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  • 薪割り爺さんのお話し

    森と共に生きる、日々のあれこれを。

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薪割り爺さんこと、篠木眞さん(シノキ)写真展 『草花の詩・十二ヶ月』 開催に向けたクラウドファンディングを開催しています!

野山の自然とこどもたちと共に生きる写真家、シノキさん(篠木 眞)のライフワーク、東京都あきる野と日の出町の里山、その四季の野草を写しとった白黒(モノクローム)銀塩印画紙による写真展『草花の詩・十二ヶ月』を開催します。 開催期間:2024年03月21日(木) 〜 2024年03月27日(水) 開催場所:東京都新宿区四谷1−7−12 日本写真会館5F ポートレートギャラリー この写真展の実現のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しています!(クラウドファン

    • 森のキャンプ:吾妻山連峰・兎平野営場にて

      2024年7月29日~8月2日 20年ぶり10回目のテント泊。二家族さんとご一緒することができた。 設備は変わっていたが、森は20年前と変わらなかった。コメツガの中に、シラビソ・ダケカンバ・アオモリトドマツ・ゴヨウマツ・などの原生林の森がそのままだった。危険木として切られていたコメツガの切株で、年輪を数えてみた。樹齢130年だった。森の中には、自然と朽ち果ててゆく樹木も有った。年輪を数えることはできないが、コメツガの切株の太さと比較をして、考え想像をしてみると、その樹齢は、

      • 秋川で川遊び

        2024年8月7~8日  Mana自然学校キャンプ事業で「秋川での川遊び」が開催された。幼児や小学生の親子が対象で、79才の薪割り爺さんも、川遊びにはしゃいできました。心地よい自然環境は、人を素直に解放してくれます。 心配はしていたが、その雨は二日間降ることなく、綺麗な水が冷たく感じる水温で、程良い水量が流れていました。赤ちゃんを抱っこして水に浸る姿や、岩から飛び降りる小学生。水に浮く20mのロープにつかまり、上流へ水面を引き上げられて、手を放して下流へ流れ下る遊びなどを

        • 2024年7月初夏。

          少年のカメラへの興味 清里の森のようちえん出会ったOO君がカメラに興味をもちました。その後時々本人が写した写真を送ってくれました。15~16才になった彼は、私の写真展にも毎回来てくれました。そして1枚の本人撮影のポストカード送られてきました。彼への私からコメントはこのようなものでした。「写真はカメラが写してくれるが、表現は人がおこなう」と。 7月10日 曇り 写真展「草花の詩・12ヶ月」を3月に終えてから、次の撮影テーマを考えていました。そして続けて草花を写すことにしま

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        薪割り爺さんこと、篠木眞さん(シノキ)写真展 『草花の詩・十二ヶ月』 開催に向けたクラウドファンディングを開催しています!

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        • 薪割り爺さんのお話し
          105本

        記事

          写真展「草花の詩・12ヶ月」の御礼

          2024年6月27日 5月と6月に清里の清泉寮自然学校の「森のようちえん」と、高知県の幼稚園へ、そして子育てサロン「ぶひぶひ」に、カメラを持って参加をしてきました。 幼少年期に自然の中で遊ぶことは、とても大切な時間で、取り戻すことのできない時間の様です。子どもさんたちのこの瞬間を撮りたいと、シャッターを押している最中に、そっちでもあっちでも、ステキな表情や仕草が現れ、撮ってもとっても撮りきれないのです。そこには、幼児といえども、自分がやってみたいことを自己決定し、行動をおこ

          写真展「草花の詩・12ヶ月」の御礼

          夏鳥のさえずり

          2024年5月20日 新緑と言ってもいろいろな色の緑色があり、若葉と言ってもいろいろな色と形の葉があります。我が家の前の小高い森は、今、まさしく、いろいろな木の種類の若葉で美しいです。まだ眠い朝早く、ぼーっとしながらカーテンを開けると、ガラス越しに緑色のグラデーションが、目を覚ましてくれます。晴れた日、朝日に照らされた時、曇りの日、雨の日と、その美しさはそれぞれです。窓を開けると、朝の冷気が部屋に流れてきます。 5月12日の朝、夏鳥のカッコウとホトトギスの、初鳴きを同時に

          夏鳥のさえずり

          薪割りの新しい筋肉/なぜ白黒写真なのか。

          2024年4月14日  薪割り爺さんが薪割りに大奮闘です。写真展の前日に、薪材が有るよと連絡があった。写真展の終了後に受け取りに行くことにした。そしてその日が来て軽トラックで3往復のコナラをもらってきた。チエンソウの手入れをして薪の長さに切っていった。さらに近くの東電変電所の高圧線の下の木が切られた。その木を薪材にもらうことにした。直径25㎝以下の桜の木が11本と、直径30㎝以上のコナラの木が6本と他である。倒された幹や枝が無造作に積まれていた。薪材にする幹の部分は一番下に

          薪割りの新しい筋肉/なぜ白黒写真なのか。

          草花、開花待ち

           3月に入りスギ花粉症がひどく辛くならないように、家にこもりました。一週間もたたないうちに、外に出られないストレスがたまりました。このストレスもなかなか辛いものでした。医者へ行って、花粉症の症状を伝え、目と鼻の薬と朝晩の飲み薬をもらってきました。 花粉症の薬は飲まないで、スギ花粉の飛散がおさまるのを、待とうと思っていましたが、薬に頼ってしまいました。  雨の日の翌日は晴の予報がでました。写真展クラウドファンテングの返礼品、草花の新作写真の撮影チャンスです。朝食前の飲み薬を

          草花、開花待ち

          雪は白く空は青く水は清く、この美しさが永遠でありますように。

          2024年2月24日 三連休に清里の森のようちえんへ行ってきました。 前日22日雨が木々で雨氷となりキラキラと光っていました。23日は雪降りで24日は快晴で25日は、また雪降りでした。「森よう」の子どもたちは、雪とツララと雪原を満喫してくれました。幼児たちの顔が分かる写真はアップできませんが、その時の風景や雨氷をアップします。   *雪は白く空は青く水は清く、この美しさが永遠でありますように。

          雪は白く空は青く水は清く、この美しさが永遠でありますように。

          「 めぐみ 」

          春の雨は 草花への めぐみ あらゆる命が めぐみをうけて 冬の眠りから 目をさます   草花の 可憐な 花々は あらたな めぐみとやさしさを あらゆる命に とどけと 咲きほこる   心にとどいた めぐみとやさしさは 形をかえながら まわりめぐり つづける  めぐみとやさしさに 満ちあふれた   心と心が つながるとき 生まれるのは 心と心が つながるとき 生まれるのは 愛と平和 愛と平和 愛と平和

          2024年1月、2月、雪の日。

          割れない薪 数年前にコナラの木を薪にしました。その時に、割ることのできない部位がありました。幹から横枝が伸びたところです。幹の筋に横枝の筋が食い込んでいるからです。数年間の乾燥時期を経て、今回割ってみました。横枝の筋は立てには割れませんでした。他は簡単に割れました。おかげで室内は、もったいないほどの暖かさです。薪材提供の情報が入りました。樹種も太さも量も分かりません。当日その場でどのようにするかを考えます。軽トラック積み込み、自宅に運びます。 *薪割りボランティア募集:危険

          2024年1月、2月、雪の日。

          2024年、新年の森遊び

          元日に「新年 あけまして おめでとう ございます」と、大声で言えない、能登半島の大地震。写真展どころではないだろうと、思うところもあります。が、24時間の日々の流れの中で生きているのも事実です。   正月明けの三連休に、清里での森遊びに出かけました。集合時間前に、ツララを見たいと川俣渓谷に下りていきました。ツララはどこにもありませんでした。吐竜の滝を、カメラのシャッタースピードを変えて、楽しんできました。 森の中を、自然学校のレンジャーさんに、案内してもらいながら、皆で楽

          2024年、新年の森遊び

          2023年秋から年末の森遊び

          2023年11月〜12月 11月・12月となにかと忙しくしておりました。 清里の森のようちえん クラッチを踏みギヤを入れ替えながらの、高速道路の渋滞を走るのが、やたらと疲れを感じるようになりました。早朝に日の出町を出発し、長坂で高速を降りました。その近くの知人のお店で朝食を取ることにしました。8時オープンまでの待ち時間に「ブラカメラ」を楽しみました。 ① 青空に柿の実は、背景の電柱と電線をどうするかと、逆光は立体感が出るが、柿の実の色が暗くなってしまうことなどを考慮し

          2023年秋から年末の森遊び

          季節が変わる時

          2023年10月27日 我が家のまわりで野鳥に変化が現れます。「モズがテレビのアンテナで鳴いている」キーキーと縄張り宣言をしています。時々地面に下りてきて、虫を食べているようです。ジョウビタキもやってきて「カッカッ・ヒィヒィ」と鳴いています。今年も来たかと、ほっとするような安心感があります。寝床から見える、モミジ・コナラ・ミズキ・カキ・ヤマボウシの葉が、それぞれの場所でそれぞれの色の変化を始めました。  美味しく食べた、ゴーヤ・ナス・ピーマンなど畑の夏野菜を片付けて、春に食

          季節が変わる時

          夏の終わりとマツムシソウ

          2023年9月〜10月 9月の連休に清泉寮自然学校に出かけてきました。5家族と一緒に2泊3日をカメラ持って楽しんできました。6人の子どもさんたちに自然学校のレンジャー「ミケ」さんと「ぶびー」さんと「薪割り爺さん」の3人の大人が付き添いました。今回は五感で自然を楽しむことを共通認識として、プログラムの打ち合わせがあり具体化されました。アキノキリンソウやマツムシソウを始め、暑い清里高原でしたが、秋に咲く花を観ることができました。一人の子どもさんが、可愛とマツムシソウを見た瞬間に

          夏の終わりとマツムシソウ

          涼を求めて。夏の思い出さまざま

          2023年7月31日 前日に「涼を求めて」のガイド役を担ってきました。参加人数16名と愛棒と、金剛の滝を目指しました。 以前から続いている「里山を楽しむ・ハルリンドウの会」の主催です。昨年の金剛の滝がとても良かったと今年も金剛の滝に行くことになったようです。雨の降らない日が続いているので、水量が心配でしたが、少ないもののまずまずでした。(写真) 猛暑が続いたので、滝の水はそれほど「冷たい」と感じるほどではありませんでした。けど、汗を流して歩いた後の滝つぼの水は、心身ともす

          涼を求めて。夏の思い出さまざま