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皆さまはじめまして。

ゴルフコーチングプロフェッショナルの三河です。

これから、【ゴルフの正体】というテーマで記事を書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

今回、このような記事を書き始める動機ですが、

何年もレッスンの現場にいてゲスト様と接し、そして、長年自分自身でも最初に夢見たような自分の姿になりたい、上手くなりたいと願い、本当に様々な情報を集め、練習をして来ました。

雑誌、DVD、レッスン書、ネット上のブログ、記事、動画、、、特にレッスン書に関しましては、国内のみならず海外のものまで取り寄せて、何百冊読んだか分かりません。

国内外を問わず多くのティーチングプロにも習って来ましたし、大学時代のゴルフ部の先輩、同期、後輩、OBの方々…

それ以外にも、レベルを問わず様々な一般のゴルファーの方からもアドバイスを貰って来ました。そしてカナダ、アメリカにもゴルフ留学し、コーチングプロとしてのゴルフスクール在籍も今では三校目となります。

元々、プロに憧れて大学入学時にゴルフ部に入ったんです。そこから、本格的にゴルフに取り組んで来ました。

しかし、白状しなければならないのは、一度私は長い間ゴルフから離れたこともあるんです。

思うように上手くならない、思うほど飛ばない、身体は痛い。

そして、何よりもゴルフスイングというものが、どれだけ勉強し、トライアンドエラーを繰り返しても一向にしっくり来ない、分からない。

その日にならないとどういうスイングが出来て、どういうボールが出るか全く分からなかったのです。

ですから、物凄く練習しました。身体も鍛えました。

それでも、グリップ一つとっても、いつまでも気持ち悪かったですし、バックスイングなんて、(これは、今後無意識化するということが今後お話させて頂く中での一つの大きなテーマになるのですが…)いつまで経ってもスタートの仕方も分からない。

ですから、本当にはゴルフというゲームそのものを楽しめたという実感も殆どなかったんです。

これは、私がプロという、高いレベルを目指しているから、これだけ色々考え、思い悩むのだと思っていました。

しかし、、、

レッスンの現場で仕事をするようになって驚いたことがあります。

それは、趣味でやっている方から、仕事の付き合いで仕方なくゴルフを始めたという方まで、

皆、自分と同じだったんです。

皆様本当に熱心に研究、練習されていますし、殆ど全ての方が悩まれていた、というところは想像していませんでした。

もっと、皆が皆、深く思い悩むことなく気楽に楽しんでいらっしゃるのかなと思っておりましたが、その予想は直ぐに覆されました。

ゴルファーは、上手くなりたいと思い、行動した瞬間から、皆直ぐに悩みの世界に迷い込むものなんだと気付きました。

初めて練習場に行き、さあ一振り!

あれ!?

止まっているボールなのに空振りする

上手く当たるようになってもスライスしかしない

などなど…それこそキリがありませんが、

そこで、まずいくつかのパターンに大まかには行動が別れていきます。

❶何で当たらないんだろうと考え始める
❷上手く当てようとし始める
❸一緒に来てくれた人に、アドバイスを貰い、試す

経験のある方が多いのではないでしょうか??

中には、最初からポンポン当たる人もいます。

そういう人でも、ミスが出始めると考え出したりしてしまう。又は、周りがアドバイスをし始める。

「ヘッドアップしているよ、頭を動かさないで」
「身体をしっかり回して、回転動作が大事だよ」
「まずは、グリップが基本だからこうやって持つようにしよう」
「軸がブレてるから、動かさないように」

などなど、書いていったらキリがありません。

実は、いきなり結論から申し上げますと、

ゴルフのスイングは、無意識に振らないと本当の意味では身につかない。

と考えております。

誤解して欲しくないのは、だからといって何も考えずに練習しましょう!ということではないんです。

なぜ、無意識にスイングをすると良いのか?

それは、どういうメカニズムで成り立っているのか?

ゴルフは、なぜ難しく感じられるのか?

などといったところを、

              理解➡︎体感➡︎習慣化

と私はステップを踏んでご説明させて頂いているのですが、

まずこの「理解」というところが、大前提として大切になっていきます。

この、本当の意味での理解というものを、体系付けて説明出来ているメディアは日本では少なくとも私は見たことがありません。

ただし、それを知っている方というのは少なからずいるのではないかと思ってはおります。

恐らく、安楽拓也さんとか…

とんぼというゴルフ漫画の作者さんも。。

私の主観でに言ってしまいますと、99%のゴルフメディアやティーチングプロのレッスンというものは、

スイングを作り込むレッスン。つまり、
「足し算方式」なのではないかと思っております。

それから、「禁止方式」も同時に行われます。

頭を動かしては行けない、というようなものがそれに当たります。

理解➡︎体感➡︎習慣化ではなく、

理解➡︎体感➡︎身体に覚えこませる

色々とスイング時の身体の各要素を分解し、それぞれを分けて練習し、身体に覚えこませる方式です。

それに対して、私の場合は、

ゴルフスイングは、本来人間が生まれながらに持っている能力である

と考えております。

子供にゴルフをさせると、驚く程上手くなります。そして、スイングも勝手に格好良くなっていくんですね。

プロレベルに熟達するゴルファーの大部分は、若い頃からゴルフを始めた人が多いのではないでしょうか?

それに対して、大人は自意識や、自我、論理思考、分析思考などに支配されやすいと言えます。

簡単に言うと、ボールが止まっているので、頭で考えてからやろうとしてしまうということです。

つまり、動作中も考えながらゴルフスイングをし、
練習、いや、コースででも、、、

論理的に、情報収集を行ない、分析し、そして技術を足し算しようとしていく。

こうすべきである、こうしてはいけない。。

窮屈極まりないと思います。本当に。

しかも、それが当たり前のゴルファーの練習態度であるとすら思われているのが現実です。

固定概念、常識、もっと言ってしまえば同調圧力に近い。

それらに対して、私の指導は、足し算方式でなく、

                       引き算方式

足すどころかむしろ余計な要素、観念、雑念を取り除いていき、それこそ一度覚えたらガムシャラに練習をする必要のないもの。

箸でご飯を食べたり、自転車に乗ったり、又は練習したことなくてもある程度は普通に出来るものとして、

トンカチで釘を打つとか、餅つきとか…
(もちろん、これらに熟練者がいるのは承知はしておりますが)

そのようなものと同様、本来は簡単な動作でしかないゴルフスイングの正体をご説明して行きたいと思っております。

人間の関節は、自然な方向に動きたがっています。

それに、無理な動作を強いてはなりません。

ただでさえ、ゴルフには非日常的な要素が沢山あります。スイング自体を複雑にすることは解けない難問を自ら増やしてしまうだけです。

本来簡単な筈の、ゴルフスイングというものを邪魔する要素を、

人間の意識、感情、道具、身体など…

様々な切り口でご説明していきたいと思っております。

最終的に皆様がスイングについて何も考えずに、

ゴルフのゲーム性をもっと楽しめるようになるお手伝いが出来たら幸いです。

長くなりましたが、今後どうぞよろしくお願い致します。

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。


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