iPhone SE2をMagSafe化してみた話。
私の愛機はiPhone SE2です。
今年買い換えました。
そして、私のiPhoneはスマートバッテリーケースと組み合わせて使っています。
このケースを使うにあたって、メリットデメリットは以下の通りでした。
<メリット>
・バッテリー容量が増える。私は仕事でiPhoneを使うので、安心要素になります。
・デザインがいい。賛否両論ありますが、私はiPhone6s用スマートバッテリーケースのホワイトカラーに黒いリンゴマークが好きです。
<デメリット>
・重くなる。
・iPhone6s用を流用したので、カメラが一部隠れる。写真はいまいちだけど、QRコードは読み取れます。
・背面に厚みのあるバッテリー部分が来るので、Qi(ワイヤレス充電)が使えない。私は使わないのでよし。
これが半年前の状況です。
スマートバッテリーケースのデメリットが目立つようになってきた。
さて、今どうか。
いくつか不都合な点が出てきました。
まず1つ目。ケースがべたついてきました。
このケースはもともと2017年にiPhone6sを使っているときに購入したものです。5年前です。
大事に使っていたので、変色はしていなかったのですが、いかんせんシリコンなので、劣化があるんですね。
べたつくような、ヌメッと感が増すというか。あんまり触っていたくない感触になってきました。
2つ目。SE2のカメラが使いたくなってきました。
私はSE2に買い替える前、iPhone 7 Plusを使っていました。iPhone 7 Plusのカメラはデュアルレンズになっており、望遠や背景をぼかすポートレートモードを使うことができます。私はこの機能が好きで、SE2に買い替えた後も、カメラ用にiPhone 7 Plusを持ち歩いていました。
しかし、この7Plusも購入してから5年がたち、バッテリー持ちが悪くなってきました。そこで持ち歩くのが億劫になってきてしまいました。
ではiPhone SE2のカメラを使おうと思った時に、上に書いたように、iPhone 6s用のバッテリーケースではカメラの一部をふさいでしまっていたので、このケースが不都合になってきてしまいました。
3つ目。iPhoneにカードケースをつけたくなってきた。
私はiPhone 7 Plusを使っているときに中国赴任をしていました。ご存じの方も多いかと思いますが、中国ではキャッシュレス決済が標準で、携帯を持っていればほぼ事足ります。そこで、私は携帯に非常時用の100元札を1枚持つだけで外出していました。
そしてその100元札はケースに入れていました。当時はRAKUNIを愛用していました。
背面にカードケースがついていて、ここにお金を忍ばせました。
この「背面にカードケース」というのが結構便利で、出張に行った時のホテルのカードキーを入れたり、街中で整理券のようなものをもらったり、メモ書きをもらったときに入れる場所にもなってかなり気に入っていました。
これでウォレットレス生活を実現していました。
しかし、バッテリーケースだと当然RAKUNIは使えません。
バッテリーケース背面が特殊な形をしていますし、シリコンですから、moftのようなものを張り付けることもできません。
今は日本でもキャッシュレスが基本ですから、現金は予備で持つレベルです。それを携帯に忍ばせたいですし、子供と一緒に遊園地に行った時に使う乗り物券など、ちょっとした紙のチケットを持たなければいけないときに、いちいち財布に入れるのも煩わしい。やはりiPhoneにカードケースが欲しい。
先に述べたように仕事でiPhoneを使いますから、バッテリーケースで安心感は出るのですが、そう毎日使い切るわけでもありませんから、そのために背面の機能を失うのもなあ。。。と思うようになりました。
こういったきっかけで、ケースを見直すことにしました。
改めてニーズの整理。
以上を踏まえ、ニーズを整理すると、以下の2点です。
・iPhoneの背面にカードケースが欲しい。
・いざというときにバッテリーを増強したい。
そうすると、シンプルな解は「バッテリーケースの背面にカードケースをつける」ということになります。
恐らくこのあたりであればプラスチックのケースだと思うので、moftも貼りつくでしょう。
しかし。
デザインが。こればっかりは好みですが。安直にここには行きたくない。
iPhone12以降ならいいんだけどね…
iPhone 12 以降にはMagSafeがついています。これは何かというと、iPhoneの背面にマグネットリングが埋め込まれており、様々なものが磁力で貼りつく、というもの。さらにそのマグネットリングの中央にはワイヤレス充電コイルが内蔵されており、そこから充電もできるのです。
そして、MagSafe対応アクセサリとして、カードケースも、moftも、モバイルバッテリーも製品化されています。
磁石で取り外しますから、以前のようにシールで貼り付けて取れなくなることはなく、好きなときに必要なものに付け替えることができるわけです。普段はパスケースをつけておいて、必要なときだけモバイルバッテリーに付け替えれば、バッテリーケースをつけているのと変わりません。
これであれば、私のニーズを完全に満たすことができます。
MagSafeは知っていました。しかし、iPhone12は高い。ガジェット好きとはいえ、予算の優先順位の上位にiPhone12が来るほどの必要性は感じていませんでした。
では私のiPhone SE2はどうかというと、Qiというワイヤレス充電に対応したコイルが内蔵されていますが、マグネットリングはついていません。付け替えができないわけです。
その時にYouTubeでこの動画を見つけました。
iPhone SE2に磁石つければいいんじゃないの!
事はシンプルです。iPhone SE2にMagsafeと同じマグネットリングつければ付け替えができるではないか。
早速ケースを探しました。
上記の動画のものでもいいのですが、私は以下のスケルトンタイプのものにしました。
見た目が純正っぽいので(笑)
これでマグネットリングが付いたので、カードケースはくっついてくれるでしょう。でも、大事なのは充電です。
私はスマートバッテリーケースを使っていたので、ワイヤレス充電を使ったことはありません。家にQi規格の充電器もないです。
そこで、iPhone12を持っている友人にapple純正のMagSafeバッテリーパックを借りました。高級品です(笑)
ゆっくりと充電できた!
恐る恐るSE2の背面につけてみます。磁石で無事貼りつきました。友人のiPhone12に比べると磁力は弱いです。バッテリーパックを掴んで持ち上げても落下することはありませんが、重みで滑ってしまうことがあります。
こればっかりはiPhone SE2本体の磁力ゼロですからやむを得ないでしょう。
充電はできました。
でも、友人曰く、充電速度はかなりゆっくりに見える、とのこと。
やはりこれもiPhone SE2側がMagSafe充電器に合わせた設計ではないのでやむを得ないでしょう。
どうも、Magsafeに対応したバッテリーパック側と対応していないiPhone側ではコイルサイズに違いがあるようです。
その違いによって充電ロスが発生するらしく、充電速度が遅くなるようですね。
※活動レポート9月9日のところに説明があります。
発熱もするようなので、何らかの損傷リスクもあるかもしれません。
しかし、緊急事態用としては何とかなりそうです。
これからMagSafe仕様のSE2を試していきます。
ということで、しばらく「なんちゃってMagSafe」にしたSE2を試していきたいと思っています。
まずはカードケースを注文しました。
いまはバッテリーケースを物色中です。バッテリーですから、安全性を考えてもちろん素性のわかるメーカーから選ぶつもりですが、価格、デザイン、機能が一長一短で悩んでおります。
購入したらレビューしたいと思います。
先に述べたように、iPhone SE2本体に磁力がありませんから、カードケースの保持力などの課題が出るのは間違いありません。その使用感もレビューしていきたいと思います。
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