今年の初栗

先週末、栗の木の下にネットを張った。
半分以上は落ちてしまうかもしれないけど、山の生き物たちにもお裾分け。
ほぼイノシシ軍団なんだけど。

ネットを張り終えて、少し開きかけた栗を落としてみた。
長靴を履いた両足で踏みながら開く。
子供の頃からしてなかったっけ？と思ったけど、兄達は全く出来ない。

イガの中から出てきた艶っ艶の大きな栗
その色はまるでカブトムシ。
この光沢が美しい。

スズメバチが1匹現れる。
遠くにいても目に付くオレンジ色のボディ。
羽音も独特。
慌てず騒がず、通り過ぎるのを待つ。

山に入ると五感が研ぎ澄まされる。

音楽が流れるように風がそよぎ、
姿は見えないけど聞こえてくる鳥や獣の声、植物や虫達は季節の移り変わりを教えてくれる。
それらを味わうこの時間、この空間が好き。

翌日。

ネットにイガ栗2つ

その下にはイノシシの食べ終えた栗が数個。
このイガをどうやって割ったのか、器用に中の栗を噛み、皮だけが残されていた。

取ったばかりの栗はすぐに食べても美味しくないと聞いたので数日天日干し。

乾燥して少し艶が落ちる。

明日にでも茹でてみようかな。

栗ごはんより
茹でて一気に皮を剥いて食べる方が好き。
喉詰まるけど(´∀｀)

で、飽きたら甘煮。
これは瞬で無くなるから
お正月の栗きんとんまで残らない。

今月は書道続きで腱鞘炎が目覚め、11月の文化祭準備でカービングも始まり、痛みは増すばかり。

腱鞘炎とこの時期が重なるとは思いもよらなかった。
栗のシーズン終わったら病院行こう。