僕らのできること
今私は障害者の就労施設を運営していますが、ベースは作業療法士というリハビリ職です。
前々から思っていたこととして、病院などの医療機関のみならず地域に出ていくことに興味があったわけですが、さて僕らに何ができるかと四六時中考えていました。
現在の障害者の就労施設も一つ地域に出る事の目的でもあったのですが、これらは既存のサービス(医療・介護・福祉サービス)の上で成り立っているものであり、もちろん良い面もあれば悪い面もある。
制度内と制度外の狭間のゾーンがあるわけですよね。
サービスを利用したいけど、サービス対象に該当しない。でも何らかの支援やサポートが必要だ。って方、病院勤務の時も数名見かけたことがありますし、現在もたまに見かけます。
僕らに何ができるのか。
四六時中考えていてもしょうがないのでリハビリテーション専門職を中心としたボランティアグループ(プロボノ)を創ることとしました。
社会的価値を見出すためには、もちろんすべてを無料で行うことは私はあまり良くないと思っている。何らかの対価というかお金の流れが生まれなくては、提供する側の質は担保されないと思うからです。質の良いものを提供しそれを認知してもらう。その対価にお金が発生するというものを現状のサービスとはまた異なる形で見出していきたいな。
最近は自費リハビリなどを経営する療法士も徐々に増えてきてますよね。
僕らにできることは何なのか?明確なものは未熟な私はまだわかりませんが、見出してくためにも今年は動いていこうと思います。