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絵本の読み聞かせ

子どもの通う小学校で絵本の読み聞かせボランティアをしています。

今日も行ってきました。子供の通っている学校に行き、朝の時間10分程度ですが、私が読みたい本を読んでくる活動です。

自己紹介をして、本を紹介して、読む。誰でもできます。

その活動を始めて気がついたことがあります。


耳障りの良い言葉の絵本は、長く語り継がれる。

大人は声に出して本を読みません。自分が聞いている時は聞くだけに集中してしまいます。両方を叶えるのが、読み聞かせです。

絵が可愛くて買った絵本も多いのですが、読んでいるうちに言葉のリズムが合わないものも多々あります。口に出したときの音のリズムが良くないと、読んでいる方も聞いている方も飽きます。

昔からある絵本にはそれなりの理由がちゃんと存在します。

子どもが喜ぶおすすめは「もうねんね」その他松谷みよ子シリーズ。

小さいころ何気なく読んでもらっていた絵本ですが、いろいろな本を読むようにな改めてよさを実感しました。
まずは言葉がきれいです。嫌味がなく、みみからすっと受け入れることができます。
きれいな言葉を子供に教えたい人には、松谷みよ子さんの絵本は大変おすすめです。
そして絵が印象的です。このシリーズの絵はほかの絵本と大きく差別化を図っているため、この絵を見せるだけで何の絵本かすぐにわかります。差別化って大事だなって思います。

絵本に教わる子どもの言葉の発達


最近の小学生はドラマやYouTubeの影響で言葉の発達が非常によいことを知っていますか?

何か指示を出すと「理由」を求めてきたりします。
発達がよいのは非常に喜ばしいのですが、その反面行動ができなくなったりします。
「それをやって何の意味があるの?」「どうしてそんなんことしなくちゃいけないの?」

昭和のころの素直さ、謙虚さは子供にとって必要なもの

言葉の発達がよい子どもたちですが、人から何かを学ぶときの素直さや謙虚さが欠けてきている気がします。この素直さや謙虚さは、どんなときでも自分を成長させるのに役立つ姿勢です。

時代は移り変わってもこうした学びの姿勢は常に持っていてほしいものですね。

手間だけど手間をかけることも忘れたくない

絵本の読み聞かせはちょっとした時間をとられて働く大人にとっては大変な時間です。ですが、絵本を通じて親子の会話が増えたりすることもあります。

最近の絵本は、YouTubeでページをめくらずに動画で流すこともできます。便利な時代ですね。

そうしたスマホ普及で便利な世の中ですが、目で見て耳で聞いて肌で感じて人との会話を増やしていく・・・そうした五感を鍛える活動は大切にしたいと強く思う今日この頃です。






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水音(みおん)@webライター
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