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お気楽な自分にサヨナラを

 のんびり過ごせるカフェも併設された書店に出かけた。本が山ほどある環境はエネルギーを感じられて好きだ。見えないがパワフルな空間に、多少具合の悪い今日の私も、いつの間にか元気になっていた。

 お金使わないぞ!と決めていたはずなのに、お腹が空いていると気付き、カフェでホットサンドとカプチーノをいただいている。所詮、お気楽な私の事。具合悪いと感じていたさっきの自分も、大した事なかったんでしょ?むしろ何でもなかったんでしょ?と、問いかける。うん、信用できない。

 40を目の前にして、やっと自分の人生『若者』とはいえないのだと、じんわり感じている。その辺も、安定のお気楽だよね。いや、常に遅いよね。28の私も『そろそろ大人の仲間入りかぁ』なんて思っていた記憶がある。呑気なお気楽幸せ人間(皮肉もこめて)である。
 ここに至るまで、私の人生で関わってくれた周りの人達がとことん優しさで包んでいてくれた事。それは皮肉でも何でもなくて、心から感謝している。

 そうなると、罪でもある。いつまでものらりくらりと時間消費するだけの自分は、何をしている。このままじゃいけないという思いがジワジワ滲み出る。

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 ずっと気になっているヒトがいる。西野亮廣さんだ。ここの書店の様なヒト。たぶん、彼に会ったら、会っただけで私が大好きなこの書店に来たみたいな雰囲気にしてくれるヒトだろうなと思っている。

 形から入るからいけないのだろうか。いつまでも行動しないのは。んーーーでもじっくり頭で考え、思い耽りたい今。西野さんの本を読み漁りたくなった、、今。ヒトの才能に触れたくて、本を買う。何かが変わって得られる人生にしたい。


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