東北福祉大学)
 一三塁手タイプはチームに多いので立石は回避し、石垣・堀越・渡邉の中から1位指名を選びます。その中でも、石垣は4年後同じ年齢になった時に堀越・渡邉を超えられるのではないかと考えました。特に堀越なんてめちゃくちゃ高い壁ですが、それぐらいの可能性を感じています。一本釣りを狙っていたのですがまさか3球団も競合するとは。
 外れ1位には奇跡的に堀越が残っていたので迷わず再入札。リリーフとしてであれば間違いなく即戦力ですが今年は先発として評価を高めてほしいと思います。

2位:大塚 瑠晏(内野手・東海大学)
 個人的に非常に高く評価しているショート。ちゃんとショートとして勝負できる守備力の持ち主です。昨年、目ぼしい大学生ショートはほぼ全員見たと言ってもいいぐらい見ましたが、その中で一番上手かったのは大塚でした。打撃が伸びれば宗山クラスの評価を得られると思います。昨年獲得した庄子も下手ではありませんが、脚を活かして外野に転向してもらいましょう(勝手)。庄子は牧原大成みたいなイメージを持っています。

3位:福田 拓翔(右投手・東海大相模高校)
 石垣の代わりに高校生の大物投手を指名したいと考えました。ガリガリなのにあの出力はすごい。

4位:国本 航河(右投手・筑波大学)
 スケール感全振りのロマン枠投手。進学校出身で筑波大には一浪の末に進学しています。最終学年でのアピール次第では上位指名も。

5位:大栄 利哉(捕手・学法石川高校)
 甲斐拓也の退団は痛手ですが、海野・嶺井・谷川原・渡邉がいれば一軍は回せるでしょうから、大学生以上を指名するなら相当なレベルでないといけません。小島大河は悪い選手ではありませんが、ここに割って入れるのか・小島に割くべき順位を使ってまで必要なのかを考えてスルー(小島は結局4位まで残ったので指名してもよかったですが)。高校生ならとにかくスケール感を重視して大栄を最高評価していました。1年秋から4番捕手に座り投手も務める身体能力の持ち主です。

6位:平川 蓮(外野手・仙台大学)
 本当は栗山雅也で締めるつもりでした。近年のNPBは守備力軽視で内野手を外野起用することも多く、本職外野手はよほどの身体能力お化けでないと支配下指名はないと思うので(ソフトバンクなら尚更)、栗山はそれに相応しい選手だと思っていたのですが…。平川はポジションの優先順位と選手の評価を考えるとソフトバンクには残っていないと思っていました。しかも先輩の川村友斗とポジションが丸被りなので。恵体・両打ち・俊足強打とロマンの塊のような選手。栗山より先に出ないとおかしいでしょ…。

育成指名

指名表

次に育成指名の指名表です!現実路線のところもあれば、担当者の推しの選手を紹介するところもあります!

育成指名

以下育成指名の指名意図等です。(こちらも都度更新予定)

埼玉西武

育成1位 松延 響(右投・鳥栖工業高)
 まずはポテンシャルの高そうな高卒投手で残っていた選手を指名。甲子園でも実績があり、球速はまだまだですが体ができて変化球も覚えていけば一軍先発でやれる。長い目で育てたい。

育成2位 井生 祥太郎(右投・九州共立大)
 去年日経大からのパイプが強い指名をしていたので福岡六大学からのピックアップ。昔カープにいた井生の甥で、去年は福六リーグ戦で先発投手として好成績を残している。球速が出るタイプではないが制球力と変化球が良く奪三振率が高い。

育成3位 阿部 謙心(外・九州産業大)
 井生と同じく福岡六大学からのピックアップ。俊足を活かしたセンター守備と盗塁が売りの外野手。

育成4位 塚本 浩平(内・愛媛MP)
 去年は大卒1年目ながらアイランドリーグでショートのレギュラーで全試合出場。二遊間のストックできる選手として需要が高そうな選手。

育成5位 三池 裕翔(内・茨城AP)
 工学院大学出身のBCリーグ新人。身長は163cmとすごく低いがショートとセンター守れて俊足とパンチ力も備えた選手。トライアウトで競合される実力なので期待。

ヤクルト

育成1位:工藤 泰己(右投手・北海学園大学)
 上位指名級の球威があると噂される剛腕。北の大地は情報が少なくなりがちなのでこの時期はここまで残るのも仕方ない。名前とタイプの似た投手が去年育成指名だったので何となく引っ張られたのかも(適当)。指名漏れにするには惜しかったので拾いました。

育成2位:沢田 涼太(左投手・中京大学)
 育成指名っぽいロマン全振りの恵体左腕。これで中京大から3人目。中京大のこと好き好きクラブの皆さんになってしまった。指名してから気づいたんですが、ヤクルトの竹山日向と高校の同級生なんですね。

育成3位:福島 孔聖(左投手・大阪商業大学)
 細身で小柄なその見た目からは想像できない強烈な球威を誇る左腕。いまいち監督から信用を得られていなさそうなのが…。

育成4位:川平 真也(右投手・茨城アストロプラネッツ)
 昨年も独立リーグから多くの選手を育成指名したことを踏まえてのピックアップ。有名な選手は徳島に多いですがそこから持ってきても面白くないので、高校・大学時代の知名度が無さそうな選手を選びました。大学4年生と同い年(のはず)。昨年途中から加入したと思われまだ実戦経験は多くないものの、今季のノビに期待できそうな大型投手です。

育成5位:二宮 陽斗(外野手・神奈川フューチャードリームズ)
 大型の右打者で高卒ルーキー。長距離砲というよりは確実性のあるタイプだそう。昨年もプロ志望届を出しており2球団から調査書が来ていたそうで、今年も密かに狙っている球団があるかも。

オリックス

育成1位:藤原 聡大(右投・花園大)
普通に支配下で消えると思ってました。
育成2位:勝田 成(内・近畿大)
身長のせいで指名漏れするのさすがに可哀想なのでせめて仮想の育成だけでも…と思い指名。実力は支配下だと思います。
育成3位:神谷 虎之介(外・我孫子二階堂高)
複雑な事情で今年出場することはできないそうですが、二刀流としてかなり面白そうな選手だったので指名。
育成4位:塩崎 栄多(内・くふうハヤテベンチャーズ静岡)
IL徳島でそこそこ活躍していたので早弁でも同等の活躍に期待して指名。
育成5位:河野 優作(左投・愛知学院大)
結構キモいフォームになったのに何故かしっかり抑えられてる左腕。

広島東洋

育成1位 加田 拓也(OF・徳島)
 4年秋に覚醒した後独立リーグからのプロ入りを狙う選手。期待も込めて

育成2位 山田 俊介(LHP・上武大)
 3年秋に登板なしというのは不安ですが、少なくともリリーフには定着できるでしょう。

育成3位 今井 亮太(RHP・O新潟)
 タフネス右腕。恐らく社会人チームより環境や待遇が優れないであろう二軍専球団に行くという心意気が凄いと思いました。(何様)

育成4位 林 直樹 (INF・福岡工業大)
 流石にすぐ試合に出せる内野手を誰も取らないのは不安だったので。バッティングは良さげなので一軍レベルでSSに残れる守備力があればなお良しと思います。

育成5位 加藤 翔汰(LHP・高知)
 ここ2年独立で安定した成績を残していていいなと思い指名。

東北楽天

育成1位 櫻井 頼之介(右投・東北福祉大)
支配下でも良さそうですけどね。今年の春が勝負な気がします。

育成2位 濱岡 蒼太(左投・川和高)
夏の大会の映像を見ていいなーと思っていました。腕の振りが綺麗ですよね。京大に来てくれてもいいんやで?

育成3位 宇佐美 球児(左投・西条高)
僕の地元枠ですが、今年の四国の左腕なら池崎(明徳)かこの子じゃないですかね。池崎くんより出力は高いです。コントロールは池崎くんの方がいいです。

横浜DeNA

育成は好きな選手を紹介するコーナーにしました。実際は多分6人も取らないですよね。

育成1位 東 大輝(外・小松工業高/右左)
 21世紀枠候補にもなった小松工業のスケール溢れる外野手です。秋には敦賀気比相手にホームランも放っています。粗削りなところもあって好きな選手です。

育成2位 奥田 貫太(右投・マツゲン箕島)
 花園大の時から好きな選手です。サイドスローで昨年はルーキーながら主戦で投げており全日本クラブ野球選手権ではMVPを獲得して京セラのマウンドも経験しました。花園大初のNPB選手の候補として藤原や小林がよく挙げられますが奥田も花園大はつのNPB選手の1人になってほしいです。

育成3位 江川 日那太(内・中部学院大/右左)
 中部学院で昨年森や榎田と中軸を打っていた選手でサードと外野を主に守ります。昨年関学とのOP戦を見に行った時にスリーベースを打っていたのですがスイングも鋭く打球もよく飛んでいて何より脚力に非凡なものを感じました。昨秋には12試合9盗塁で盗塁王も獲得しています。

育成4位 権田 翼(右投・徳島IS)
 インディゴの新入団から1人は指名するつもりで色々考えていましたが、今回の仮想で指名しながら練習試合の中継を見ていたら良い球を投げていたので権田にしました。制球に苦しむ場面もあったものの力強い直球で空振りも多く取っていました。

育成5位 篠原 颯斗(右投・日本体育大)
 12月の松山合宿で投げた投手の中で一番良かったのが篠原でした。球威と制球が両立しており、鋭いスライダーも決まっていました。縛り等の兼ね合いもあると思いますがほぼ確実に支配下で呼ばれると思ってます。

育成6位 伊永 大蔵(捕・西南学院大/右右)
 5人で終えるつもりでしたがそういえば捕手取ってないなと思ったので去年見に行った九州六大学から伊永を指名。昨春には3本塁打を放った打撃が武器の捕手で、同じ西南学院大の栗山と共に注目したいです。

阪神

1位 田代 涼太(LHP/IL・徳島)
大学時代から完成度が高い選手でしたが、徳島でも早くから活躍できそうな雰囲気があります。長身左腕として他の選手にはない特徴があるのも良いです。

2位 常世田 翔英(OF/中央学院大)
千葉リーグ枠。界隈での知名度はあまり高くないものの貴重な大卒の外野手として欲しいチームには刺さると思います。

3位 鈴木 豪太(RHP/大阪商業大)
福島が指名されて残ってることに気づいた。名前の通りの豪腕でサイド気味のフォームも合わせて救援で活躍できそう。トウショウヨウイチと珍の蜜月の証にどうでしょう?

4位 佐伯 大優(IF/IL・徳島)
2年目の高卒独立選手に魅力を感じて指名。

北海道日本ハム

1位 高橋 快秀(RHP/IL・徳島)
 去年は高卒1年目で登板数は少ないものの防御率1点台と結果を残した。球速も今年は150に乗せられそうなところ。この調子でリーグ戦で今年1年フルで回れれば上位指名もあり得ると思う。

2位 高 義博(IF/オイシックス新潟)
 今年で高卒3年目、去年からショートの守備ではイースタンリーグの中でも指標が良いと評判の内野手。打力が改善すればNPB入りができる。

3位 イーマン 琉海(IF/エナジック学院高)近年話題のエナジックスポーツ学院から身体能力の高さが評判の選手をピック。足とスイングの強さは魅力的だが守備が課題となりそう。

4位 窪田 洋佑(OF/札幌日大高)
 北海道枠。体格も良くて長打力もスピードもある走攻守3拍子揃った選手。この選手も今年の活躍次第では支配下ありそう。

5位 本多 太陽(LHP/BC・群馬)
 星城大出身、去年のBCリーグでドラフト競合の上群馬ダイヤモンドペガサス入団した左腕投手。

6位 黒川 怜遠(OF/日本体育大)
 兄は楽天の黒川史陽と元ミキハウス選手、父はSUNホールディングスWEST監督、自身は去年から日体大で主将就任の球歴エリート、SNSでの発信力も持ち合わせている。今のところリーグ戦などで目立った結果は残せておらず実際は社会人入りしそうな気がするが、仮想ドラフトなので指名入れたかった。

福岡ソフトバンク

育成1位:中村 心大(左投手・早稲田実業)
 昨年夏の中継を見ていて「制球は多少悪いけど良い球威の球投げてて大学でも楽しみな左腕だなあ」と思っていたら2年生でびっくり。打っても中軸。センバツで見られるのが楽しみ。

育成2位:稲川 竜汰(右投手・九州共立大)
 大学2年冬には代表合宿にも参加した剛腕。怪我なのか昨年はあまり見かけなかったですが是非戻ってきてほしい逸材。

育成3位:岡村 了樹(捕手・富島高校)
 地元九州の打撃が良い捕手とか好きそうやん。

育成4位:樫本 旺亮(左投手・仙台大学)
 高身長きもサイド左腕。癖の塊を育てるの得意そうですよね。

育成5位:伊藤 大晟(左投手・れいめい高校)
 地元のセンス系左腕。好きそう。

育成6位:赤木 晴哉(右投手・佛教大学)
 高校時代は達孝太の控えで実績は少なく、大学で才能が開花。佛大の先輩の木村光もいるし。

育成7位:岡村 匠太郎(右投手・近畿大学工学部)
 去年現地で見た試合で非常に良かった投手。

育成8位:東川 一真(右投手・昌平高校)
 こういう実績の無いでかい投手は最終学年で急に評価を上げて上位候補になったりしますよね。

育成9位:川畑 秀輔(右投手・沖学園高校)
 小柄なスリークォーター右腕。浮き上がるような球筋が印象に残りました。

育成10位:石田 煌峨(左投手・門前高校)
 「石田を見に行ったら塩士暖(去年のソフトバンク育成13位)が良かった」みたいな話を聞きました。恐らくソフトバンクのスカウトも見ていることでしょう。

育成11位:磯部 煌太(外野手・八幡商業高校)
 昨夏、脇坂航大(八幡商業・新3年生)を見たくて中継を眺めていたら脇坂の前を打つ打者が非常に良く見えて「大学でも見てみたいな」と思っていたら脇坂と同学年で驚いた。

育成12位:尾辻 佑晟(内野手・修猷館高校)
 地元福岡の進学校に潜む好守のショート。こういうの好きそうやん。

○感想
 大塚以外はロマン型の選手を指名したいと考えていてほぼその通りの指名が出来ました。一軍戦力に不安が無い球団の仮想ドラフトは楽しいですね。育成はもう少しポジションのバランスを気にして指名する予定でしたがやってるうちに楽しくなって好きな選手ばかり指名してしまいました。伊永 大蔵(捕手・西南学院大学)、梶原 一晋(内野手・藤蔭高校)、常谷 拓輝(内野手・北海学園大学)、安藤 廉(内野手・新潟医療福祉大学)あたりを指名したかったです。

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