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"なんでも"壊せる快感強盗ゲーム「Teardown」 レビュー

Teardownというゲームが最近Steamでアーリーアクセスを開始した。

前々から気になっていて、デモプレイの動画などをみてウキウキしながらアーリーアクセスの日を楽しみに待っていたのだ。
そしてプレイしたらやっぱり面白かったのでレビューしてみる。

概要

Plan the perfect heist using creative problem solving, brute force, and everything around you. Teardown features a fully destructible and truly interactive environment where player freedom and emergent gameplay are the driving mechanics.

(訳)
創造的な問題解決、武力、そして周りのすべてを駆使して完璧な強盗を計画しましょう。Teardownは、完全に破壊可能な真のインタラクティブな環境を特徴としており、プレイヤーの自由と創発的なゲームプレイが原動力となっています。

Teardownはいわばボクセル強盗ゲームだ。
プレイヤーはスレッジハンマーやプロパンガスタンク、火炎放射器などの様々なツールを駆使し、細かなブロックで出来ているステージの全てを破壊して自由に逃走経路を作成できる。

プレイ中

様々な乗り物も登場し、スレッジハンマーなどでは壊せない壁なども乗り物でぶつかることで壊せたりする。

ビークル

ちなみにまだアーリーアクセスで対応言語は英語のみだ。

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まずこのゲームは以下の3つのゲームモードがある。

・キャンペーン
 ・ステージ型でメインのゲームモード
・サンドボックス
 ・キャンペーンで出てきたステージを自由に遊べる
・クリエイト
 ・MagicaVoxelというツールで作成したステージを読み込んでプレイでき   る

以降、各モードの詳細を説明する。

キャンペーン

メインとなるモードだ。

プレイヤーは強盗となって、「忍びこんでログインデバイスを取ってこい」「金庫を海に落としてこい」「あそこの家をぶっ潰してこい」など色んなミッションをクリアしていくのが目的だ。

もちろんそのミッションをクリアするためには壁、扉、天井、はたまた建物そのものをぶち壊す必要がある。

ただ、「破壊」と「強盗」が最高に面白く噛み合うのは「時間制限内に複数箇所のオブジェクトを取得して脱出する」タイプのミッションだろう。

序盤でも「忍びこんでログインデバイスを取ってこい」というミッションがある。

上記のミッションだと、ステージに複数のログインデバイスが配置されており、制限時間内に全てログインデバイスを取得し、用意されている脱出用車両に乗り込む必要がある。

なので急がなければならないのだが、もちろんそのままでは時間制限内にクリアすることは厳しいのだ。

そんなわけで制限時間内にログインデバイスを取得できるルートを、プロパンガスボンベで吹き飛ばしたり、車両で建物に風穴を開けたりして作成する必要がある。

最初のログインデバイスを取得するまでは制限時間のカウントはスタートしないので落ち着いて脱出経路を作成することが出来る。

これが最高に楽しいのだ。

そもそも破壊するのなんてなんでも楽しいに決まっている。
建物を爆破したり、車両で壁に穴をあけたりするだけでも楽しい。

そんな「破壊」と

マップを見ながら効率よく脱出できるルートを考え、経路を作成し、本番で事前に準備した経路を使用して華麗に脱出する「強盗」が

うまいこと組み合わさって非常に楽しいのだ。

「破壊」と「強盗」が組み合わさってはいるが、本質は「パズルゲーム」に近しいかもしれない。

もちろん強盗に使用するツールはゲームをクリアしていく毎にどんどん増えていくし、ステージに落ちている金目の物を取得してお金を稼げば、ツールのアップグレードだって出来てしまう。

正直、辞め時が分からなくなるくらい面白いモードだ。

サンドボックス

キャンペーンで出てきたステージで、使用し放題のツールを使って自由にプレイできる。

おそらく思っているサンドボックスとは少し違うかもしれない。
このモードではステージの作成などはできない。

キャンペーンのミッションがないようなモードだ。

もちろん車両も乗れるので、破壊の限りを尽くすことができる。

ただ、使用できるステージ、ツールはキャンペーンで解禁したものだけなので、このモードを存分に楽しむためにはある程度キャンペーンをプレイする必要がある。

クリエイト

MagicaVoxelというツールで作成したステージを読み込むことが出来るモードだ。

MagicaVoxelというツールの使い方がわからないのでまだプレイはしていないが、好きなステージをプレイできるので一番期待度が高いモードかもしれない。

海外の有志がいずれステージを作成して公開してくれると思うので、個人的にはそれを待ってプレイしたいと思う。

まとめ

正直、アーリーアクセスの出来ではない。
ゲーム全体のクオリティも高いし、なにより面白い。

社会人のストレスを吹き飛ばしてくれるようなゲームだ。

こんなゲームが2000円台(記事執筆時)で買えるのだから、アーリーアクセスはやめられない。

惜しむらくは日本語対応をしていない、というところのみだが、まあアーリーアクセスではよくある話だ。

英語が分からなくてもなんとなくで全然プレイに支障はでないので、ためしに買ってみるのをお勧めする。

ここ最近で一番面白いアーリーアクセスのゲームかもしれない。

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