Kyashデザイナーチームでnoteをはじめました
このたび株式会社Kyashのデザイナーチームでnoteをはじめることにしました。
もしかしたらnoteを読んでいる皆さんは「Kyash」というアプリ(*1)を耳にしたことがあるかもしれません。それを開発している会社です。
簡単にですが、最初に我々が何者かということについて話をさせていただきます。
Kyashは「新しいお金の文化を創る」ことをビジョンに掲げ、消費者向けにウォレットアプリ「Kyash」を、提携企業向けにカード発行プラットフォーム「Kyash Direct」を展開するFintechスタートアップです。
そして、アプリ「Kyash」は、Kyash Visaカードとセットで使うことで、日常的なお買い物におけるスムーズかつ透明性のあるキャッシュレス体験を提供しています。
今後は日常の決済だけでなく、送金を皮切りに、今までは銀行が提供してきた機能をモバイルにより手元で操作、管理できる体験を目指しています。
特に金融に馴染みの薄い若い世代に対して、Kyashを使うことで正しいお金との付き合い方を身に付け、お金に対する障害を取り払って生活を豊かにしていける存在を目指しています。
Kyashのデザイナーとは
Kyashのデザインチームについても少しだけ紹介をさせてください。Kyashのデザインチームはウォレットアプリ「Kyash」とカード発行プラットフォーム「Kyash Direct」の2つの事業に関わり、主に3つの役割を担っています。
1.サービスデザイン
Kyashの目指すビジョンや、それを実現するためのビジネスや市場の制約を整理し、Kyashの存在意義や世の中への提供価値を社内外に分かりやすく伝える役割
2.プロダクトデザイン
事業戦略とユーザーの接点からプロダクトの機能要件を立案し、アプリの情報・画面デザインやインタラクションデザインを行い、開発に繋げる役割
3.コミュニケーションデザイン
事業戦略と見込み顧客の接点からプロダクトの訴求要件を立案し、Webの情報・画面デザインや各種クリエイティブデザインを行い、マーケティングやコーポレートブランディングに繋げる役割
このように、チームでサービス全体の企画、設計機能を担っています。
なぜnoteをはじめたか
サービスの開発に勤しんでいると起こりがちないくつかの出来事に対して、事前に改善策を立てたかったためです。たとえば、以下のようなこと。
1. チームでのインプット・アウトプットの習慣が減りがち
Kyashデザイナーチーム現在(2020年3月時点)のメンバーはそれぞれが異なるバックグラウンドを持っています。
そのため持っている情報がお互いの学びになる可能性がある反面、親和性が低い場合もあります。
また、ポジションによって向き合う業務が異なるので、忙しくなると情報をシェアすることでの発見や「へー!」「そうなんだ!」といった仲間としての交流が減るのではないかと思いました。
そこでnoteを運営することで「インプット→アウトプット」を習慣化し、チームの知識集合体を作りつつ、対外的な情報発信を行うことにしました。
2. タイミングを失いがち
ブログを書くことが毎日の業務ではありません。
日々サービスのために頭を使う一方で、チームブログをやらずにいればいるほど「今じゃないな」となることに危機感を覚えました。
noteを始めることで、自由な考え方と「やってないから、やろう!」のノリを大事にしたいと思ったことも理由です。
3. 利益やユーザーに対するアクションでないことの優先順位が下がりがち
前項にも通ずることですが、サービスのグロースを考える場合、デザイナーのブログはほぼ無関係である可能性が高いでしょう。
なのでデザイナーチームがブログをやらない会社があることも十分納得できます。
ですが、デザインチームがブログをやることで、影響力を獲得していくことや、他の方にとってためになる情報を発信していることは、事業貢献であるとも考え、noteを初めてみることにしました。
では、Kyashデザイナーチームのnoteではどんなことを書くのか
・Kyashの事業思想やブランディングに関すること
・Kyashのアプリデザイン(UIやUX)のこと
・KyashのWebやその他のクリエイティブのこと
Kyashデザインチームのメンバーの経験やそれぞれの目線で、Kyashのサービスについての様々なことを書いていく予定です。
おわりに
Kyashとデザイナーチームについて、チームだからこそ起こりうる課題について、今後のnote運営についてを書きました。
不定期ですがなるべく更新を行いますので、目に止まった際はご一読ください。なにか発見があれば幸いです!
そして最後に、Kyashのビジョンは決済や金融にとどまらず、これからの世に生きる人々のライフスタイルをより良くしていく活動だと信じています。
しかし、その実現にはまだまだ多くの仲間を必要としています。
これからデザインチームが発信するnoteを見て私たちの活動に共感してくれる方がいれば是非お気軽に話を聞きに来ていただけると幸いです。
Cover Image : Photo by Hannah Olinger on Unsplash
*1
アプリ「Kyash」
Kyash Visaカードとセットで使うことで、日常的なお買い物におけるスムーズかつ透明性のあるキャッシュレス体験を提供しています。
今後は日常の決済だけでなく、送金を皮切りに、今までは銀行が提供してきた機能をモバイルにより手元で操作、管理できる体験を目指しています。
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