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No.43 - 「国立大学卒」「東証プライム上場」は、エリートなのか?


こんにちは、安斎響市です。

以前、自分の本に、「地方国立大学卒」「新卒で日系大手メーカー入社」などと書いたところ、

  • 何だよ! ただの高学歴エリートじゃねぇか!!

  • 転職活動のテクニック関係ねぇだろ! 凡人にはまったく役に立たない本だ!

と一部の人に酷評されました。


ぶっちゃけ、私は、「エリートでも有名大学卒でもない、大したことない人間です」という意味で、地方国立大学卒とプロフィールに書いたのですが、この経歴で「エリート」と言われてしまうのはなかなか難しいな、と思いました。

まあ、私の本が、凡人には読む価値がない、高学歴エリート層向けの本なのかどうか? は、ぜひ本を読んで確かめてほしいのですが……


今日の記事は、ずばり、

「国立大学卒」「東証プライム上場」は、果たしてエリートと呼べるのか? というお話です。


一体どこからが、エリート??


そもそも、エリートって何だろう? というと…

語源はラテン語の eligere(選ぶ、選出する)で、「選ばれた者」を意味する。一般的には、ある社会において優越的な地位を占める少数者を指す。

Wikipedia 「エリート」項目より抜粋

と、Wikipediaには書いてあります。


「選ばれた者」
「優越的な地位を占める少数者」……


ちょっと、分かったような、よく分からないような、微妙な説明です。


まあ、要するに、上層階級というか、日本のトップ層というか、そういう話だと思うのですが、今日の本題は、「国立大学卒」「東証プライム上場」は優越的な地位 = エリートだと言えるのか? ということです。


最初に結論を言いましょう。

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