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ブービーの味噌作り

2023年2月12日

ゆっくりと寝床をはい出した朝、薪ストーブの上には大鍋がかけられ、2㎏の大豆が入っていました。愛棒(相棒)の味噌作りが始まっていました。今年購入した大豆は、なかなか柔らかくならないと言って、4時間ほど薪ストーブの上で煮ていました。その間、薪割り爺さんは、写真整理をしながら、豆の煮える臭いを嗅ぎ、子供のころの味噌作りを懐かしく思い出していました。
柔らかくなった大豆をつぶし、麹と種味噌を混ぜ合わせて丸め、瓶の中にいれて熟成です。老人が不足気味になりがちなタンパク質を、この味噌汁から吸収できると思うとありがたいです。

(写真・8321・8324・8327)

午後は愛棒と歩きに出かけました。我が家の前の山道添えでは、鹿に食べられたと思われる、アオキが沢山ありました。日当たりの良い場所に出ると汗が滲み出し、上着を脱ぎ、シャッツ1枚で歩く暖かさでした。フキノトウを確認したり、オオイヌノフグリの花を見つけたりと、春を感じました。河岸段丘の上の道を歩いていた時です。下から雄のヤマアカガエルの大合唱が聞こえてきました。産卵の時期です。これらのカエルの卵が、オゾンホールから降り注いだ紫外線によって死滅してしまう報告が、過去に多々ありました。世界中がフロンガス規制に取り組んだことで、オゾンホールが小さくなり閉じられてくると言うニュウスも流れました。プラスチックや温暖化や砂の地球規模の問題は、人によっておこった問題なので、オゾンホールのように人によって解決が可能だと言うのです。スギ・ヒノキなどの花粉症も、極小地域ではありますが、薪割り爺さんを含め、冬の寒さから解き放される春に、これほどまでに辛い思いしなければならない人も大勢です。人によって植林されたスギ・ヒノキです。植林が悪いと言いたいのではなく、その度合いを考えることと思うのです。谷筋の湿気の多い所には、スギが植林され、中腹はどんぐり類の広葉樹林帯が有り、乾燥しやすい尾根には松や檜と言うようなイメージです。このことで、植物も昆虫も両生類も野鳥も哺乳類も、命をつなぎ続けられる、多様性が生み出されるのではないでしょうか。
 
追:週末には、清里の「森よう」でかけて、写真を楽しみながら、子どもさんたちと触れ合ってきます。
 
 

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