選択肢
それがあるというだけの理由だ。心理テストの本を読んでいたのは。
最初の方は自己探求のつもりだったのかも知れない。
でもまあ年月が経つにつれて、人を4つに分類すれば、僕は0.001%くらいの「誤差範囲」に必ずカウントされる人間ということがだんだん分かってきたのですね。そうなるともう、
「てやんでぇ、四択で何がわかるってんで。バーナム効果の塊がよ。カァ~ッ!ペッ!」
という感じで診断自体には興味がなかった。
ただ児童書の心理テストというのは、オシャレで可愛い女の子のイラストが選択肢毎に描かれていたりして、それをぐふぐふしながら眺めていたという感じである。(言い方がとてつもなく嫌。)
あとは、型にはまった模範的学校生活に辟易してたからなんだろう。
どんな選択肢にも必ず目に見えない正解と不正解があって、失敗すれば攻撃対象になる。
テストみたいな採点はない。勝手に、失敗は積み重なっていく。
どうか、踏み外さないように。それだけ意識して。
お陰で教師をだまくらかせましたわ!ふははははは!!(友人関係はミスりまくりのGAME OVERって感じだったけどネッ♡)
最近はね、心理テストの金字塔というか上位互換というか、MBTI診断ってあるよね。確か二年くらい前から有名になってました。
僕ゴメンけど大っ嫌いなのよ。
いや、好きとか助かるとか言ってる人を否定するつもりはないし、ネガキャンがしたいわけでもないんだけれども。
僕ね、一応やってるんです。人に頼まれて。
割と期待値高かったんだよね。噂には聞いてたし、前評判もすこぶる良かったから。
まあ…そうね。まず、その質問によって何を図ろうとしてるか、どう結果に響くかが丸見えすぎるという。
いやこれは僕が悪い。それによってあんまり直感的に答えれないのは、格好つけ精神が邪魔してるわけで。
でもね、義務教育でやってたアイチェックっていう(性格と生活状態見てんだろうなって感じの、定期的に行われるアンケート)のに限りなく近くて、それも丸見えすぎて吐き気がしてたから、既視感というか。
口コミを見るにもっと革新的なのかと思ってたから、所詮その程度かとは感じちゃったなあ。
あとは結果よね。なるべくブレさせないように頑張ったよ?
擁護者ですってよ。皆さん。
献身的。人に尽くし感謝されることで達成感を味わう。
は??
自己中サイコ厨二病野郎にそれはやばい。
未だにバグだったんじゃないかって思ってるよ。
いくらバーナムでももうちょっと寄せてくれてよかったんじゃないか。さみしいよ僕は🥺
まあそうよな、芸人の養成所(しかもTV向きの事務所で個性派揃い)でさえ浮いてたやつが、たかが16個に分けたどれかに当てはまるわけないよな。
そうよな…そうよな…
うっうっ。
そのあとやった理想Ver.は全要素真逆だったのは笑けた。そう考えたら、外から見た姿を当てはめて診断したほうが当たるかもねん。他の人に自分のやってもらうとか。推奨しとくです。
今度MBTI聞かれたらサメって答えとくか。