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<第41回> 面接で、「社内の話」はどこまで喋っていいの?
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、
転職面接の際、現職の話はどれぐらいしてもいいのでしょうか? 社内のことをベラベラ話す口の軽い人だなと思われそうなのですが、質問されたことに対してオブラートに包んで返せばよいでしょうか。
というものです。
※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。
かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。
質問の投稿は、こちらから。
これは、よくある悩みだと思います。
ぶっちゃけ、世の中はグレーゾーンだらけなので、実際の面接の現場では、現職の会社の機密情報をペラペラしゃべってしまっているコンプライアンス違反の求職者も普通にいますし、求職者の会社の機密に関わるような内容まで踏み込んで、明らかにNGな質問をしてしまう面接官もいます。
もちろん、それは倫理上・法律上・就業規則上、完全にダメなのですが、実際には多くの会社で起こっています。
それが現実です。
一方、質問者さんのおっしゃる通りで、 社内のことをベラベラ話すと、口の軽い、モラルのない人だと思われることもあります。
(私自身も、面接官の仕事をする際には、現職の仕事内容に関する質問をするとき、「言える範囲で結構ですので…」と前置きをするように気を付けています)
なんでもかんでも、面接官の質問に、正直にすべて答えればいいというわけではないのです。
かと言って、「オブラートに包む」って具体的にどういうこと? と思ってしまう人も多いでしょう。
今日は、面接において、「ここまでなら言ってもいい」ライン、「ここから先は言ってはいけない」ラインについて、お話しします。
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頂戴したチップで「餃子とビール」を購入させていただき、今後の執筆活動に役立てたいと思います。安斎に一杯おごりたい方は、ぜひチップをお願いいたします。