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<第171回> 会社員⇒個人事業主という経歴を、面接でどう説明すれば良いですか?
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、下記のようなものです。
noteやXいつも拝見させてもらってます。
私の状況とは少し違いますが、"自営業や独立していた"というのは空白期間の説明としては面接官の印象はどうなのかを、聞きたいです。
私は新卒で入社した会社で営業を2年半続けました。その後退職しました。
退職した理由は、前々から1人で食べて行けたら理想だなぁと思っており大学時代から始めて、働いていた2年半の間も副業として細々続けていたYouTubeや古着の転売、自分で作った服を売ることなどを本腰をいれてやってみようと思い退職しました。
少ないですが収益は出ていました。他にも学んでみたいこともあったので独学で勉強もしてました。
1年間、色々なことに挑戦しましたが恥ずかしながらうまくいかず、挫折しました。今月で退職してから1年くらいになります。
改めて再就職をする上でこの1年間の期間を説明する際に個人事業主ほどではないですが、そのように過ごしていたことをそのまま説明するのはやはり不利でしょうか?
実家の仕事を手伝っていたとか資格の勉強をしていた。という方がいいですか?
※この週刊連載「安斎響市の転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。
転職活動の心構えやテクニック、面接や企業選びの具体的な対策方法などについて、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。
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なるほど…。なかなかシビアな話ですね。
要点だけまとめると、「会社員を一度辞めて、個人事業主としてスモールビジネスをやっていた。しかし、あまり上手く行かなかったので再度就職したい、という場合に、その離職期間をどう説明すべきか?」という質問だと思います。
本人が「個人事業主ほどではないですが」と言っているので、恐らく収益は少なく、今後それで食べていくのは不可能という判断なのでしょう。
その行動自体は正しいと思います。現在20代で、離職期間が1年程度なら、まだ何とかなる可能性が高いです。
個人でビジネスをしていた離職期間を、転職活動でどう説明すべきか?
ちょっと整理すると、今日の質問者の方は、学校を卒業してから社会人としての3年半を、このようにして過ごしてきたということだと思います。
営業職:2年半
個人事業主:1年
また会社員として就職したい
このときに、転職活動での説明として、上記「2」の個人事業主の期間をそのまま正直に説明するのが良いのか? それとも、「資格勉強」や「家庭事情」など別の離職理由を説明した方が良いのか? ということですね。
答えは、シンプルです。
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