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ついに明日、我が家に任天堂Switchが!

この夏、子ども達へのサプライズを企てている。そう!ついに我が家に【任天堂Switch】がやってくるのだ!!!

夫も私も、こういったゲーム機にめっぽう疎い。興味が無いわけではなく、むしろ大好きなのだが全く詳しくない。
昔から、その他色んな物事に対して『好きなのに極めない』私は、結果、ただのヒトとなった。( ་ ⍸ ་ )せっかく人間に生まれてきたのにね。余談だが。。

子ども達は友だちとの話やYouTubeを観てSwitchの存在をもちろん知っているし、マリオやルイージも大好きだ。最近は小学1年生の息子もしきりに「カービィっておかぁさんみたい!」と言ってくる。

息子は赤ちゃんを見ては「あ、あのあかちゃんおかぁさんみたい。」まん丸のアンパンマンを見ては「あ、おかぁさんだ♡」今回もまん丸のどこかの妖精カービィを「おかぁさんみたい♡」だと思っている。
息子の愛おしいと思えるスペース枠に私が位置していると信じたいが、時にちびまる子ちゃんのお母さん、すみれさんが「まる子ーー!!!」と激怒しているシーンで、息子がケラケラ笑い出し「おかぁさんみたい(๑˃̵ᴗ˂̵)」と言っている姿が脳裏にある。正真正銘、余談だが。。。

そんな訳で、この夏最大のサプライズ…いや、今年2024年最大のサプライズと言ってもいいこのSwitch企画。子どもたちは喜んでくれる事でしょう⭐︎

それにしても…
任天堂さん。この世界に素晴らしい賜物をありがとう。30年程前、私の母も全く同じ様に、ある日突然任天堂さんのゲーム機をプレゼントしてくれました。あの時の喜びは、今でも忘れません。

あれは何月だっただろう。
クリスマスの夜だったろうか。記憶が定かでないが。

夜、お母さんが兄と私を前に、深刻な顔で話し始めた。「やー、お母さん行ったらすっごい行列でさ。皆んな早くから来て並んでるのね。お母さんもしょうがないから並んだのよ。整理券配り始めて、お母さんのだいぶ前の方で終わっちゃって…」
兄とうつむきながら『はいはい、買いに行ったけど結局、スーファミは手に入らなかったのね。はいはい、分かりましたよ』そう思っている頃には母の話は耳に入っていない。が、次の瞬間、話が急展開して「お店の人が裏口からヒョッと出てきてすんごい数の箱に入ったゲーム機、持って来て」(と言っていた気がする)「お母さん買って来たっさーー!!」今でいうドヤ顔。あの時の母はこれ以上ないドヤ顔をしていた。
突然、『スーファミどうせ買えなかったんでしょ話』から『母買って来ました!この家のどこかにスーファミあるんですよ話』にチェンジされたため、一瞬頭が追いつかなかったが、兄と顔を見合わせて「おぉーーーーーー♡♡」となった。
 晴れて念願のスーパーファミコンが我が家にやって来た、話。もう30年も前の事だが、スーファミをやった記憶より、スーファミが我が家にやって来たことを知った瞬間、この瞬間の記憶の方が強くて。それ程に夢のある賜物であった事に、間違いはない。

母と同じ事をしようとした訳ではない。たまたまだけど、子どもの憧れのような存在が時代が変わっても私たち家族にとっては任天堂のゲーム機である事。その事に今気付き、母も同じ様に私たちを喜ばせようと、ちょっとしたサプライズを企ててくれたんだと、30年ぶりにあったかくなる。あの時より、ずーーーーーっと胸の奥からあったかい♡

接続なども疎過ぎて、きちんとゲーム機つないで遊べるか心配はあるが、とにかく現物は届く。

我が家のちょっとしたサプライズ。
成功しますように。


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