【ゴルフスイングの本質】ゴルフコーチ 三河カイル

成蹊大学ゴルフ部出身。卒業後米国ミニツアー転戦。その後、カナダにてCPGAゴルフ理論を学ぶ。ゴルフコーチとしての前所属はフラッグス/コナミ/RIZAPゴルフ/現在はZENゴルフ千葉中央店に所属。

【ゴルフスイングの本質】ゴルフコーチ 三河カイル

成蹊大学ゴルフ部出身。卒業後米国ミニツアー転戦。その後、カナダにてCPGAゴルフ理論を学ぶ。ゴルフコーチとしての前所属はフラッグス/コナミ/RIZAPゴルフ/現在はZENゴルフ千葉中央店に所属。

最近の記事

ゴルフスイングはどうスタートするのか  ➖スイング始動➖

皆さんこんにちは。ゴルフコーチの三河です。 前回は、ゴルフスイングは目標に向かって横向きに立ち、クラブを持ち、それをただ力を抜いて真っ直ぐ上げ下ろしするだけ。というお話しをさせて頂きました。 体を自分の意思で動かしたりとか、何か余計なことをするとクラブが暴れる、ということを説明して来た訳ですが、恐らく多くのゴルファーからは「先生、それはまあそうかもだけどさ、、それが出来ないんですよっ」と言われてしまいそうです。(笑) 特に生徒さんからは、スイングのスタートってどうやるの

    • 体を動かさない?ではスイングがどう行われるのか。

      皆さんこんにちは、ゴルフコーチの三河です。 前回、前々回は、ゴルフスイングはそもそも自分で体を動かさない、回さないことが大切だというお話をさせて頂きました。 レッスン中にこのようなお話しをすると、よく生徒さんからつまりは手で振れって事ですか?との質問を受けますが、もちろん違います。 実は既に前回のカゴ揺らしのところでも触れているのですが、重心が左右に動けば、腕やクラブは自分で動かさなくても動くというのが正解です。表現としては重心と腕、クラブを左右に揺らしてください、とい

      • 正しいゴルフスイングの情報選別方法②そもそも体を動かさないこと。

        皆さんこんにちは、ゴルフコーチの三河です。 前回は、そもそも体のどこかを自分で回したり動かしたり、どこかを固定したりするとクラブの動きが乱れてしまうというお話しをさせて頂きました。 今回は、実際にスイング動作としてこれを体感し、理解を深めてもらう練習方法をご紹介します。 用意するものは、ボールの入ったカゴです。これを、ゴルフのアドレス、グリップのように持ってもらい、ただ左右に連続で「暴れないように」揺らしてもらいます。 振り幅は、大体カゴが腰の高さを左右とも超えないくら

        • ゴルフスイングの本質、投稿再開します。正しいゴルフスイングの情報の選別の仕方。

          皆さんこんにちは。ゴルフコーチの三河です。 色々思うことがありしばらく投稿を中止していましたが、今回5年振りに改めて再開しますのでどうぞよろしくお願い致します。 尚、2019年度の投稿記事につきましては消してしまうかどうか迷いましたが過去ログとして残しておくことにしました。 今回の再開にあたり新規一転、改めてゴルフスイング及びゴルフというゲームの本質についての考察をなるべく分かりやすく試みて行きたいと思います。 再開第一回目は、練習にあたって正しくゴルフスイングの情報

          過去ログ⑩バランスド・ムーブメント⑤

          皆さまこんにちわ! 今回は、バランスド・ムーブメントの切り返しからダウンについてのご説明をさせて頂きたいと思います。 今は、主にスイングのメカニズムについての考察を書かせて頂いておりますが、 実はこれはゴルフのスコアアップに直結するものではない。ということを先にお伝えしなくてはなりません。 私の思う、ゴルフの上達過程というものは、 理解➡︎体感➡︎習慣づけ というフローで行なっていくことが最も効率が良いと考えております。 この、理解、という部分についてのお話でし

          過去ログ⑩バランスド・ムーブメント⑤

          過去ログ⑨バランスド・ムーブメント④

          皆さまこんにちわ! 今日はいよいよ【バランスド・ムーブメント】とは何か?についてお話をさせて頂きたいと思います。直訳すると、バランスの取れた動作。となります。 レッスンでは、略して「動作バランス」とゲスト様にお伝えしています。 前回は、安直に右向け左に身体を回すのでなく、重心を目標に直線イメージで動かすべき、という内容でした。 身体を回さず、重心を目標に直線的に移動させるとはどのような感覚なのか? 今回はかなり大切です。 こちらをご覧下さい。 もしかしたら中には

          過去ログ⑨バランスド・ムーブメント④

          過去ログ⑧バランスド・ムーブメント③

          皆さまこんにちわ! 前回は、力のベクトルを単純に右➡︎左と動かす弊害について主にお話しさせて頂きました。 つまり、 右に振り上げて〜、捻って〜 左に、つまり目標方向にエイヤー!とクラブも腕も身体も振るなり回転させるなりしても、 それは只の右向け左だよ? というお話でした。 歩行で例えると、右手と右足、左手と左足が同時に前後ろに動くのにも似た不自然な動きです。 こんな歩き方続けてたら身体が歪みそうです。。。 では、どう身体を使うイメージを持てば良いのか? ま

          過去ログ⑧バランスド・ムーブメント③

          過去ログ⑦バランスド・ムーブメント②

          皆さまこんにちわ! 前回は、「主役は身体でなく、クラブヘッド」というところをお話しさせて頂きました。 しかし、その主役たるクラブヘッドを安定してスムーズに動かすためには、当然身体は使います。 身体を使うというのは、実はかなり3Dな感覚になります。一般的なレッスンアドバイスというのは、2D的説明から踏み込めていないものが殆どです。 例えば、 これは、スイングのスタートから、フォローまでの画像ですが、どう思いますか? ちなみに矢印は、重心の移動、腰や体の回転方向、腕や

          過去ログ⑦バランスド・ムーブメント②

          過去ログ⑥バランスド・ムーブメント①

          皆さまこんにちわ! 今回のテーマは、身体の使い方です。 というより、正確に言えば身体の使われ方です。 ゴルフクラブをスムーズに、安定して、かつ加速するようイメージして動かそうとしたときの、 人間本来の、効率の良い身体の使い方のバランスのお話です。 一般的には、ゴルフスイングは以下のような言葉で身体の使い方が説明されることが殆どです。 ①身体を回そう。軸を中心とした回転運動をイメージしよう。 ②左右の体重移動が大切だ。 ③左肩をしっかりアゴの下に入れて、捻りのパワー

          過去ログ⑥バランスド・ムーブメント①

          過去ログ⑤ ゴルフ・ 三つの円

          皆さまこんばんわ! ここまでは、 打つのでなく、クラブをスムーズに動かすことをとにかくイメージすること。 自分で身体を回転させないこと。 というところをメインにお話させて頂きました。 ボールの行方を決めるのはクラブそのものの動きであり、身体や腕ではない。 これは、反論不能な真理ではないかと思います。 ボールにコンタクトするのは、何と言ってもクラブだけなのですから。 今回は、クラブをスムーズに加速するように安定して動かすためにはどうすれば良いかをイメージして頂く

          過去ログ④ ゴルフ・身体を回さないこと。

          皆さまこんにちは! 前回は、とにかくクラブをスムーズに振ることを意識するべき。というお話をさせて頂きました。 主役はクラブヘッドであり、身体ではない。ということです。 もちろん、クラブにはエンジンは内臓されていませんので、身体は実際にはフルに使いますが、 自分で何かを意識して足し算して、自発的に動かすのでなく、 クラブをスムーズに振ることから逆算して、結果、身体が本能的に必要な動きをしてくれるように引き出していく。という意味合いになります。 実際、身体はかなり使い

          過去ログ④ ゴルフ・身体を回さないこと。

          過去ログ③

          皆さまこんばんわ! 前回は、ボールを打つのでなく、 無意識にクラブを「振る」ことが大切である、というお話をさせて頂きました。 なぜクラブを振ることを強調するかといいますと、 いわずもがなですが、 ボールの方向性、飛距離は、クラブがどうボールのところを通過するかによってのみ決まるからです。 つまり、 身体や腕の動きは、ボールの行方には直接は全く無関係。 ということになります。 考えてみたら当たり前のことなのですが、、、 多くゴルフのレッスンはここについて触れ

          過去ログ②

          皆さまこんにちわ! 記念すべき初回のテーマは、ズバリ! 「ゴルフクラブを振る」です。 そんなの、僕は私は普通にゴルフをする時はやっているよ? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、、、 レッスンの現場にいて、又は普段コースや練習場で、「クラブを振っている」方というのを、私は殆ど見たことがありません。。 たまに見かけるプロとか、学生ゴルファーにはクラブを振っている人が多いですが。。 では、皆何をしているのか? それは、「ボールを打つ」 ことです

          過去ログ①

          皆さまはじめまして。 ゴルフコーチングプロフェッショナルの三河です。 これから、【ゴルフの正体】というテーマで記事を書いていきたいと思います、よろしくお願いします。今回、このような記事を書き始める動機ですが、 何年もレッスンの現場にいてゲスト様と接し、そして、長年自分自身でも最初に夢見たような自分の姿になりたい、上手くなりたいと願い、本当に様々な情報を集め、練習をして来ました。 雑誌、DVD、レッスン書、ネット上のブログ、記事、動画、、、特にレッスン書に関しましては、