後悔後に立たず
それくらい、毎日まっすぐに自分に正直に頑張りたい。
最近、引っ越しをした。
前の家は破格なほど安くて、一人部屋で、ロケーションも悪くない。誰もがびっくりするお家だった。だけど、なんだかつまらないと感じるようになってしまった。日本にいる事とあまり変わらないお家だった。もちろん、気の合う人もいたし、たくさん笑った。日本語が話せる分、良かったところもあるし、あまり良くなかったこともあった。
最終的に、飽き性なわたしは、
もういいか、と思って引っ越した。
いまは相部屋だけど、楽しくやっていけたらいいなと思うワクワク感も一緒にいる。
相部屋の子は女の子で、となりの部屋にはオーナーと男の人が住んでいる。
これから、その男の人について話をしたいと思う。
その男の人は、見た目は中東出身のような感じで少し2人だけになる瞬間があった。
思いたくなかったけれど、何か非日常なことでも起こってしまったらどうしようと考えしまった自分がいた(ものを取られてしまったり、何かの目的で殺されてしまったり)
数分話すとそんな警戒心は少しずつ薄れていくのだけど、自分を守る術として、警戒心が他の国の人よりも強いのかなと思った。
日本人は差別的であるとよく聞く。
わたしは、その意見にはあまり同意はできないけれど、ただ、他の国に住んでいる人を知らない、珍しい、という気持ちは少なからずあるのではないかなと思う。
日本にいたら、基本的には周りは日本人が多い(未来は変わりそうだけど)その生活に慣れているから、いざ、目の前にすると悪いニュースが頭をよぎってしまったりする。つまりわたしの頭の中は想像の世界でしか人を見ることができていなかった。口ではなんとでも言える。昔、黒人差別のニュースを見て、なんてひどい人たちだと心からショックを受けたけど、頭の中と現実は違った。
だから、差別的という意見は無視できない。わたし達が差別的になってしまいがちなのは、言葉が通じなかったり、バックグラウンドがなにも見えていないからではないだろうか。その裏側には、怖いという気持ちが存在するんじゃないだろうか。
知ろうとしないと、なにも深まらない。
想像の中の世界と、なにも変わらない。
だから、やっぱりこのシェアハウスを楽しもうと思った。たくさん話して、シェアならではの楽しみを味わう。汚くなる部屋も、きっとたまにうるさくなる夜中も、全て楽しもうと思った。
ことの事実がなんであれ、気持ち次第で受け取り方は180度変わるものだね。
あ、後悔後に立たずという熟語は存在しません、今作りました。
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