1990 NYLON episode2 競争概念は死語に
1990年以降社会はガラッと変わりました。
今回は競争についてです。
競争という考え方は富をもたらさない。
教育で何が起きたのかから入っていくことにしましょう。
競争を教育に導入するという教育観は1990年どころかずっと前のものなのです。そのことは、Most Likely to Succeed という映画にもなっています。
競争は害悪をもたらす
特に、北欧諸国では
このような手痛い失敗から学んでいるようですね
よって、日本の教育現場を視察すると、順位をつけたり表彰したりすることについて北欧諸国からの違和感と、何の疑問にも思わないどころか、いいことだと信じ込んでいる日本の教員の様子はテレビ番組にも。
駐日デンマーク大使館@DanishEmbTokyo は
宇沢弘文先生は
かなり前から教育に競争概念を持ち込むことに警鐘をならしていました。
第Ⅵ部 教育と社会的共通資本
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