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No.11 - 「FIRE」なんて、絶対に目指しちゃダメ。
こんにちは、安斎響市です。
先日、こんなツイートがバズりました。
ストックオプションで30代で億超え資産を手に入れた友人が、「仕事がしんどい。出世欲もないし、最悪会社クビになっても生きていけるけど、会社辞めてもやること何もないし50歳くらいで死にたい。もう終活に入ってる」と言ってて、結局FIREできても「生きがい」がないと人はダメになるんだなと思った。
— 安斎 響市 @転職デビル (@AnzaiKyo1) July 10, 2022
このツイートに対しての反応は、
「羨ましい」
「会社辞めて好きなことすればいいのに」
「そんなにお金あったら自分だったら毎日グダグダして過ごす」
みたいな話が圧倒的に多かったです。
でも、私はこれ、そんなに単純な話ではないと思っています。
なぜかと言えば、この人は仕事を辞めたいとは思っていないし、仮に仕事を辞めても何もやることがないのが悩みだからです。
毎日家でグダグダして過ごしたいとさえ思っていないんですよ。
こういう話を聞くと、もしかしたら、「いやいや、その人が特殊なだけじゃないか」、「ほとんどの人はFIREできるくらいのお金があれば幸せになれるはずだ」などと思うかもしれません。
私は、少しちがう考えを持っています。
30代半ばくらいで普通の会社員が1億円の資産を築いたところで、仕事を辞めてしまったら、ほとんどの人は不幸になるのではないか?
つまり、FIREできる状態になれたとしても、結局は幸せにはなれないのではないか? という話です。
そもそも「FIRE」って何?
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取った言葉で、資産運用によって経済的に自立した状態での早期退職を目指す考え方です。
ここ最近の何年かの間に一気に広がった概念で、一種の「流行り」と言っても良いでしょう。
FIREって、具体的には何をどうすればいいの? というと、
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