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スピーカースタンド作った

社会人なりたてのころにスピーカースタンドを作ったのですが、結婚し引っ越してからは居間のテレビスピーカー用のスタンドになっていました。
自分のスピーカーから音を出すことも少なくなったので、まあいっかくらいに思っていたのですが、せっかくのおうち時間なので作ることにしました。

木を買う

木材はお気に入りのマルトクショップで買いました。

初号機の設計がこちら。
・天板 : 25*155*140mm
・支柱 : 60*50*200mm
スピーカーの底面高さが25 + 25 + 200 = 250mmだったのですが、これだと耳の高さに少し足らなかったので高さを上げることにしました。
二号機の設計がこちら。
・天板 : 20*140*154mm
・支柱 : 60*60*220mm
スピーカーの底面高さが20 + 20 + 220 = 260mmになりました。10mmのアップです。
あと、天板が厚く支柱が低いとゴツいなと感じていたので、天板を薄くして支柱を高くすることでスレンダーな感じにしてみました。届いた木材がこちら。

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とても綺麗な状態で届きました。
木は初号機と同じナラ材なのですが、初号機は集成材で今回は無垢材という違いもあります。無垢材を使うなんて贅沢な気分です。

木を塗装する

今回の塗装はBriWaxを使いました

前回はアマニ油を使った塗装をしたのですが、刷毛で塗るのもムラが出て大変だったし、後片付けも大変だし、塗装後の匂いもなかなか抜けず部屋が臭くなったり、塗装は大変というイメージを強く持ちました。
そこで、今回はなるべく簡単で匂いも弱く色もいい塗料を探してBriWaxにたどり着きました。
BriWaxはとにかく簡単で、塗料を布にとってガシガシ拭くだけです。
こんな感じで用意して

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あとは軍手して布に塗料をとって拭けば

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こんな感じにムラなく綺麗に仕上がります。コツもなく本当に拭いただけです。乾くのも早く、この写真は2度塗りしてますが、なんと半日で全てが終わっています。その日のうちに部屋に持ち込んでも匂いは気になりませんでした。画期的です。

組み立てる

ダボ継ぎで組み立てますが、初号機では精度が悪く天板と支柱の間が少し浮いていました。

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この浮きとダボが細かったことが原因で初号機は一度ダボが折れてしまいました。浮いた原因は穴がまっすぐ開いておらず、ダボが奥まで入らなかったためでした。今回はそんなことにならないようにドリルガイドを買いました。

これがとても便利で、簡単にまっすぐ穴を開けることができます。
まず、付属のポンチで印に凹みをつけます。
次に透明なドリルガイド本体の位置を決めるためにポンチを先ほどの凹みに合わせます。この状態でガイドを養生でもなんでも良いですが固定します。あとはガイドに合わせてドリルで穴を開けるだけです。とっても簡単。
上記のキットならビットの大きさも6種類対応しているので便利だと思います。

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そして綺麗に穴をあけるためにドリルビットも買い直しました。

初めてのF型ビット!!
止めたいところでピタッと止まるのでダボの穴あけに適したビットだそうです。通常のドリルビットと比べるとこんな感じ。

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かっこいい。めっちゃカッコいいですね。見惚れてしまいました。
先端が尖っており、断面が平らではなく三角の形に空いていくので、ダボ穴に流し込むボンドの逃げにもなって良いそうです。

さらにさらに今回はセンターポンチも使いました。

私がどんなに慎重に正確に罫書いても絶対にズレると思い買いました。穴の位置のズレは精度に関わりますからね。
これも使い方は簡単で、天板に開けた穴にセンターポンチを入れて、組み合わせたい支柱を上に置いて強く押すことで穴あけの目標の凹みを作るだけです。これで穴の位置が正確に合います。なんと賢い道具なんだ。

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あとはガシガシ穴を開けていけばこんな感じで仕上がります。

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あとはボンドを流し込んでダボを差し込んで天板と支柱を組み合わせれば

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完成です!

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継ぎ目もバッチリですね。大満足。

まとめ

スピーカースタンド 二号機を作りました。塗装も綺麗に仕上がったし継ぎ目の精度も上がってるし大満足の仕上がりになりました。
ダボ継ぎの精度が上がったことが一番の嬉しいポイントですが、BriWaxでの塗装もとても良い経験になりました。個人的には塗装が大きな障壁になっていたので、DIYに取り組む敷居が下がりました。次は何を作ろうかなと家を見回しています。BriWax本当にすごい。
最後に完成したスピーカースタンド が設置された様子です。とても良い。自分の手でこだわって作ったものが生活の中にあると気分が高まります。DIYって良いですね。

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