網浜 綱郡

IT系プロジェクトマネージャー。 ネットワーク構築、システム構築、提案書作成等の実績あり。 ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、プログラマー経験あり。

網浜 綱郡

IT系プロジェクトマネージャー。 ネットワーク構築、システム構築、提案書作成等の実績あり。 ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、プログラマー経験あり。

最近の記事

インターネットがつながるのは、プロトコルが決まっているから

「インターネットがつながるのは、なんかの機械がよしなにやってるからでしょ。」 はい、正解! そのとおりです。 「なんかの機械」にもいくつかの種類がありますが、インターネット上でアドレスを持っていて通信する機械のことを「ノード」と言います。 スマホもタブレットもパソコンもノードです。 ノードが「よしなにやってる」からインターネットはつながっています。 では、「よしなにやる」とは何でしょうか? プロトコルノード同士がよしなに通信するためには、ルールが必要です。 手紙

    • インターネットはパケットが情報を運ぶ

      インターネットを経由して様々な情報が得られるのは、電気信号によって情報が運ばれるからです。 その電気信号は、ONなら1、OFFなら0の2種類の状態を運びます。 0001 1011 0110 1111 …. …. という具合に信号を送ります。 では、この0と1の電気信号の行列はどこから始まってどこで終わるのでしょうか? YouTubeの動画のように、ずーっと画像を見るとき、情報はどのように送られてくるのでしょうか。 最初と最後が決まっているインターネットにおける電気信

      • インターネットはなぜつながるのか、をどうやって説明すればよいか

        インターネットはなぜつながるのか。 これを一言で説明するのは難しい。 なにを知りたいかなぜつながるのか、と考える人は いったい何を知りたいのだろう? 通信機器があって、ケーブルがつながっている。 それが、広範囲に接続されているから、インターネットはつながることができる。 でも、知りたい人が聞きたい説明は そんなことではないはず。 通信機器の中で何が行われているのか、ケーブルの中をどんな通信が流れているのか、それらの動作がどのように作用しているのか。 そのような事を網

        • プレゼンテーションについて学んだこと

          プレゼンテーションの目的は、相手を目的へと向かわせること。 提案のプレゼンであれば、商品やサービスを買っていただく気持ちになって、いただく。 公演であれば、公演内容を聴いて理解してもらい、その内容を糧にして、受講者のその後の人生が少しだけでもよいものになってくれること。 情報を絞る聴いてもらう対象を分析する。 その人は、どういう状況にあり、何を目的としているか、何を得たいと思っているか。 その相手に合わせて情報を絞る。 情報を絞る基準を決めることが、とても有効である。 相

          【共同編集】YYYYMMDD

          成果物のファイルには、一定のルールで名前を付けよう。 ファイル名を見ただけで、プロジェクト・メンバーがその内容を分かること、ファイルを受取った人が分かること、記憶が薄れた頃の自分が振り返って分かることが重要だ。 ファイル名のルールファイル名ルールは、そのプロジェクトの性質に合わせて適切なものを考えるのがよい。 一例として、以下のような形式がある。 ファイル単体で、やりとりしたときに、そのファイルが何のプロジェクトの何の成果物で、いつの物か分かるのがよい。 YYYYMM

          【共同編集】YYYYMMDD

          通信パケットの8小節の前奏

          世界中と通信できるインターネット。 そこを流れる電気信号は「パケット」という単位でやりとりされています。 始まりが分からないネットワークにつながったコンピューターの気持ちになってみよう。 自分にはインターフェースという足が生えている。 インターフェースはネットワークにつながっていて、ひっきりなしに信号を送ってくる。 信号は0か1の2種類だけ。 ハイハットをクローズした「チッ」という音と休符のようなものである。 聞き分けるのは簡単だ。 しかし、一つだけ問題がある。 パケ

          通信パケットの8小節の前奏

          【共同編集】フォルダ構成

          プロジェクトで共同編集するためのファイルシステムが決まったら、フォルダ構成を決めよう。 情報を分類し、効率よく共同作業するには、適切なフォルダ分けが必要だ。 探す時間プロジェクトに限らず、どんな仕事でもそうだが、タスクをこなすには、情報へのアクセスが欠かせない。 タスクには、インプット情報があり、作業者によって成果物に反映される。 そのインプット情報に辿り着くまで、探して探して探して探して、ファイルの在りかを探して回ることほど無駄な事はない。 欲しい情報こそ見つからない。

          【共同編集】フォルダ構成

          【共同編集】ローカルフォルダに置かないで

          プロジェクトメンバー間で同一のファイルを編集する場合、クラウドストレージが便利である。 プロジェクトを実行する際、クラウドストレージを利用する機会が増えている。 しかし、このクラウドストレージ、使い方を間違えると面倒なことになりかねない。 新しいツールを使う場合は、新しい使い方が必要だ。 原則、ローカルフォルダに置かないで新しいファイルシステムは、大抵使いづらく感じる。 今までのやり方ができない、期待どおりの動作をしない等の理由で、積極的に使いたがらない人は多い。 自分

          【共同編集】ローカルフォルダに置かないで

          【共同編集】クラウドストレージ

          プロジェクトにとって、切っても切れないものの一つ、それは成果物の作成である。 口頭でしゃべって記憶にだけ残っているプロジェクトというのは見たことがない。 メンバーが実行したタスクは、何らかの成果物となり、ファイルシステムに蓄積される。 その作成の手順は、作業効率に大きく影響する。 成果物の共同編集は、プロジェクトごと、担当者ごとに様々な流派がある。 一言で言えば、人によって違う。 成果物の共同編集に共通の認識と標準的なガイドラインがあれば、作業効率・生産性は大きく向上でき

          【共同編集】クラウドストレージ

          Kindle出版 筆者名誤字1文字の訂正

          Kindle出版直後、筆者名の漢字一文字を間違ったことに気づきました。 すかさず登録情報の画面から筆者名の文字を訂正し、申請ボタンを押しました。 早速KDPから変更を検出したとのメールが到着。 レビュー中という状態になりました。 しばらくしてからメールがやってきて、登録情報を確認し、再度出版ボタンを押すようにという対応依頼がやってきました。 メールの指示に従い、出版ボタンを押します。 すると、数日後また同じ対応依頼というメールがやってきました。 また、出版ボタンを押し

          Kindle出版 筆者名誤字1文字の訂正

          だ・である調で書く

          「だ・である調」で文章を書いたことがないのである。 今まで書いてきた、提案書も、設計書も、手順書も、そして障害報告書も、たいてい「です・ます調」で書いてきました。 ビジネス文書において、自分が書くものも、人が書いたものを目にするのも「です・ます調」が主流です。 電子メールでも「だ・である調」で書いてくる人は見たことがない。 「〇〇の連絡である。」というメールを受取ったらドン引きなのである。 今回、技術的な解説記事を作成する機会をいただきました。 その媒体は、「だ・である

          だ・である調で書く

          Kindle出版で名前間違った

          初のKindle出版で、名前間違いました。 著者名の漢字、一文字間違いました。 書籍の情報を入力して、税金のヒアリングに答え、海外マーケットでの販売、TIN番号について調べて回答し、EPUBファイルと表紙をアップロードして、最後のボタンを押した直後に、間違いに気づきました。 レビュー状態になると、情報の編集画面が開けないようになります。 ことりさんの以下の記事に著者名の変更方法の説明があるので、なんとかなるかと楽観的にレビューが完了するのを待ってみました。 本日、K

          Kindle出版で名前間違った

          4000文字の記事を書く

          技術的な解説のための文章を書く機会をいただきました。 ページ数にして4ページ。 文字数にして、約4000文字です。 4000文字というと、400字詰め原稿用紙で10枚分です。 子供の頃、国語に授業で原稿用紙を埋めるのに苦労したことを思い出します。 あれが10枚分。 1つの技術的なテーマについて、4000文字というのは、ちょっとした論文を書くようなものです。 情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャーの午後Ⅱの論述式問題で 書く回答文が、2200~3600文字です。 こ

          4000文字の記事を書く

          本を書いています

          本を出版するのが夢です。 本を読むのが好きでした。 本屋で立読み、好きな本を買い集め本棚に並べました。 図書館にも通いました。 そして、今、自分で経験したことや、蓄積した知識を本にしたいと思っています。 電子出版が、個人でできる時代になりました。 自分が書いた本を誰かが手に取って、自分が書いた文章を読んでくれて、情報を受取って、何らかの反応をしてくれる。 そんなつながりが生み出したい、それが今の夢です。 ITの技術情報、プロジェクトマネージメントの手法について、

          本を書いています

          【PM】アジェンダは言葉を選んで

          丁寧に言葉を選ぶ会議を開催するときは、参加者に目的が伝わるようにアジェンダを作成します。 アジェンダには、議論する内容を項目立てて、箇条書き等で示します。 このとき、簡潔な箇条書きであっても、内容が伝わるように丁寧に言葉を選んで書くようにしましょう。 読み手に伝わること文章は、読む側に正しく伝わらなくては意味がありません。 会議のアジェンダは、会議の参加者はもちろん、参加者以外のプロジェクトの関係者の目にも触れます。 文章を受取った人が、口頭で補足説明しなくても理解

          【PM】アジェンダは言葉を選んで

          ITのPM

          はじめにITエンジニアとして、システムやネットワークを構築していると、次はもっと大きなシステム、そして難易度の高いシステムへチャレンジしていくようになります。 より高度なシステムを構築するには、一人では難しいので、複数名のエンジニアでチームを作り、集団で仕事をするようになります。 チームで仕事して、期限内に目標達成できるまで仕上げるのがプロジェクトです。 そのプロジェクトをけん引するのがPM、プロジェクトマネージャーです。 これからPMを目指す人、PMを任されたがどの