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ドライアイ

2〜3時間おきに点眼

まさかの⁉︎
ドライアイになってしまった
なんとなく
そんな気はしていたが
本当になるなんて…
ドライアイについては
あまり知識がない
眼が乾く、ぐらいしか分からない
なので…調べてみた

ドライアイは「乾燥性角結膜炎」ともいう。
さまざまな要因により、涙の分泌量の減少や涙の質の低下を引き起こす疾患で、目の不快感や視機能の異常が生じ、目の表面に傷を伴うこともある。
ドライアイは大きく分けて、「涙の量的な異常」「涙の質的な異常」の2つに分類される。
「涙の量的な異常」とは、涙の量が減ってしまうことで、涙の分泌そのものが少ない状態のこと。
一方「涙の質的な異常」は、涙の成分の異常により、涙を保持する能力が変化することを指す。
涙は油層、水層、ムチン層から成り立っていて、それぞれのバランスが涙の安定性を保っている。
この層が不安定になると、涙が蒸発しやすくなる。パソコン作業が多いオフィスワーカーやコンタクトレンズを装用している人に、このタイプのドライアイが増えている。
ドライアイの症状は「目が乾く」ことだけでなく、目が疲れる、ゴロゴロする、充血するなどさまざまあり、コンタクトレンズをつけると痛いという場合もある。
また近年、ドライアイにより視力が低下することもわかってきた。

目が疲れる
目がゴロゴロする
目が乾いた感じがする
目に不快感がある
目がヒリヒリ痛い
目が赤い
朝、目が開けにくい
目がくしゃくしゃする
白っぽい目やにが出る
何となく見づらい
時々かすんで見える
最近少し視力が低下したようだ

ドライアイの原因は、環境によるものや加齢や病気によるものなど、さまざまなものがあり、特に環境要因が大きいと考えられている。
パソコンやスマートフォンなどを見続けることによってまばたきが減ることや、冷暖房により室内が乾燥しがちなことが挙げられる。
また、コンタクトレンズの長期・長時間の装用や、夜型の生活、食生活の変化、運動不足など、ライフスタイルも関わっていると言われている。
そのほか、加齢により涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下して乾燥しやすくなったりすることもある。
涙の分泌は自律神経に支配されており、リラックス時に働く副交感神経は涙を分泌させ、緊張時に働く交感神経は涙の分泌を抑制する。
現代人はさまざまなストレスにより交感神経が働きやすく、涙の分泌が抑制されているのではないかという考えもある。
また、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患やスティーブンスジョンソン症候群などの病気により涙腺が破壊される重篤なドライアイもある。

ドライアイの対処法としては、点眼薬、眼科での検査がある。

目薬
ドライアイはOTC医薬品(薬局やドラッグストアで処方箋なしで購入できる医薬品)でも対応できる。
涙液のバランスを整える成分(ごま油、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、パンテノール、ヒアルロン酸Naなど)が配合されているものが有効である。

眼科の受診
ドライアイ症状が強くなってきた場合や、OTC医薬品の効果実感がなくなってきたと感じたり、30~40分ごとに目薬を使う程、目が辛かったりする場合などは、眼科を受診する。
目薬を使う回数が多すぎると涙が洗い流されてしまい、かえって角膜に傷がつく場合があるので注意が必要である。
眼科ではさまざまな検査が行われる。
涙の量を調べる検査は、専用の濾紙(ろし)をまぶたの縁に挟んで5分間でどのくらいの長さが濡れるのかを調べる「シルマー検査」が一般的である。
また、黄色い染色液を点眼し、スリットランプという顕微鏡で角膜や結膜の状態をみる。
同じ染色液で「涙液層破壊時間(BUT)検査」も行われる。
これは、まばたきをしないで目を開けたままにして、涙の層がどれくらいの時間で破壊されるかを調べる検査である。
症状が軽い場合は潤いをもたせる点眼薬が用いられる。
人工涙液、ヒアルロン酸製剤、ムチンや水分分泌を促進する点眼薬(ジクアホソルナトリウム)、ムチンを産生する点眼薬(レパミド)などである。
「涙点プラグ」という治療が保険適応になっている。
これは、涙の出口である涙点に栓(プラグ)をして、涙の生理的な排出を遮断するものである。
また、目を遠赤外線で温める「目の温熱療法」や涙の蒸発を防ぐ保護メガネの使用が有効な場合もある。

ドライアイの原因の多くは「目の疲れ」に由来する。
正常な涙はとろみがありますが、疲れると涙が水っぽくサラサラの状態になるため、目が乾きやすくなる。
まずは日常生活を見直し、目の疲れにつながる原因を取り除くことから始める。

対策として
①目を休ませる
パソコン作業などで画面を見るときは、1時間に15分は目を休ませるようにする。
蒸しタオルをまぶたの上に乗せて休憩するのも有効。
タオルの温度は約40度で、まぶたに乗せる時間は約10分が目安。
②遠近両用やパソコン用のメガネ、コンタクトレンズを使う
パソコンの画面など近くのものを見て作業をする時にメガネやコンタクトレンズの度数が合っていないと、目が疲れやすくなる。
パソコンの画面を見るときは遠近両用やパソコン用に処方されたメガネ、コンタクトレンズを使うことで、「目の疲れ」を防ぐことができる。
コンタクトレンズはシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズなど乾きに強いタイプもある。
③意識的にまばたきをする
パソコンやスマートフォンに集中しすぎると、まばたきが減ることがあるので、意識的にまばたきをするようにする。
また、まばたきをしていても完全に目が閉じていない「まばたき不全」が目の乾きの原因になっている場合がある。
特に、上目使いでデスクトップパソコンを使っている人は要注意。
パソコンの画面は目線より下になるように設置する。
「まばたき不全」の対処法として、意識的にまぶたを閉じるようにすると、2週間ほどで正しいまばたきができるようになる。
また、目をギュッと閉じてパッと開くまばたきを行うとマイボーム腺から油分が出て涙の蒸発が抑えられる。
④まつ毛の内側のアイメイクを避ける
「マイボーム腺」は目を乾燥から守るために大切な脂質が出る分泌腺である。
アイメイクで、まぶたの際にあるマイボーム腺を塞いでしまうと、油分の分泌が妨げられ、ドライアイの原因になることがある。
まつ毛の内側の粘膜までアイメイクをすることは避ける。
⑤マイボーム腺をマッサージする
朝晩の洗顔時、目を閉じた状態でまつ毛の生え際に指先をそろえて当て、1~2ミリ左右に揺さぶり、マイボーム腺をマッサージする。
習慣にすると油分の分泌がよくなり、涙の蒸発が抑えられる。
⑥加湿器の使用
加湿器を使用したり、エアコンの設定を調整したりして室内の湿度を保つ。
また、エアコンの風が顔に直接当たらないように、職場の環境を整えることも大切である。
⑦抗酸化作用がある食材を摂取する
抗酸化作用のある食べ物は目の疲れを取り、涙の質をよくすると言われている。
青魚の油に豊富なDHA、EPA、鮭のピンク色の色素のアスタキサンチン、クチナシやサフランの黄色い色素のクロセチンなどが有効だと考えられている。
※以上、ロート製薬HPより

眼科でドライアイと診断され
点眼治療をすることになった
そして…
退職もすることにした
一日中パソコンに向かっての仕事は
もう…無理だ
また新たな道を歩むことになった

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