イシューからはじめよ
仕事が出来る人ってどんな人だろう?
安宅和人さん著の「イシューからはじめよ」から学んだ、イシューを立てることの大切さについて書く。
まず、結論として、仕事が出来る人は成果が出させる人以前に、良いイシューを立てれる人だという。
イシューとは
「議論や解決されるべき問題」
「白黒つけられる問題」である。
イシューを明確にして、方向性を定めることで、やるべき仕事が明確になる。
ローコストでハイクオリティの成果を出せる。
逆に言えば、イシューが明確でなければ、方向性が分からず、無駄な仕事が増えることになる。
次に良いイシューとは
「スタンスが明確」
「非常識であること」である。
スタンスとは、立場をとるということ。
ある事象に対して、「どうするか」ではなく、「どうしたらより上がるか」というように解決の方向性を明らかにすることが大事である。
スタンスが曖昧だと、ただの調査で終わってしまう。
また、常識ではいけない理由は、常識的なことだとそもそも問題にならないからだ。
「ブランド力をあげるべきか」「コストを削減するべきか」という常識的に考えて答えが出るものをわざわざ調査しても意味がない。
今までにない非常識なことをやることで、初めてそれの成長性や実現可能性を測るための調査が必要となるのだ。
無駄に悩む前に、自分が悩んでいることが解決すべきイシューなのかどうか考える。
漠然と考えるのではなく、スタンスを明確にし、非常識な発想をする。
そして行動に移し、常に根源となるイシューを意識すること。
そうすれば、イシューからブレることなく、より効率的に仕事をすることが出来る。