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デザイナーの引き出し

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デザイナー・デザインにまつわる記事のまとめ。
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2019年11月の記事一覧

視座と対象から紐解くデザインキャリア

この記事は11月12日に行われた「【1夜限りのトークイベント】インハウスとクライアントワークの景色からみるデザインキャリアの可能性」で発表した内容を記事にまとめたものです。 視座と対象から紐解くデザインキャリア こんばんは。今日は「視座と対象から紐解くデザインキャリア」というテーマでお話をさせていただきます。具体的には、自分のデザイナーとしての働き方を振り返りながら、デザイナーのキャリアはどのような構造をしているかを整理してお伝えできればと思っています。 話す人について

エンジニアから信頼されるデザイナーになる

こんにちは、デザイナー兼エンジニアのふじけん(@kenshir0f)です。 普段はKomercoのUIデザインと実装を担当しております。 チームやプロダクトの状態に合わせて、デザインしたり実装したりと役割を変えながらサービス開発に携わっていますが、Komercoに参加した当初から実装に入っていたわけではありませんでした。 デザイナーとしてアウトプットしつつも、エンジニアの実装負担を下げる取り組みを行うことで少しずつ信頼を得て、そこから開発スピードを上げるため徐々に実装を担当

デザインのクオリティを上げる「リフレクション力」

先日、上平先生のブログを拝見して、雑談してたらデザイナーの話で盛り上がったのでその話や考えなどを図解と共に整理してみました。 哲学者のドナルド・ショーンは、1983年にReflection(省察)を二つに分けています。それが、「Reflection in action(行為の中の省察)」と「Reflection on action(行為にもとづく省察)」です。 1つ目のリフレクション "Reflection in action"Reflection in action(行