![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124149517/rectangle_large_type_2_939ecf346402c978233f3a976495a193.png?width=1200)
<第19回> 転職活動で、自分の『市場価値』を知りたいのですが…
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、
日系メーカーの子会社に勤める36歳です。新卒から勤めて10数年になり、年収が600万円弱です。相場から見て多めに貰っているのではないかと思いつつ、もっと年収アップしたい、また、現在の仕事内容に飽きがきていることもあり、転職を考えています。
ただ、妻子供もおり家のローンもあることを考えると、なかなか転職を考えられません。転職活動で自分の相場、市場価値を知ることを試すのも問題ないのでしょうか?
というものです。
※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。
かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。
質問の投稿は、こちらから。
一度試しに転職活動をしてみて、自分の「市場価値」を知りたい、というご意見ですね。
まあ、よくある話だとは思います。自分の経験値や能力から言って、今の会社の年収は適性なのか? もっと高い年収を得られる可能性はあるのか?
自分の「市場価値」はいくらなのか、知りたい・・・
こういう話は、結構一般的で、多くの人が考えることだとは思います。
しかし、敢えて言います。
その考えでは、転職活動は、失敗します。
自分の「市場価値」を知りたいという思考の人は、その時点で「負け戦」です。
どういうことか、説明しましょう。
まず・・・
ここから先は
1,274字
この記事のみ
¥
300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
頂戴したチップで「餃子とビール」を購入させていただき、今後の執筆活動に役立てたいと思います。安斎に一杯おごりたい方は、ぜひチップをお願いいたします。