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ウクライナ

桃の花はかな〜

戦争が始まったらしい
頭がお花畑状態のわたし…
え!そうなの?
何のことかよく分かっていない
社会人として
こんなことでいいのか?
いったい世界はどうなっているのか?
ちゃんと知っておきたい

ウクライナ問題のきっかけとは?
ロシアは国土が非常に大きく、たくさんの国に囲まれている。
その為、ロシア側としては「隣国を味方につけて安心したい」という考えがある。
ただ、他の国からすれば、一国が強大な力を持つのは嬉しくはない。
特に、ロシアに近いヨーロッパはその考えを強く持っていた。
そのような折、ロシアとヨーロッパに挟まれているウクライナが問題に上がってきた。
このウクライナという国は、ロシアとヨーロッパが近いので、たくさんのロシア人・ヨーロッパ人が住んでいるが、それぞれの考え(親ロシア側・親ヨーロッパ側)が違うので、なかなか一国としてまとまる事が出来ないでいた。
ウクライナのトップが親ロシア・親ヨーロッパとそれぞれ変わる度に、反対派の面々はさまざまな不満を抱くようになり、結果として争いが起こるまでに至る。
その争いに対してロシア側が親ロシア派に武器の提供をする事や、ウクライナがEUに加盟するしない問題、ウクライナの主権問題等、様々な問題をまとめて『ウクライナ問題』と言っている。

ウクライナはどこにあるの?
ウクライナの東側にロシア、南に黒海があり、それ以外をEU諸国が占めている。
ちなみに、ウクライナの南側の出ている島のようなものが「クリミア半島」で、ここも問題になっている事が多い。

独立してから?
第二次世界大戦以降、ウクライナはソビエト連邦の一員として存していたが、1991年のソビエト連邦の解体に伴い、12月に住民投票が行われ、独立を果たした。
ウクライナの東部や南部はロシアの勢力下にあった期間が長く、ロシアとは現在も経済的に強く結びついている。
一方で、かつてオーストリアやポーランドの支配を受けた西部や中部は、欧米との関係を重視する傾向がある。
この、『国内での派閥』がある為、ウクライナとしての国の動き方でも「ロシア側に寄って政策を進むのか」「EU側に寄って政策を進むのか」の争いが顕著になる。
それに伴い、それぞれの派を応援する国が出てきて、ウクライナ国内のみの問題ではなく、国外の国を含めた問題に発展していったのである。

オレンジ革命とは?
ウクライナの歴史の中で、親ロシア派と親EU派の争いが顕著に出たのが「オレンジ革命」というものである。
2004年ウクライナ大統領選挙の結果に対しての抗議運動と、それに関する政治運動などの一連の事件の事だが、同時にこの事件はヨーロッパとロシアに挟まれたウクライナが将来的な選択として、ヨーロッパ連合の枠組みの中に加わるのか、それともエネルギーで依存しているロシアとの関係を重要視するのかと言う二者択一を迫られた事件であった。
大統領選挙では、ロシアとの関係を重要視する与党代表で首相のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ(親ロシア派)と、ヨーロッパへの帰属を唱える野党代表のヴィクトル・ユシチェンコ(親EU派)の激しい一騎討ちとなったが、2004年11月21日の開票の結果、大統領選挙におけるヤヌコーヴィチ(親ロシア派)の当選が発表された。
選挙直後から野党ユシチェンコ大統領候補支持層の基盤であった西部勢力が、ヤヌコーヴィチ陣営において大統領選挙で不正があったと主張し始め、不正の解明と再選挙を求めて、首都キエフを中心に、ゼネラル・ストライキ、座り込み、デモンストレーション、大規模な政治集会を行い選挙結果に抗議した。
この抗議運動はマスメディアを通じて世界各国に報道され、リボン・旗・タオル等、オレンジ色の物を抗議に使用したことからオレンジ革命と呼ばれた。
ロシアの支持を受けたヤヌコーヴィチを中心とする与党勢力は選挙結果を既成事実化しようと試みたが、野党勢力を支持するヨーロッパ連合及びアメリカ合衆国などの後押しもあり、結局野党の提案を受け入れて再度投票が行われることとなった。
再投票の結果、2004年12月28日ヴィクトル・ユシチェンコ大統領(親EU派)が誕生した。
このように、ウクライナ大統領が「親ロシア派」「親EU派」かというのが非常に大事になってくる。
なぜなら、大統領の派次第で、政策が親ロシアか親EUか変わってくる為だからである。
※以上、いちたすより

これはウクライナ問題の鍵とも言えるだろう。

続きは次回へ…

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