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自分が嫌いだった私。

皆さんは自分のことが好きですか?嫌いですか?
前回「自分を大事にする」をテーマに記事を書きましたが、とはいえ自分が好きになることが最優先でしょ。と思い、自分嫌いで悩みに悩んだ末、この頃やっと自分のことを好きになれてきたんです。なので今回は万年自分嫌いだった私がなぜ自分を好きになれる様になったのか。好きに書いていこうと思います。

自分を嫌う原因ってなんだろう

物心着く頃には自分が嫌いでした。私の母親は3歳の時にどこかへ行ってしまい、父の実家で祖母が私を母親がわりに育ててくれたものの、気を遣う性格だからなのか、また家族に捨てられたくない恐怖からなのか幼い私は家族に気を使うばかりで心が開けず、家族全員口が上手ではなく、口数が少ないタイプだったので、ずっと私は嫌われてるんだ、生きていてもお金のかかるゴミなんだと思い込んでいました。

小学5年生頃から顔にニキビができ始め、思春期とのこともあり鏡を見るたび、ニキビが気になって気になってしまい潰してしまうのでますます悪化してしまい顔中ニキビだらけになってしまいました。そのため同級生からは「ニキビ面」だとからかわれ、鏡を見るのも嫌になってしまいました。今は皮膚科に通い落ち着いてきてはいますが、できるたびに異常に気になってしまうクセはとれません。顔のコンプレックスの他にも小学生の頃からいつも育ての母から出したら片づけなさいと部屋が汚いことに対して注意を受けており、言われて気をつけようとするも変われないことに対して「なんでこんなことも自分はできないんだろう」と掃除以外でもことあるごとに変われない自分に腹が立っては自分を責め続けてきました。

とにかく幼少期からずっとネガティブだし思い込みの拍車もかかって、自分のことが好きになれない負のループだったんだな、と今になっては思います。

家族はただ「好きだよ〜」とか軽く言えないタイプだっただけで、口数が少ない人の方が想いが強い人の方が多いなと自分なりの気づきもあり今では家族と仲良しなのですが、幼少期の私はただ勘違いしてただけなんですよね。自分の世界は自分が作ってるとよく聞きますが、この一件を見ても本当にその通りだなと思います。
ただの勘違い自分が嫌いなど根深い問題へと繋がっていく。問題って原因って一つじゃなかったりするのって芋蔓式にいろんな原因があったりする勘違いだと気付けば世界は輝くのに。勘違いは自分の世界を180度変えることや、自分の考えは全て正しくないこと。今もなお勘違いしやすい性格ですが少しづつましにはなってきたかなと自分では思います。

この点を踏まえて、自分を嫌いになる原因私なりの打開策です

  1. 人と周りを比べて落ち込んでないか

  2. 自分の考えは思い込みなのではないか?(広い目線でみると思い込みの可能性はないか)

  3. 人間は完璧ではないのに自分を責めすぎてはないか?

「美」はワールドワイドである
1.について。例えば「美」について。顔やスタイルを自分の周りや、芸能人と比べて落ち込んでないか。私もよくニキビ肌で悩んでいたので周りの肌が綺麗な子たちと自分を比べては落ち込んでいました。けどある時思ったんです。視野を広く持てば、どんな顔でもどこかしらの国ではモテるんじゃ?世界は広いので、どんな顔でもモテる国はある。てか誰が美の基準決めてんだろ?とも思いました。人の「美」の基準なんて時代によっても人によってもそれぞれで、平安時代の美人なんてみんな眉まろやし。顔の美しさよりも心の美しさの方が重要視してくれる男性の方が生涯連れそうなら最高やん!と半ば強引にも開き直ることができ、一時期整形しようと悩んでいましたが、それよりも心を磨いて素敵な男性をゲットするぞ!その人から「かわいい」っていってもらえたらそれでいい。と腑に落ちました。

自分の考えを信じすぎるのも危険
2.について。自分を信じすぎるのも、勘違いだった場合など悪い方向に働くと自分の世界を悪くしたり自分が苦しむことになるので、私がとった対策は「この人の考えは正しい」と思える信頼できる人によく質問をしました。例えば顔の毛穴が広がって気になるので、思い切って「毛穴見える?」と聞いてみたところ、「何も気にならない」と自分が思い悩んでることでも、全員じゃないとしても、人にとっては気にもとらないことがあると思え、色々気になることが気にならなくなっていきました。

完璧な人はこの世に誰一人いない
3.について。アダムとイブが間違いを起こしてしまった様に人間は不完全なんだと強く意識する様になったのも、自分を好きになる第一歩だったかもしれません。人間がなぜ不完全にできてるんだろとうと考えた結果、人という字が支え合うようにできてる様に(金八先生か)人と人が支え合う為なのかなと思いました。完璧だったら一人で生きていけますもんね。「こんなこともできない」と自分を責め続けたままだと自分を好きになんてなれないし、自分を甘やかしすぎるのはよくないかもしれないけけど、どんな不完全な自分も許していくことが大事だと思います。

「言っていることではなく行動がその人の全て」

この言葉に出会って、私が自分を好きになっていく上で最も重要なポイントだったのが自分を好きになれるような行動をすること。でした。小さいことでいえば、薬をもらっても飲むのを忘れてしまうので、もらった薬を忘れずにちゃんと飲むとか。髪を乾かすのが面倒で自然乾燥派でしたが、ちゃんとダライヤーで髪を乾かすとか。いきなり大きく行動を変えるのって難しいことだと思うので小さいことでも、出来ることを続けていけばそれは大きい一歩だと思います。いくら大事なことに気付いて考え方が変わっても、自分を嫌いになる行動を続けたらそこで矛盾が生まれ、自分を好きになることは難しい

私なりの自分を好きになれる行動

  • 時間を忘れてしまえるくらいの趣味を見つける

  • 帰り道も心がぽかぽかするような人と会う

  • 人助けなどいいことをする

  • 人から褒めてもらう

  • 温泉に行ったり美容室に行ったり自分を愛でる

電車で席を譲るとかって、自分自身「何善人ぶってんだよ」って思われないか?と思ってしまったり、恥ずかしかったりしたりもしましたが100パーセント白の善人なんてこの世に存在しない。誰しも悪いことを考えてみたり、誘惑に負け行動に移しかけたりすることも必ずあるのではないか。逆を返すと100パーセント黒の悪人もいないんじゃないか。悪人の中にも家族に対しては優しい人がいたり。人は黒や白の割合が大きいか低いかでできていルだけ。こんなことを思う様になってからは、ま、行動がその人の全てなら自身がどう思っていようが、他人から善人と思われてもいいや。とあっけらかんと思える様になりました。

昔恩師に言われた言葉で今もなお心に残り続けている言葉があります。覚えてないほど昔に言われた言葉でずっと忘れられないのって、自分に必要だからこそ無意識に覚えてるのかも。

自分を大切にできなきゃ、誰のことも幸せになんてできないよ。

自分嫌いの私が自分を好きになるために色々向き合ったことを書かせていただきましたが、自分を好きになれた一番大きかったキッカケは、大切な人から「愛」をいただけたことです。私はこんなに素敵な人から愛されているんだ。と強く思った時に生まれてはじめて大きな自信に繋がることができました。そう思わせてくれた方には本当に感謝しています。
自分に自信がある時は人生が輝いて見えたり、自分に自信がない故に相手を信じられなくなってしまったり。大切な人の笑顔のためにも自分を好きになって楽しい人生を歩んでいきたいです。

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