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【タスク管理のはなし】快適な温度感を見つけよう
毎日やることを決めすぎると、苦しくなる。
だからといって、何も決めないのでは、ダラダラするのが人間で、
その塩梅がどうにも難しかったりします。
どのくらい頑張って、どのくらい手を抜くのか。
今日はそんな温度感、タスク管理のおはなしです。
▶︎脳の気分に従う
▷創造スイッチON時は自由にやらせておく
私はなぜか夜になると創造的になるらしく、急に書きたいことが溢れてきて一瞬にして下書きがいっぱい増えてしまうんです。
この癖はほんとうに、いつまでたっても治らないので、結構困ってます。
でも、この”書きたい”ときに書いたものは、後から自分で読み返しても言いたいことが綺麗にまとまっていて、かつ、書いているわたし本人が、楽しいんですよね。
アイデアが次から次へと出てくるのは内容だけではなく、細かい言い回しや題名とかまで思いついてしまうんです。
私はこの時間と感情と熱を大切にしたい。そう思っています。
だから、その時々にやること、
(たとえば…何時から何時はこれをして、何時になったらこれをして…みたいに。)を決めすぎてしまうと、
脳が「今はそんな気分じゃないんだけど」みたいに反発して、せっかくの創造力を殺してしまいます。
だから、決めすぎない、脳の気分に従う。
これが私が試行錯誤して落ち着いた温度感の一つでした。
▷創造スイッチOFF時はインプット
反対に、「これをしよう」と決めたのに、なんだか全然集中できないって時もあります。
そういった時に無理して書くとどうかというと、書いているのが苦しくて、そのうえ、超絶つまらない作品ができあがり、結局書き直す羽目になるので、そんな時は無理して書こうなんてしないほうがいい。
じゃあどうするのかというと、読書したりとか、脳がゆったり過ごせる時間の使い方をするんですね。
▶︎管理しないと逃げていく
だけど、すべてを脳の気分に従わせておくと、本当にあっち行ったりこっち行ったりして、
特に私の場合は好奇心旺盛なので、気づいたら全然違うことをやってしまいます。
だから、すべてを気分で決めるのはやっぱりあんまりいけてない。
じゃあどうするのかっていうと、ここは自分で自分を見張るしかないんですよね。
▶︎自分にとっての手本
この温度感は、やりながら、失敗しながら、試行錯誤して見つけていくしかないと思います。
人によってまちまちだから、いまここで私が「こうしたら絶対にうまくいく」なんて言えることではないんですね。
私にとって、この"やるべきこと"と"やりたいこと"の温度感としては、作家の森博嗣さんのやり方にしっくりきました。
これは人によって全然違うので「ぜひ読んでこれを実践してほしい」とかそんなこと言うつもりはないんですけれど、
ただ、いわゆるビジネス書を読みすぎて、「べき」思考に囚われすぎると苦しくなってくるだけですので、本質を見失わないでほしいとはずっと思っているんですね。
森博嗣さんの見習いたい部分はこんなところ☟
☞今やっていることは、何のためにやっていることなのかを、はっきりと理解している
☞気持ちの赴くままに動いている
☞でありつつ、今日やるべきことはしっかりタスク管理している(自分で自分の管理をしている)
第2章 「集中できない」仕事の悩みに答える で、森博嗣さんがタスク管理をどうされているのかを書かれています。
ぜひご参考に。
▶嫌々始めた公開宣言
ということで、脳の気分に振り回されながらも、短期的(1ヶ月〜1日)にやることというのはしっかり決めて、自分で自分を管理するようになりました。まずはSNSを利用して一ヶ月の目標を宣言します。
始めるまでは、「後悔宣言なんて嫌だなあ、こんなことしたくないなあ」って思っていたんですけれど、
「まあやってみないと分からない事だってあるだろう。
とりあえずやってみよう!」と思い始めてみたものです。
公開宣言ってただ単に、自分を縛り管理するものだと思っていたんですけれど、それよりも効果的だったのは、
目標を掲げているにも関わらずできないのには何か理由がある、ということに気づけたことだったんです。
目標を掲げていて、時間もあったのになぜできていないのか。
それは私の脳がやりたくないって言っているんですよね、それは続かないので、何か変えていかなければならないということになります。
そう、公開宣言には何が問題なのかが分かるというメリットがありました。
▶︎"そんなときもある"が人間の証
決めていたのに出来なかったときは、「自分はだめな人間だ」みたいになって、落ち込みます。
だから、あんまり自分を大きく見すぎないっていうのは大切です。端から期待しない方がいいんです。
自分ってそんなに完璧な人間じゃないし、そんな完璧な人間になっちゃったら人間ってあんまり面白くないですよ。
そう、人間はそんなもんです。
だから、自分にも他人にも期待なんてしない。それでもただやっていくことが大切なんです。
▶誰になんと言われようとも
頑張っている人を見ると、「自分はこんなにのんきに生きていていいのか」みたいな焦りが生まれることってありませんか?
私はありますね。
努力している人をみればみるほど、努力した方がいいと思わさせられるわけです。
で、努力することは苦しいことだから、苦しんでいない自分はダメな人間だ!みたいになってくるわけです。
だけど、この状態は、コンサマトリーな生き方を推している私としては、あまりいけてない。
なんでも苦しめばいいわけじゃないんですよ。
だって、人生は結果だけじゃない。
人生のほとんどの時間は、何かに向かう過程なんですよね。
人生は今の連続なんです。
だから、私は、誰に何と言われても、今を楽しく過ごしたい。それは大前提なんですよね。