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博物館はタイムマシン〜国立科学博物館〜

2024/10/11(金)のこと

昨夜の余韻がまだ残っている。
浅草キッドの漫才は3年後までお預け。
長いようで短い。
劇場で観られたらいいな。

ホテルでの朝食を終え、ゆっくりと部屋で荷物整理。
チェックアウトを済ませる。

今日も上野へ足が向く。
目標は国博。建物見たさもあり。

昨日のモネ展を横目で見ながら足を進めると、誘惑が、、、。

国立科学博物館。

そうだった。
ここは童心に帰ってテンション上がる場所。
恐竜の化石や動物たちが手招きしている。
しばらく迷い、ここは足が向くままに移動することに。

来てしもた。

階段を降りてチケット売り場へ。
小学生や中学生が多い。
課外授業なのかな、何だか楽しそう。
荷物をロッカーに預けて、スタート。

まず最初にここ。

案内されるまま細い通路を降りていくと数名が待機していた。
扉が開き中へ通される。球状の空間に私たちは橋の上に立ったままの状態。
壁が360°スクリーンになっているので映像が始まると、鳥になって空を飛んでいる様な感覚になる。
苦手な人もいるかもしれないけど、
ちょっとだけジェラシックパーク気分。
7分なんてあっという間。
子供の頃だったら2〜3回は繰り返し入ってたかも。

建物は地球館と日本館に分かれていた。
一旦外へ出て、まずは地球館へ。

ワクワクする


古生物や人類、生物、地質、天文、興味が広がるきっかけが沢山

フロアが変わり、科学技術の歩みを見ていく。

からくり人形
医療器具なども展示あり
植物や生き物に関する記録の数々
彫金

自然史から科学、宇宙と色々な分野で興味は尽きない。

シマウマ💕
どの動物とも目が合う
何か語りかけられているようで
剥製はちょっと複雑な気分になる
角の流線が美し過ぎる

フロアを変えて日本館へ。
まずは中央ホール。
日本館はネオルネサンス様式を基調とした昭和初期の建築物。
国指定重要文化財とのこと。

建物は飛行機型

うちの庭で遊でいる子たち
サガリバナ

このサガリバナは夕方に開花し、翌朝には落ちる一日花で、多量の蜜と甘い匂いを出す。コウモリやガの仲間によって送粉させる。動けないものたちの子孫の残し方。

中学の頃、理科の先生が突然皆んなを外に出し、校内にある木々や草花の話をしながら課外授業をしたことがあった。
先生は生物学を専攻してたのかしら。植物の話をしている時の嬉しそうな顔がふと思い出された。

今村式2倍地震計

今村明恒がつくった低倍率の地震計。地面の東西・南北・上下の3成分の動きを2倍に拡大して1枚のすす紙に記録する。
本郷の東京大学で記録された1923(大正12)年の関東大地震

波形を見るだけでも恐ろしい

日本館は骨董品の宝庫
時計のエリアは心躍る

作ってみたい
物差しの様な時計
細工も凝っていて素晴らしい

あまりにもテンション上がってしまって、フロアガイドさんを捕まえ、使い方等を質問。
すると大名が持っていた話や、商人が持つようになった頃の話、時を合わせる為の「時の鐘」の話や線香を使っていた話などなど面白い話ばかり。
家電量販店の店員さんとお客の様な状態に(笑)

また来よう。

気が付けば、かなり時間が経っていた。
夕方ホテルに戻り空港へ。
ちょうど富士山の横に陽が沈む時で、綺麗な夕焼けを拝めた。

次はどこに行こうかな。

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kyo☆ko
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