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No.16 - ホワイト企業って何だろう?
こんにちは、安斎響市です。
今日は、ブラック企業とホワイト企業のお話。
これ、結構根深いなって思うんですよね。
ブラック企業の定義って何?
ホワイト企業の定義って何?
と考え出すと、割と「答えはない」ような気がして。
私自身は、今まで働いてきた会社は主に大企業なので、世間一般的に言うホワイト企業が多かったのではないかと思います。
少なくとも、仕事が原因で精神を病んだことは(明確には)ないし、働き過ぎで過労で倒れたこともありません。
私の知人には、
度重なる長距離出張や深夜残業があまりにもキツすぎて、鬱病になって会社を退職、10年以上経った今も睡眠薬がないと眠れないという人もいますし、
別の友人で、
仕事が忙しすぎて過労で倒れて緊急入院していた時に、上司が病院まで押しかけてPCと資料を持ってきて「これさ、明日の朝までに完成させてくれればいいから」と言い放ったという状況の人もいます。実話です。
こういうのは、本物のブラック企業だと思います。ガチです。漆黒です。
真っ黒な「ホワイト企業」?
一方で、ホワイト企業って何だろう? と考えてみると…
定時退社できればホワイトなのか?
給料が平均より高ければホワイトなのか?
有休が取れればホワイトなのか?
離職率が低ければホワイトなのか?
などと思いを馳せると、何だかよく分からなくなってきます。
私が書いた小説『転職の最終兵器』には、「ドス黒い『ホワイト企業』」というエピソードがあります。(第5章 P262)
まさに、世間一般的にはホワイトに見える会社でも、中身はブラックという話です。
どういう意味かは、読めば分かります。
例えばですが、私が新卒で入社した日系大手老舗メーカーは、世間一般的に言う「ホワイト企業」で、そのブランド名を知らない人ってほとんどいないですし、企業イメージも大変良い、いわゆる超優良企業なんですけど、その実態は、
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