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過去ログ⑥バランスド・ムーブメント①
皆さまこんにちわ!
今回のテーマは、身体の使い方です。
というより、正確に言えば身体の使われ方です。
ゴルフクラブをスムーズに、安定して、かつ加速するようイメージして動かそうとしたときの、
人間本来の、効率の良い身体の使い方のバランスのお話です。
一般的には、ゴルフスイングは以下のような言葉で身体の使い方が説明されることが殆どです。
①身体を回そう。軸を中心とした回転運動をイメージしよう。
②左右の体重移動が大切だ。
③左肩をしっかりアゴの下に入れて、捻りのパワーをためよう。
④ダウンスイングは、左腰のリードで、タメながら下ろそう。
⑤左腕でリードして引っ張り下ろそう。
⑥リストターンをしよう。
代表的なところでは、このようなフレーズが多いと思います。
それに加えて、
①左右にカベを作る。
②頭を動かさないように、ボールを良く見よう。
③軸を動かさないように。
④ダウンスイングは、右肩をトップの位置に残して。
⑤左腕を真っ直ぐに伸ばして振り上げよう。
⑥右膝を動かさないように、脚の内側でしっかり重心を受け止めて振り上げよう。
⑦下半身をブレないように安定させよう
などなど、キリがありませんが、
要は、固定する動作や、こうしてはいけないという禁止動作がミックスされるケースが殆どです。
それに加えて、アドレスやグリップといった、クラブの持ち方や立ち方が大切であるというのも常識です。
(もちろん、これらは大切です!)
これらを身につけた上で、リズム・テンポを一定にして、ゆっくりバックスイングして…という動作スピードに関しても言われたりします。
でも、ちょっと待ってください。
意識すること多過ぎませんか???
ゴルフは難しい、だからこれらの基本をしっかりと反復練習して身につけなくてならないと言うのです。
熱心な人は、本当に頻繁に練習やコースに行って練習をされているでしょう。
しかし、もうぶっちゃけ言ってしまいますと、これ、全てゴルフの上達のための真実にかすってもいないんです。
というより、むしろ要らぬ苦労をわざわざ背負い込んで、楽しい筈のゴルフを難しくする最大の罠なんです。
あ、でも誤解しないでください。
こういう事を練習、イメージして、上手になったゴルファーも沢山います。
ある意味、一つのゴルフの体系的な理論なんです。
自分で積極的に動かすものと、動かないように固定するものをミックスさせて、結果として帳尻を合わせられているのです。
ボールは止まっているので、打てちゃう。とも言えます。
これを、私は「身体が主役の理論」と呼んでいます。
身体が主役の理論では、筋力や柔軟性の低下の影響をモロに受けやすいと考えています。だから、フィジカルトレーニングをする。という努力がセットになっていることが多いです。
フィジカルトレーニング自体を否定はしておりませんが、ゴルフスイングのためのトレーニングというのは、簡単ではありません。この辺りは又の機会に書かせて下さい。
さて、以前お話させて頂いたように、
ゴルフボールに当たるのはゴルフクラブしかありません。
ですから、どうゴルフクラブをスムーズに効率良く動かすかが大切であると私は考えています。
「身体でなくクラブヘッドが主役」
改めてここを強調したいと思います。
そのためにどのように、身体が、頭で色々な事を考え過ぎる事なく無意識に連動して最大の力を発揮するよう手伝ってくれるのか。
そこを次回の記事でお話させて頂きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。