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<第170回> 転職先への入社前に空白期間があると、マズイでしょうか?

こんにちは、安斎響市です。

今日いただいた質問は、下記のようなものです。


いつも拝見させていただいております。
この度転職が決まり、年収150万程度UPを達成することができました。

退職時期についてご相談です。

以下の3点の理由から、現職退社→転職先への入社の間に1ヶ月程度無職期間を設けるか悩んでいます。

①現職を一刻も早く辞めたい
②退職金が数百万円は出る+年収UPのためお金に余裕がある
③今年第一子が産まれたため、子供との時間を作りたい。

イメージとしては、現職を10月末に退社し、転職先には12月より入社。(11月は無職期間)

上記のように無職期間を設けることになにかしらリスクやデメリットはございますでしょうか。

回答頂けると幸いです。

※この週刊連載「安斎響市の転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

転職活動の心構えやテクニック、面接や企業選びの具体的な対策方法などについて、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

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転職および年収アップ、おめでとうございます!
現職から+150万円のオファーは素晴らしいですね。転職活動、お疲れ様でした。

さて、現職企業を退職してから、転職先の会社への入社日までの間に、あえて「無職期間」を設けるかどうかについては、退職スケジュールや転職先への影響を加味して慎重に考える必要があります。

以下、無職期間を設ける際のメリット・デメリット、想定されるリスクなどについて詳しく説明します。


退職後に「仕事をしない」期間を設けるメリット


まず大前提として、転職先が決まった後、何の仕事もしないでプライベートを充実させる期間を1~2ヵ月設けること自体は、私は大賛成です。

転職活動ってすごく大変ですし、やっと転職が決まって、仕事関係のあらゆる事情をリセットできるタイミングなのだから、このチャンスに休みを取らないのはもったいないです。

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