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「理想」の取り扱い説明書/理想という言葉の正体

まず結論から書きます。

「理想とは、自分1人で達成出来る事のみの
ビジョンとして使うべき物であり、
家族、友人、恋人、妻夫、子供などの
自分以外の人が居る物事においては
一切捨てるべき観念である」

※観念とは...
人が物事に対して抱く主観的(自己中心の)考えのこと
(辞書参照)


みんな誰しも多かれ少なかれ

理想を持つ事はあると思う。

そしてそれは当然、悪いことではないと思う。

ただそこに縛られてしまい
身動きが取れなくなるほど
がんじがらめになってしまう事が
少なくないとゆうのも現実としてある。

またよく一般的に言われる様に

「理想を人に押し付ける」

であったり

「理想にはまだまだなんだ」

とそこに囚われ過ぎてしまい

結果として後から

本当にその時やその場にあった
「有難いこと」が見えておらず
「手に入れられた現実」を失い
それによってまた更に
「理想にすがりつき過ぎてしまったり」もする

そしてその理想の代表格ともなるターゲットが
実は対人関係やその中にある。

いい学校行って

いい会社入って

とか

将来はYouTuberになって
ヒカキンみたいに
たくさんお金を稼いで

とか

結婚したら

こんなお家に住んで

クルマ買って

お休みには食事して

家族が出来たら

こうして、

あれして、

こうで、

こうで、

こうで、こうで、こうで、こうで、

.......

正に、理想のスペシャリストさん。

まったく実は地に足がついてなくて
現実、目の前が見えていない事だったりする。

そしてここに縛られ過ぎてしまうと
人生はうまくいかない方向にばかり進む

そして

何故かうまくいかない

うまくいかない

と辛い現実が重なったり

失敗体験ばかりを重ねてしまったりする

なぜこうなるかと言えば

目の前の現実をちゃんと見ているつもりで

実は理想しか見えていないから。

つまり理想の正体とゆうのはその実


「単なるエゴや執着、依存の対象」

だったりするとゆうのが本質としてあると気づいた。

例えば

いつまで経っても仕事が決まらない

いつまで経っても彼女彼氏が出来ない

結婚できない

と悩んでいる人も多いが

大体詳しく話を聞いてみたりすると

何かしらの理想が強過ぎたり

理想が多過ぎたりして

理想を語る事だけがどんどんと
スペシャリストになっていたりする。

しかし現実には

面接に落ちてばかりだったり

そもそも働く意欲が見えなかったり

そもそも彼女彼氏をつくる行動をしていなかったり


結婚する前にそもそも
結婚に対する理想が強すぎて
自分の決めた相手とのコミュニケーションが
十分でなかったりする

また上手くいかないとゆう現実の比較対象が

常にその理想と比較している事。


ここですっかり恒例の、言葉の語源。

「理想」とゆう言葉の意味(ベース)は

現実化できる究極と、現実化不可能な究極とが合わさり
満足できない人間の理性と感情を満足させてくれるもの

とゆうことらしい。辞典によると。

つまり先ほど自論として書いたが
この言葉の語源にも即している気がする。

そして理想とゆう文字は

「想い」とゆう字に、
「理」は収めるとゆう意味を持つため
そのままその通り、想いを収めるとゆうこと。

つまりはやはり、人に向けるものではなく
自分1人の想いとして収めるもの、とゆうこと。

ここで最後に幾つかの例を挙げて終わろうと思う

例えば、テレビで見ない日がないタレントで
仕事は選ばないと言っている方が居る。
その代表格は今だと有吉弘行さん。
有吉さんは語る。
8年近く仕事が無く生き地獄の様だった。
だから仕事がある事自体の有り難みが身に染みる。
今やお笑い芸人としての気質そのまま
バラエティスターとして凄まじい活躍をされている。

その他で言えば世界記録を幾つも更新し
現役選手として45歳までメジャーリーグで活躍した
イチロー選手。
彼はとにかくバッターとしてヒットを打つ事
そして野手として点を取られない事
その自身の仕事をケガなく続けていく事
それ以外はこだわりは持たないと語り
人とのコミュニケーションもとても柔軟に図り
強い人間力を持って世界で今も愛され続けている。

この彼らの成功はまさしく

自身の身1つで達成出来ること

周囲との関わりの中で達成されるもの

の違いとゆう事、本質とゆうものを

身を持って理解しているとゆう事では無いだろうか。

そんな風に感じた。

今回も結局のところ
向けるべきベクトルや理想の現実化は
あくまで個人完結とゆうことに気づいた。

もし今、何か人と関わる事の中に
高すぎる理想などを持ってしまっていて
身動きが取れない方が居たりされたら
それをやめたいな、からでもいいし
手放していくように向き合っていくと
恐らく色々と楽になる気がする。

つまりは、自分と自分以外の人。

とゆう完全な線引き、切り分け。

ただここを進めてくとまたいつもの
自分を認めてあげることや
自分をまず大切にすることに
フォーカスが向く気もするけど。

おわり


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