【言語習得の秘訣】10年間で3つの外国語を勉強して一旦の結論を出してみた
言語習得の秘訣は「継続」
【言語学習の必須条件】
それは「継続できるかどうか」にかかっている
これは私が10年の間で英語、中国語、そしてスペイン語を勉強してきての結論。
やり続けることを
これを「モチベーション」に任せるのではなくて「システム化、習慣化」すること
継続こそが最重要で、且つ学習者にとっての最大のハードルになっている。これまで多くの人と話しててそう感じた。
継続とは毎日やること
理想はそう、ただ言うが易しで、実際のところはなかなか厳しいと言う人が多い印象。
でも例えば週に2、3時間でもいいからそれを1ヶ月まずは続けてみる、そうすると月に10-12時間、それを1年続けると120-144時間
このように時間を積み重ねていく
モチベーションという悪魔
モチベーションというのが非常にややこしい
なぜなら一定に保つのがとても難しいから。
おそらく言語を始めたその日、本屋さんで単語帳を買ったその日が1番高くて、そこからズルズル下がっていく、最後にはやる気の炎が消えて、続かなくなって辞めていく。
モチベーションに頼ると多くの人がこうなる。
ただ一方で、モチベーションがあるから言語をやり始める。海外で生活するため、あるいは自分の仕事のために言語をやるわけで。
当初掲げた大きな目標を、忙しい日々の生活の中で燃やし続けることは並大抵のことではない。
モチベーションとはガソリンのようなもので、外側もしくは内側から入れ続けないといけない。
モチベーションは必要なもの、ただ語学習得という数年単位の大プロジェクトにおいては、結構コスパが悪いというのが私の考え。
言語を継続させるコツ
モチベーションというのは「第二言語習得論」という学問領域でもよく語られるトピックの一つで、またこれは別で書きたいと思っている。
ではモチベーションに頼りすぎず、どのように言語の勉強を続けるのか。
それに対する自分の答えは明確で
「誰かと約束をすること」
一緒に勉強する仲間を見つけて、定期的に同じ時間を共有する。その時間になればどんなに忙しくても、気分が乗らなくても、体調が悪くてもネットに繋がること。勉強してるフリでもいいからやること(いや、フリはダメか笑)。
できたら3人以上の約束がいい。2人だと関係性によっては甘えが生じるから。
人数は関係なくとも「この人と約束を破ったらまずい」と思うメンバーが理想。
例えば1日30分と決めてやるようなオンライン英会話みたいなものは、画面越しの先生との約束だし、
短期でも長期でも語学留学をすれば、自分と学校との約束になる。
皆で一緒に勉強する「モクモク会」
現に自分もオンラインで仲間を募って、定期的に開催している。各自がやるべきことを黙々と勉強する会、題して「モクモク会」
このときの4人は
東京在住で英語
福岡在住で英語とスペイン語
コロンビアでスペイン語
ラトビアでラトビア語
ラトビアでラトビア語⁉️という声も聞こえてきそうだが一旦置いといて、こんな感じで場所もターゲット言語もバラバラ。皆その言語を勉強しないといけない理由があって、自習時間を共有している。
具体的には1時間の中で
最初の20-30分は、近況報告。
最近どれくらい勉強できてるか、どういうことに難しさを感じているか、自分の勉強法の共有など
そして後半の30分は音声をミュートにして、自分がやると決めた内容に取り組む。
どうして自分でできることを、時差もある中でわざわざ時間を合わせてするのか。
それはこの4人が、続けることに難しさを感じているから。約束をすることで強制的に勉強時間を確保している。
それとモクモク会に出ると、自分以外に頑張って言語をやってる人に出会う。言語の勉強の色んな悩みを共有したり、他の人の勉強方法を参考にすることができる。
誤解のないように言うと、モクモク会だけでは勉強量は到底足りない。
ただこうして定期的に同じメンバーが顔を合わせ、近況を報告し合って、皆んなで勉強をする。これによってモチベーションが上がり、それによって継続的に言語の勉強ができるようになる。
継続が難しい人は一緒にやりましょう
今の時代、言語の勉強方法に関する情報はいくらでも無料で手に入る
・英語がペラペラになるための重要構文
・直ぐに話せるネイティブ英語
・スピーキングの効果的な学習法
こういうのは自分も参考にするし
タメになるなと思うことも多い。
ただ学習法をYoutubeで見続けても、話せるようにはならないのは火を見るより明らか。
発音、文法、単語を勉強することは絶対に避けて通ることはできない。そこで「実際に勉強する」という1番大変なパートをモクモク会で補う、というのが私からの提案です。
言語の勉強で悩みがある方、続かなくてやめた過去がある方、私と一緒にやってみませんか?!
2024年11月にモクモク会のコースを準備していますので、続報をお待ちください。