6章 強みを見出し、生かす方法
Drucker for Survival6章 フィードバック分析です
強みを知るためにはフィードバック分析が大事だと筆者は
ここで、少し解説です。
つまり、ドラッカー教授の論は、関係論であって、因果関係論の否定だという事なのです。
自分の強みという要素があって、それが一律の関係で結果をもたらすのであればフィードバックは不用です。
そこで筆者が強調するのが、自分を大きく変えようとしない。
既に起こったこと以外に現実はない
ドラッカー教授は日本好きで禅画の取集者としても有名です。
ドラッカー教授のお言葉を禅語に変換すると獏妄想
妄想:生死、善悪、是非、勝敗など、二つの相対する概念を作り出し、その一方に執して苦しみ迷うこと。
獏:否定・打消し
起きたことを勝手に評価しているのは妄想である。
強みは当たり前の中にある
つまり、五分の虫にも一寸の魂が存在するということですね。
この本は廃版ですが『石橋を叩けば渡れない』に収録されていますよ。