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台風!今年はかなり早い。
本日は台風の接近に伴い線状降水帯発生で大雨なところが全国的に確認されています。そんな時私はふと思います。
「子ども・・・丈夫になったなあ」
喘息もちや呼吸器疾患のある子にとって台風の気圧変化は非常につらいものです。今現在も苦しくなったりしている子が多いでしょう。酸素飽和度が下がればそのまま入院になっている人もいるでしょう・・・。
今回は、喘息で苦しんだわが子の成長をもとに喘息で苦しんでいる人に向けて記事を書きたいと思います。
身体が大きくなれば何とかなる
台風や気圧の変化が大きいときには、呼吸器疾患のある子は必ず苦しみます。そしてその親も・・・。私も何度眠れない夜を過ごしたか、わかりません。
喘息や呼吸器の疾患で苦しんでいるお子さんやご両親の皆様!体がある程度大きくなれば発作は落ち着きます。
これは本当です。お医者さんや看護師さん、いろいろなママ友やパパともに言われても苦しんでいる子どもを目の前にすると「本当なのか」と疑ってしまうことありませんか?
実はターニングポイントになる年齢があるのです。
3歳・5歳・7歳
七五三じゃん!と思うでしょうが、この年齢は本当に子どもの身体が大きく変わるときです。ちなみにわが子は3歳までに3回入院を経験しています。
3歳を過ぎると幼稚園へ通いだしました。まわりの子の様子を見つつ、ご飯をしっかり食べるようになりました。それまで食が細いことや苦しいから食べないといったこともありました。ですが、それらの悩みが一気に落ち着いたのがこの年齢です。
しっかり食べることができるようになると、体と脳が大きく成長します。そうすると自分が苦しくなる体調加減というものを本人が自覚をして無理をしなくなってきます。
今日無理してあそぶとしんどくなるかも。
今食べると気持ち悪くなるかも。
自分で考えて体調の具合を訴えてくるようになるので、親も悪化する前に体力を温存させようとします。このころ、我が家では下の子が1歳で自宅保育だったので本人が「ちょっとだるい」といい始めるとその時点で幼稚園を休ませたりするように。
体力を温存しておくと大きな台風なども乗り越えることができるようになってきます。休むなら被害の少ない状態から!
5歳はさらに進化する!
5歳頃になるとさらに進化します。しっかり食べてしっかり運動をすることで身体が大きくなり、やれることも増えてきます。この時には子ども本人の体調管理というものが親も何となくつかめてきます。
具合が悪くなる前は異様なほどの食欲がある
いつも暴れまわっている子がテレビを見ておとなしくしている
我が家の場合は上記の状態になると、私がいつ休ませてもいい状態にするようにしました。家の中で遊べる折り紙を増やしたり、小麦粉粘土やスライムができるように整えたり。
朝起きたときの会話でなんとなく元気がなければすぐに休ませます。自宅保育のなせる業でした!
※休ませることが難しいと考えるときには、ちょっとおかしいことは保育園や幼稚園、職場に伝えておくとよいでしょう。事前に告知しておくことでまわりの人も心構えができます。
症状がが落ち着いているときに体力を回復させるとその後がひどくなりにくくなります。もし仮に発作を起こしても吸入器で何とかなり入院まではしなくて済みました。
7歳
7歳は小学校に入学します。この小学校で給食が子どもの身体を育てるうえで非常に良い働きをしてくれることを知りました。ぐっと身体が大きくなり、おかわりをするほど給食が大好きになった娘は発作を起こさなくなりました。
発作を起こさないことは本人にとって自信につながりました。欠席しない。・入院しない・体調を崩さないことは子どもにとって勲章です。たくさんほめましょう。
でも油断はしてはいけない
子どもの成長とともに発作が落ち着いてくるとだんだんと親も薬とかはもういいかなと判断しがちになります。
でもこの時、ちょっとした油断が発作を招く恐れもあります。
わが子は何とテーマパークの水遊びで具合が悪くなりました。
夏休みだったかの水遊び的なイベントのあるころです。たくさん水遊びをしたり、洋服をびしょびしょになるまでアトラクションに乗ったりした後でなんとエアコンで体が冷えたことが原因。
でもこの時には親も慣れています。メプチンとフルタイドを自宅にある吸入器で収まりました。
吸入器も進化!今はかなりコンパクトなので持ち歩いていると安心できます。
我が家の一番最後の発作は、7歳3か月のテーマパークでの水遊びが最後です。七五三!お祝いするだけではありません。きちんと身体が進化する年齢なので、今苦しんでいる人はぜひ参考にしてください。
子どもとともに親も成長できる子育てをしよう!
喘息で苦しむ子どもを見ると自分もつらくなることありませんか?私は「ごめんね、丈夫に生んであげられなくて・・・」と何度考えたか。
でもいまさらお腹に戻すわけにはいきません。しっかりと現代に生きることができる身体に仕上げてあげましょう。私は、「体が丈夫でなくてごめんね」とともに「どうしたらこの子は楽に生きることができるようになるんだろう」ということを常に考えつづけていました。
親として悩むことは大切です。でも悩むだけでなく、一緒に成長できるようになるといいですね。大丈夫です。健康に友達と遊んだり、学校に通ったりできる日は必ずきます。
喘息もちの子の親があると良いもの!
喘息の症状にもよりますが、あると安心だったものを紹介します。
聴診器はお医者さんや看護師さんが使うものでなくて、安いもので十分です。様子がおかしいときに、呼吸器の音をきいて少しおかしいなと感じたときには病院へ行けます。
吸入器(ネブライザー)は入院しなくても自宅療養ができます。子どもが小さいと親は付き添わなくてはいけません。それもまた大変!自宅で何とかできるなら何とかしましょう。
サチュレーションは、新型コロナウイルス感染時や蕁麻疹が出たときなどにも使うことができます。新型コロナで大注目されて一時期手に入りにくくなっていましたが、最近はまた供給が落ち着いたようです。
サチュレーションは、台風が発生すると同時に図り始めると変化がわかります。苦しいとき、どの程度の酸素濃度なら大丈夫かなどを目視できます。
数字最強!
数字は最強です。お医者さんに行ったときにも見せると判断が早いです。少しでも判断材料は多い方が良いので科学的根拠を説明できるように自分を鍛えましょう。
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![水音(みおん)@webライター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107215116/profile_7cb459e202496f737c7128cac44bbf48.png?width=600&crop=1:1,smart)